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い‐ちょう【移調】‥テウ🔗⭐🔉
い‐ちょう【移調】‥テウ
(transposition)楽曲の形を変えずに原調から高低の異なる他の調に移すこと。
⇒いちょう‐がっき【移調楽器】
かたい‐せつ【化体説】クワ‥🔗⭐🔉
かたい‐せつ【化体説】クワ‥
〔宗〕(transubstantiation theory)ローマ‐カトリック教会のミサで、司祭の聖別の祈りによって、パンと葡萄酒の実体がキリストの肉と血に変じ(聖変化)、ただ形・色・味などの属性だけパンと葡萄酒として現れるとする教理。実体変化。
⇒か‐たい【化体】
けいしつ‐てんかん【形質転換】‥クワン🔗⭐🔉
けいしつ‐てんかん【形質転換】‥クワン
(transformation)〔生〕
①ある遺伝形質をもつ細菌や細胞(供与株)からの抽出物を、その形質をもたないもの(受容株)に与えると、受容株が供与株の形質を獲得する現象。F.グリフィスが肺炎球菌で発見。
②高等生物の細胞がウイルスの感染などによって腫瘍しゅよう細胞に似た性質を備えるようになること。または、これに類似した現象。トランスフォーメーション。
⇒けい‐しつ【形質】
せん‐おんそく【遷音速】🔗⭐🔉
せん‐おんそく【遷音速】
(transonic)気体の流れとその中にある物体との相対速度がその気体中の音速に近い時の、流れまたは物体の運動。流れの速さは、ある所では音より早く(超音速)、ある所では音より遅い(亜音速)。
せんけん‐ろん【先験論】🔗⭐🔉
せんけん‐ろん【先験論】
(transcendentalism)
①カントおよび新カント派の批判主義哲学。
②超感覚的・精神的・直覚的なものを力説するエマーソンなどの哲学。超越論。先験主義。
たどう‐し【他動詞】🔗⭐🔉
たどう‐し【他動詞】
(transitive verb)ある客体に作用を及ぼす意味をもつ動詞。目的語がないと意味が完結しない。日本語では、目的語として多く助詞「を」を添えて表す。「本を読む」の「読む」の類。↔自動詞
⇒た‐どう【他動】
チャン‐ちょう【陳朝】‥テウ🔗⭐🔉
チャン‐ちょう【陳朝】‥テウ
(Tran)ベトナムの王朝(1225〜1400)。リ(李)朝の外戚チャン=トゥド(陳守度)が女帝チェウホアン(昭皇)と結婚した甥のチャン=カイン(陳煚)を擁して始める。1257〜87年、3度のモンゴル軍の侵入を撃退し、民族的自覚が高まった。外戚の反乱により滅亡。ちんちょう。
ちょうえつ‐しゅぎ【超越主義】テウヱツ‥🔗⭐🔉
ちょうえつ‐しゅぎ【超越主義】テウヱツ‥
(transcendentalism)
①カントやフィヒテ・シェリングの先験的(超越論的)哲学をいう。先験主義。
②19世紀前半にアメリカでエマーソンを中心に起こった哲学‐宗教運動。有限な存在のうちに神的なものの内在を認める神秘的汎神論のような立場をとり、倫理的には理想主義・個人主義をとり、社会の改良に熱意を示した。超絶主義。
⇒ちょう‐えつ【超越】
ティー‐アール‐エヌ‐エー【tRNA】🔗⭐🔉
ティー‐アール‐エヌ‐エー【tRNA】
(transfer RNA)(→)転移RNAの略。
ティーシーピー‐アイピー【TCP/IP】🔗⭐🔉
ティーシーピー‐アイピー【TCP/IP】
(transmission control protocol / internet protocol)プロトコル3の一種。UNIXやインターネットに採用され、世界的に普及。HTTPやFTPなどの基盤となるもの。
てん‐しゃ【転写】🔗⭐🔉
てん‐しゃ【転写】
①文章・絵などを他のものから写しとること。「―本」
②〔生〕(transcription)DNA上の遺伝情報が、メッセンジャーRNAに写しとられる過程。遺伝情報が蛋白質の構造として形質発現する過程の第1段階。→翻訳2。
③〔言〕(transliteration)ある言語表記を、別の一般的な表記方式で書き換えること。「アラビア語をローマ字で―する」
⇒てんしゃ‐し【転写紙】
⇒てんしゃ‐せきばん【転写石版】
とうか‐そんしつ【透過損失】‥クワ‥🔗⭐🔉
とうか‐そんしつ【透過損失】‥クワ‥
(transmission loss)建物の壁や窓などの材料の遮音性能を表す指標。入射音の大きさと透過した音の大きさとの差。単位はデシベル(dB)。音響透過損失。TL
⇒とう‐か【透過】
トランキライザー【tranquilizer】🔗⭐🔉
トランキライザー【tranquilizer】
(→)精神安定剤に同じ。
トランザクション【transaction】🔗⭐🔉
トランザクション【transaction】
コンピューターで、ある作業に関連する複数の処理を一つにまとめたもの。
トランシーバー【transceiver】🔗⭐🔉
トランシーバー【transceiver】
送・受信機一体の、主として移動通信に用いる近距離用無線機。
トランジション【transition】🔗⭐🔉
トランジション【transition】
ビデオ・映画などで、シーンが変わる際の画面の切換え効果。フェード‐イン・フェード‐アウト・オーバー‐ラップなど。
トランジスター【transistor】🔗⭐🔉
トランジスター【transistor】
ゲルマニウム・ケイ素などの半導体のpn接合を利用して、増幅・発振・スイッチングの作用を行う素子。transfer of signals through resistorからの造語。極めて小型、加熱電極が不要で、必要電力は小さい。バイポーラー‐トランジスターと電界効果トランジスターの2種がある。
⇒トランジスター‐ラジオ【transistor radio】
トランジスター‐ラジオ【transistor radio】🔗⭐🔉
トランジスター‐ラジオ【transistor radio】
トランジスターなどの半導体素子を回路部品として用いたラジオ。広くは、携帯用のラジオ一般の呼称。
⇒トランジスター【transistor】
トランシット【transit】🔗⭐🔉
トランシット【transit】
水平角と鉛直角を測る器械。水平軸および鉛直軸の周囲に、自由に回転できる望遠鏡を装置したもの。陸地測量などに用いる。経緯儀と同じ構造で、やや簡略化。転鏡儀。→経緯儀
トランシット
トランジット【transit】🔗⭐🔉
トランジット【transit】
航空機で目的地へ行く途中、別の空港に一時立ち寄ること。また、別の航空機に乗り継ぐこと。
トランス【trance】🔗⭐🔉
トランス【trance】
〔心〕催眠状態などの場合に見られる、常態とは異なる精神状態。この状態では通常の意識が失われ、自動的な活動・思考が現れる。「―状態」
トランス【trans】🔗⭐🔉
トランス【trans】
(「横切って」「かなたに」の意)化学で幾何異性を規定する接頭語。→シス‐トランス異性。
⇒トランス‐しぼうさん【トランス脂肪酸】
トランスアミナーゼ【transaminase】🔗⭐🔉
トランスアミナーゼ【transaminase】
α(アルファ)‐ケト酸とアミノ酸のアミノ基の転移を触媒する酵素。そのうちAST・ALTの血中濃度は心疾患・肝疾患などの診断の指標とされる。アミノ基転移酵素。
トランスジェニック‐せいぶつ【トランスジェニック生物】🔗⭐🔉
トランスジェニック‐せいぶつ【トランスジェニック生物】
(transgenic organism)他種の生物の遺伝子を実験的に組み入れ、本来の遺伝子に変更を加えた生物。
トランスパーソナル【transpersonal】🔗⭐🔉
トランスパーソナル【transpersonal】
個人の心理を超えた領域を尊び、宗教的・霊的な次元をも含めた心の成長を目指すこと。1970年代以降、心理学・精神医学などでいう。
トランスファー【transfer】🔗⭐🔉
トランスファー【transfer】
移転。転移。
⇒トランスファー‐アール‐エヌ‐エー【transfer RNA】
⇒トランスファー‐プライス【transfer price】
⇒トランスファー‐マシン【transfer machine】
トランスファー‐アール‐エヌ‐エー【transfer RNA】🔗⭐🔉
トランスファー‐アール‐エヌ‐エー【transfer RNA】
(→)転移RNAのこと。
⇒トランスファー【transfer】
トランスファー‐プライス【transfer price】🔗⭐🔉
トランスファー‐プライス【transfer price】
(→)移転価格のこと。
⇒トランスファー【transfer】
トランスファー‐マシン【transfer machine】🔗⭐🔉
トランスファー‐マシン【transfer machine】
〔機〕工作物の加工順にしたがって専用の自動機械を配置し、自動的に工作物を送り、加工するようにした一群の装置。多数の工作物を同時に加工できる。
⇒トランスファー【transfer】
トランスフォーム‐だんそう【トランスフォーム断層】🔗⭐🔉
トランスフォーム‐だんそう【トランスフォーム断層】
(transform fault)プレート境界の一種。二つのプレートが、離れもせず接近もせず単にずれ動く場合の境界。一般の断層と区別して呼ぶ。中央海嶺や海溝で表されるプレート境界がその延長上で変形しているという意味で名づけられた。
トランスフォーム断層
中央海嶺
中央海嶺
トランスフォーメーション【transformation】🔗⭐🔉
トランスフォーメーション【transformation】
変形。変質。転換。
トランスペアレンシー【transparency】🔗⭐🔉
トランスペアレンシー【transparency】
①透明陽画。スライド。
②OHP映写用の透明シート原板。トラペン。
トランスポート【transport】🔗⭐🔉
トランスポート【transport】
輸送。
トランスポゾン【transposon】🔗⭐🔉
トランスポゾン【transposon】
染色体から染色体へ自由に移動できる、複数の遺伝子から成る転位性遺伝要素のこと。宿主に新しい表現型(薬剤耐性が有名)を与える遺伝子を持つ。細菌・ショウジョウバエなどに見出される。
トランスミッション【transmission】🔗⭐🔉
トランスミッション【transmission】
①伝導装置。
②(自動車などの)歯車式変速装置。
⇒トランスミッション‐ギア【transmission gear】
トランスミッション‐ギア【transmission gear】🔗⭐🔉
トランスミッション‐ギア【transmission gear】
自動車などの変速装置のギア。
⇒トランスミッション【transmission】
トランスヨルダン【Transjordan】🔗⭐🔉
トランスヨルダン【Transjordan】
ヨルダンの旧称。
トランスレーション【translation】🔗⭐🔉
トランスレーション【translation】
翻訳。翻訳物。
へんけい‐ぶんぽう【変形文法】‥パフ🔗⭐🔉
へんけい‐ぶんぽう【変形文法】‥パフ
(transformational grammar)(→)生成文法に同じ。他の文法理論に見られない「変形操作」という概念を導入したことからの名称。
⇒へん‐けい【変形】
へん‐たい【変態】🔗⭐🔉
へん‐たい【変態】
①もとの姿・形をかえること。また、その姿・形。菅家文草2「―繽紛として、神なり又神なり」
②正常でない状態。
③(変態性欲の略)性的行為や性に対する関心が正常でないこと。
④〔生〕
㋐動物が卵から孵化した後、成体になるまでに、時期により異なる形態をとること。カエルや昆虫の変態の類。
㋑植物の茎・葉・根が変じてまったくちがった形態をとること。茎が葉のように扁平となるナギイカダ、葉が刺となるサボテンなど。
⑤(transformation)多形を有する物質において、それぞれの結晶構造またその相互間の移行すなわち転移をいう。相転移。
⇒へんたい‐せいよく【変態性欲】
⇒へんたい‐ホルモン【変態ホルモン】
⇒へんたい‐よう【変態葉】
ほん‐やく【翻訳・反訳】🔗⭐🔉
ほん‐やく【翻訳・反訳】
(translation)
①ある言語で表現された文章の内容を他の言語になおすこと。二葉亭四迷、余が翻訳の標準「苟いやしくも外国文を―しようとするからには、必ずやその文調をも移さねばならぬ」。「―書」
②〔生〕蛋白質の生合成で、メッセンジャーRNA上の塩基配列を読みとり、その情報に対応するアミノ酸を選んでペプチド鎖を合成する過程。遺伝情報が蛋白質の構造として発現する過程の第2段階。→転写2。
⇒ほんやく‐かた【翻訳方】
⇒ほんやく‐けん【翻訳権】
⇒ほんやく‐ちょう【翻訳調】
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