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広辞苑の検索結果 (8)

だ(音節)🔗🔉

「た」の濁音。舌尖を上前歯のもとに密着して破裂させる有声子音〔d〕と母音〔a〕との結合した音節。〔da〕

だ【打】🔗🔉

】 (慣用音。呉音はチョウ) ①野球・ゴルフで、ボールをうつこと。「2―差」 ②ダースの当て字。

だ【兌】🔗🔉

】 (タイの慣用読み)八卦はっけの一つ。☱で表す。自然界では凹の形で沢にかたどり、人身では口であり、またすべての穴ともみる。方位では東南(伏羲八卦)または西(文王八卦)に配する。

だ【陀】🔗🔉

】 梵語の音訳に用いる。「陀羅尼だらに

だ【駄】🔗🔉

】 (呉音。漢音はタ) ①馬に荷をのせて送ること。また、のせた荷物。 ②荷物を運ぶための馬。また、乗馬にならないよくない馬。大鏡道長「―一疋をたまはせよ」。「―馬」 ③馬1頭に負わすだけの重量。36貫。日本の近世では本馬ほんまで40貫または36貫を1駄の重さとする。 ④酒3斗5升入りの樽2樽の称。醤油や油では8升入りの樽8樽。 ⑤つまらないもの。粗悪なもの。「―洒落」

だ【儺】🔗🔉

(→)追儺ついなのこと。

だ【攤】🔗🔉

】 銭を使って行う賭事。ぜにうち。のちには双六すごろくの称。大鏡師輔「いで、こよひの―つかうまつらん」 ⇒攤打つ

だ(助動詞)🔗🔉

〔助動〕 ➊([活用]だろ/だっ・で・に/だ/な/なら/○)「にてある」から「である」、「であ」、「だ」と転じて室町時代に成った語で、関西の「じゃ」に対して関東で盛んとなった。断定を表す。丁寧には「です」を用いる。主に体言に接続する。活用語に付く場合には間に「の」を挟むことが多いが、未然形・仮定形ではじかに付くことも多い。「でも」「だが」「だから」「だって」「なら」等の接続詞を派生する。未然形は「う」に続く用法のみで、その「だろう」を一助動詞として別に扱う説もある。→です。 ①事物を断定し、または解説する。田植草紙「鶯とゆふたる鳥は興がる鳥だ」。狂言、末広がり「去ればこそ、田舎者で、何をも存ぜぬ」。「わたしが父親だが、何か用かね」 ②体言に連体形「な」の付いた形や活用語に「のだ」(音便「んだ」)の形で接続して、相手の未知のことを解説・教示し、また強く決意を表明する。「それはこういうことなのだ」「我々はどうしても明日行くんだ」「それはおもしろいんだ。読み始めると止められないよ」 ③体言の後に付けて、その状態にあることを示す。形容動詞の語尾とすることもある。「辺りは静かだ」「親切な人」 ④(終止形「だ」を間投助詞のように挿入し)自分の発言を確認しつつ述べる意を表す。強圧的な印象を聞く人に与えることもある。「我々はだ、この際だね、言うだけのことは言う」 ➋(動詞連用形撥音便「ん」・イ音便の後に使われる)助動詞「た」が連濁して成ったもの。「読んだ」「死んだ」「注いだ」「漕いだ」→た

大辞林の検索結果 (7)

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「た」の濁音の仮名。歯茎破裂音の有声子音と後舌の広母音から成る音節。

だ【打】🔗🔉

[1] 【打】 野球やゴルフで,ボールを打つこと。打撃。「投―のバランス」「第一―」

だ【兌】🔗🔉

[1] 【兌】 易の八卦(ハツケ)の一。算木での形で表す。沢を表し,西の方角に配する。

だ【駄】🔗🔉

【駄】 ■一■ (名) (1)荷物を運ぶ馬。「―一疋を賜はせよ。はひ乗りて参り侍らむ/大鏡(昔物語)」 (2)馬または牛一頭に背負わせるだけの分量。助数詞的に用いる。「此の菓子を一―奉らん/今昔 5」 ■二■ (接頭) 名詞に付いて,つまらない・粗末な・でたらめの,などの意を表す。「―菓子」「―じゃれ」「―ぼら」

だ【攤】🔗🔉

【攤】 さいころを用いてする一種の勝負事。詳細は不明。「いで,今宵の―つかうまつらむ/大鏡(師輔)」

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(助動)(だろ・○・だ・だ・だら・○) 過去および完了の助動詞「た」がガ・ナ・バ・マの各行の五段活用の動詞の連用形(いずれも音便の形)に付く時,濁音化して「だ」となったもの。 →た(助動)

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(助動)(だろ・だつ(で)・だ・(な)・なら・○) 〔「にてあり」から出た「である」が「であ」を経て「だ」となったもの。中世末に東国方言として用いられるようになったという〕 名詞・副詞,ある種の助詞,および体言に準ずるものに接続する。また「だ」の未然形「だろ(う)」と仮定形「なら」とは,動詞・形容詞,助動詞「れる・られる」「せる・させる」「ない」「ぬ」「たい」「た」などの終止・連体形にも付く。さらに,仮定形「なら」だけは助動詞「ます」の終止形にも付く。 (1)断定または指定の意を表す。判断したり強く断定したりする。「彼は学生〈だ〉」「一足す二は三〈だ〉」 (2)事柄を提示するのに用いる。「それは去年の暮れのこと〈だ〉」「話はずっとさかのぼった昔の事〈だ〉が,…」 (3)(「活用語+のだ(んだ)」の形で)(ア)原因・理由・根拠などの説明をする。「校内暴力は,教師と生徒との不信から起こるの〈だ〉」(イ)決意を表す。「絶対ぼくはやめないん〈だ〉」(ウ)相手の行動を指図することを表す。「さあ,早く歩くん〈だ〉」 (4)(終止形を用いて)強く感情をこめた文をつくる。「さあ,勉強〈だ〉」「酒〈だ〉,酒〈だ〉。じゃんじゃん飲もう」 (5)(「お+動詞の連用形+だ」の形で)軽い尊敬の意を表す。「よく聞いておくれ〈だ〉」「口ではそうお言い〈だ〉けれど,内心ではどう思っているか」 (6)終止形は間投助詞的にも用いられる。この場合,助詞「な」「ね」を伴って用いることもある。「われわれは〈だ〉,もっと慎重に〈だ〉,行動すべきなのだ」「この問題は〈だ〉な(=〈だ〉ね),こういうように解くんだ」 〔(1)連体形「な」は一部の形式名詞や「の(ん)」「ので(んで)」「のに」などに連なる時だけに用いられる。「これは悪い事〈な〉のだ」(2)仮定形「なら」は,接続助詞「ば」を伴わないでそれだけで用いられることがある。(ア)文の題目を取り上げる。「山〈なら〉富士の山」「見るだけ〈なら〉かまわない」(イ)仮定の条件を表す。「月曜が休日で連休〈なら〉,泊まりがけで旅行ができる」「君が行く〈なら〉僕も行く」〕

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