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広辞苑の検索結果 (1)
まか・せる【任せる・委せる】🔗⭐🔉
まか・せる【任せる・委せる】
〔他下一〕[文]まか・す(下二)
(マク(任)・マカル(罷)と同源)挙動のすべてを相手にゆだねる意。
①そのもののするがままにしておく。放置する。土佐日記「天気のことかぢ取りの心に―・せつ」。徒然草「くちに―・せていひちらすは」。「なりゆきに―・せる」
②相手のするままになる。さからわずゆだねる。源氏物語竹河「生き死にを君に―・する我身とならば」。平家物語7「運天道に―・せて身を国家に投ぐ」。「病気のことは医者に―・せた」「波に身を―・せる」
③他の人に代行してもらう。委任する。「家計を妻の手に―・せる」
④下襲したがさねの裾きょなどを後ろに流れ引くままにする。枕草子11「うしろを―・せて御前の方に向ひて立てるを」
⑤従う。源氏物語少女「憚る所なく、例あらむに―・せてなだむる事なくきびしう行へと仰せ給へば」。平家物語1「此の由を社家より内裏へ奏聞しければ唯法に―・せて追出せよと宣旨を下さる」
大辞林の検索結果 (2)
まか・せる【任せる・委せる】🔗⭐🔉
まか・せる [3] 【任せる・委せる】 (動サ下一)[文]サ下二 まか・す
(1)自分の権限などを他の人に譲って,仕事を代行してもらう。ゆだねる。まかす。「店を息子に―・せる」「君の判断に―・せる」
(2)相手のなすがままにさせる。まかす。「ご想像に―・せる」「相手の殴るに―・せて抵抗しない」「身を―・せる」「運を天に―・せる」
(3)進むままにしておく。まかす。「足に―・せて山道を歩く」「筆に―・せて書き連ねる」
(4)物事が自然に推移するのを,そのままにする。放置する。まかす。「庭を荒れるに―・せる」「成り行きに―・せる」
(5)自分のもっている力や時間を十分に使う。まかす。「力に―・せてドアを押しあける」「暇に―・せて本を読みあさる」
(6)ある事柄に従う。「憚る所なく,例あらむに―・せて…きびしう行なへ/源氏(乙女)」
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