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きん‐きんちょうせい‐ジストロフィー‐しょう【筋緊張性ジストロフィー症】‥チヤウ‥シヤウ🔗🔉

きん‐きんちょうせい‐ジストロフィー‐しょう筋緊張性ジストロフィー症‥チヤウ‥シヤウ (myotonic dystrophy)常染色体優性の遺伝疾患で、四肢・舌の筋強直現象と顔面・頸・上下肢の筋萎縮と脱力が主徴で糖尿病や内分泌異常を伴う。徐々に進行する。筋強直性ジストロフィー症。

きん‐し【近視】🔗🔉

きん‐し近視】 (myopia)眼の水晶体の焦点距離が短すぎる、あるいは網膜に至る距離が長すぎるため、遠方の物体が網膜より前方に像を結び、そのため鮮明に物を見ることができないこと。凹レンズによって矯正。近視眼。近眼。ちかめ。↔遠視。 ⇒きんし‐がん【近視眼】 ⇒きんしがん‐てき【近視眼的】

きん‐せつ【筋節】🔗🔉

きん‐せつ筋節】 ①(myotome)脊椎動物の胚の体節の一部で、将来筋肉を作る原基。筋板。 ②(sarcomere)横紋筋の筋原繊維を構成する1単位。サルコメア。

けっかく‐きん【結核菌】🔗🔉

けっかく‐きん結核菌】 (Mycobacterium tuberculosis ラテン)結核症の病原体。グラム陽性の細長い桿菌。抗酸菌。種々の菌型のうちヒト型とウシ型が人の結核症を起こす。1882年コッホが発見。 ⇒けっ‐かく【結核】

しせるたましい【死せる魂】‥タマシヒ🔗🔉

しせるたましい死せる魂‥タマシヒ (Myortvye dushi ロシア)ゴーゴリの最後の長編小説。1842年刊。戸籍上ではまだ生きている死んだ農奴(ロシア語で「魂」は「農奴」の意味にもなる)を買い集めるいかさま師チチコフの旅を通じて、地主たちの奇怪な姿を風刺的に描く。

しんぴ‐しゅぎ【神秘主義】🔗🔉

しんぴ‐しゅぎ神秘主義】 (mysticism)神・絶対者・存在そのものなど究極の実在になんらかの仕方で帰一融合できるという哲学・宗教上の立場。東洋ではインドのヨーガ、中国の道教・密教、イスラムのスーフィズム、西洋ではプロティノスに始まり、新プラトン学派、エックハルト・ベーメらのドイツ神秘主義、現代ではハイデガーなどが代表的。→エクスタシー1⇒しん‐ぴ【神秘】

しん‐わ【神話】🔗🔉

しん‐わ神話】 ①(myth)現実の生活とそれをとりまく世界の事物の起源や存在論的な意味を象徴的に説く説話。神をはじめとする超自然的存在や文化英雄による原初の創造的な出来事・行為によって展開され、社会の価値・規範とそれとの葛藤を主題とする。森鴎外、かのやうに「今の教育を受けて、―と歴史とを一つにして考へてゐることは出来まい」→ミュトス。 ②比喩的に、根拠もないのに、絶対的なものと信じられている事柄。「―が崩れる」 ⇒しんわ‐がく【神話学】 ⇒しんわ‐ひひょう【神話批評】

しんわ‐がく【神話学】🔗🔉

しんわ‐がく神話学】 (mythology)神話の起源・成立・発展・分布・機能などを研究する学問。特に19世紀以来、比較神話学の名称のもとに発展。 ⇒しん‐わ【神話】

しんわ‐ひひょう【神話批評】‥ヒヤウ🔗🔉

しんわ‐ひひょう神話批評‥ヒヤウ (myth criticism)カナダの文学研究者フライ(Northrop Frye1912〜1991)に始まる批評理論。文学作品を聖書やギリシア・ローマ神話と関連づけて分析する。 ⇒しん‐わ【神話】

すいり‐しょうせつ【推理小説】‥セウ‥🔗🔉

すいり‐しょうせつ推理小説‥セウ‥ (mystery; mystery story)犯罪事件、特に殺人事件の犯人、犯罪の方法・動機などにまつわる謎を論理的に推理・解明するところに興味の重点がある小説。ポーの「モルグ街の殺人」が早い例。探偵小説。ミステリー。 ⇒すい‐り【推理】

せいし‐げき【聖史劇】🔗🔉

せいし‐げき聖史劇】 (mystère フランス)(「神秘劇」は誤訳)フランスを中心に中世末期のヨーロッパに流行した宗教劇。一般に旧約・新約聖書から広く題材を取り、キリストの受難・復活へと筋を盛り上げる。聖者の生涯などにも取材。多くは膨大な登場人物・上演日数を要し、その上演は都市を挙げての大行事だった。

マイ【my】🔗🔉

マイmy】 「私の」の意。「―‐カー」「―‐ホーム」

マイ‐ウェイ【my way】🔗🔉

マイ‐ウェイmy way】 自分の望む通りのやり方。我が道。→ゴーイング‐マイ‐ウェイ

マイ‐カー🔗🔉

マイ‐カー (和製語my car)自家用車。「―通勤」

マイコトキシン【mycotoxin】🔗🔉

マイコトキシンmycotoxin】 かびの産生する有毒物質の総称。食中毒・肝障害などの原因となり、アフラトキシンなど一部は強い発癌性を持つ。真菌毒素。

マイコプラスマ【mycoplasma】🔗🔉

マイコプラスマmycoplasma】 細胞壁を欠く極めて小さな細菌。大きさはウイルス程度。無細胞培地で増殖する。人・動物および植物に病原性を持つものもある。 ⇒マイコプラスマ‐はいえん【マイコプラスマ肺炎】

マイソール【Mysore】🔗🔉

マイソールMysore】 インド南部、カルナータカ州の都市。マイスール。人口78万7千(2001)。 ⇒マイソール‐おうこく【マイソール王国】 ⇒マイソール‐せんそう【マイソール戦争】

マイ‐ブーム🔗🔉

マイ‐ブーム (和製語my boom)世間の流行(ブーム)とは関係なく、個人的に熱中していることがら。

マイ‐フェア‐レディ【My Fair Lady】🔗🔉

マイ‐フェア‐レディMy Fair Lady】 ブロードウェー‐ミュージカル。原作はG.B.ショーの戯曲「ピグマリオン」。作詞ラーナー(A. J. Lerner1918〜1986)、作曲ロウ(F. Loewe1901〜1988)。

マイ‐ペース🔗🔉

マイ‐ペース (和製語my pace)自分の自由な進度で仕事などを行うこと。「彼は万事―だ」

マイ‐ホーム🔗🔉

マイ‐ホーム (和製語my home) ①借家に対して、持ち家。 ②自分の家庭。「―主義」

マレーシア【Malaysia】🔗🔉

マレーシアMalaysia】 マレー半島南部とボルネオ(カリマンタン)島北部から成る国。1963年マラヤ連邦・シンガポールおよびサラ・サラワクが合併して建国。65年シンガポールが分離・独立。立憲君主制。マレー人と華人が人口の大部分を占める。面積33万平方キロメートル。人口2558万(2004)。首都クアラ‐ルンプール。→マラヤ連邦→東南アジア(図)

ミエリン【myelin】🔗🔉

ミエリンmyelin】 〔生〕髄鞘ずいしょうの構成物質。リン脂質などが水との間に特殊な膜構造(ミエリン構造)をとり、強い屈光性を示す。髄鞘そのものをもいう。

ミエローマ【myeloma】🔗🔉

ミエローマmyeloma】 主として骨髄に原発する形質細胞性悪性腫瘍。大部分は多発性。血中に骨髄性蛋白(ミエローマ蛋白)が認められ、尿中に抗体蛋白の断片を排泄する。骨破壊を伴う。骨髄腫。

ミオクローヌス【myoclonus】🔗🔉

ミオクローヌスmyoclonus】 一つまたは多くの筋の瞬間的な不随意の収縮。脳の変性・炎症・無酸素症、ミトコンドリア脳筋症、クロイツフェルト‐ヤコブ病などで見られる。

ミオグロビン【myoglobin】🔗🔉

ミオグロビンmyoglobin】 筋肉中に存在するヘモグロビンに類似の蛋白質。筋肉中に酸素を供給する。

ミオシン【myosin】🔗🔉

ミオシンmyosin】 筋肉を構成する主要な蛋白質。棒状の構造で、アクチンとともに、アクトミオシンと呼ばれる構造体を作る。ATP分解酵素の働きがあり、ATPの分解によるエネルギーを用いてアクチンとすべり合うことで、筋原繊維の収縮が起こる(すべり説)。

ミスティシズム【mysticism】🔗🔉

ミスティシズムmysticism(→)神秘主義

ミスティック【mystic】🔗🔉

ミスティックmystic】 神秘的。

ミステリアス【mysterious】🔗🔉

ミステリアスmysterious】 神秘的なさま。不可解であるさま。「―な事件」

ミステリー【mystery】🔗🔉

ミステリーmystery】 ①神秘。不思議。霊妙。 ②聖史劇。 ③推理小説。

ミソロジー【mythology】🔗🔉

ミソロジーmythology】 神話。神話学。→ミュトス

ミトス【mythos ギリシア】🔗🔉

ミトスmythos ギリシア⇒ミュトス

ミャンマー【Myanmar】🔗🔉

ミャンマーMyanmar】 東南アジア大陸部の西部にある連邦国家。11〜13世紀パガン朝が栄え、19世紀イギリスの支配下に入ったが、1948年ビルマ連邦として独立。89年現名に改称。住民はビルマ人を主とし少数民族も多い。大半は仏教を信奉。面積67万6000平方キロメートル。人口4640万(1997)。首都ネピドー。→東南アジア(図) ラングーン 撮影:田沼武能

ミュトス【mythos ギリシア】🔗🔉

ミュトスmythos ギリシア】 伝説。伝承。民族が、その生命・使命・運命を直観的・主体的に把握・表明したものとしての民族的世界観。ミトス。

ミュロン【Myrōn】🔗🔉

ミュロンMyrōn】 古代ギリシアの彫刻家。前5世紀の人。青銅彫刻を得意とし、動中静の一瞬の表現に秀でた。作「ディスコボロス(円盤を投げる人)」など。

ミリスチン‐さん【ミリスチン酸】🔗🔉

ミリスチン‐さんミリスチン酸】 (myristic acid)飽和脂肪酸の一つ。分子式CH(CH12COOH 無色の結晶。やし油などにグリセリン‐エステルとして含まれる。

ミルテ【Myrte ドイツ】🔗🔉

ミルテMyrte ドイツ】 フトモモ科の常緑低木。ヨーロッパ原産で、高さ3メートルほど。先のとがった長楕円形の葉を密に対生する。夏から秋に5弁の白花を多数つけ、長い雄しべが目立つ。ギリシア神話で神木とされ、不死の象徴とされる。ミルトス。

ミルラ【myrrha ラテン・Myrrhe ドイツ】🔗🔉

ミルラmyrrha ラテン・Myrrhe ドイツ】 主に東部アフリカおよびアラビアなどに産するカンラン科の諸植物から採集したゴム樹脂。黄色・赤色または褐色。芳香と苦味とがあり、古来香料・医薬また死体の防腐剤などに用いた。没薬もつやく

ミロナイト【mylonite】🔗🔉

ミロナイトmylonite】 断層の活動のために破砕作用をうけ、その後固結した岩石。圧砕岩。

らい‐きん【癩菌】🔗🔉

らい‐きん癩菌】 (Mycobacterium leprae ラテン)ハンセン病の病原体。レプラ菌。

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