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広辞苑の検索結果 (5)

そく【則】🔗🔉

そく】 列挙した条文などを数える語。「第5―」

そく【・塞・即・則】(漆芸)🔗🔉

そく・塞・即・則】 奈良時代に唐から伝来した漆工技法の名称。中国で夾紵きょうちょといい、いま俗に乾漆という。麦漆(生漆と麦粉とを練り合わせた漆糊)で麻布を張り重ねて素地とし、上塗りを施し仕上げたもの。仏像・器物に応用され、平安初期まで行われた。

のり【法・則・典・範・矩】🔗🔉

のり法・則・典・範・矩】 (「宣る」の連用形から) ①のっとるべき物事。標準として守るべき事柄。おきて。法令。法度はっと。万葉集16「商変あきかえし領らすとのみ―」。「―を越える」 ②方法。神代紀「其の禁厭之法まじないやむるのりを定む」 ③教化。継体紀「吾が風のりを万国に光てらすこと」 ④仏法。仏の教え。仏典。宇津保物語俊蔭「仏にあひ奉りて―を聞くべし」 ⑤里程。日葡辞書「ミチノノリゴリ(五里)ナリ」 ⑥築堤の切り取りなどの、垂直からの傾斜の程度。斜面。 ⑦さしわたし。「内うち―」

[漢]則🔗🔉

 字形  筆順 〔刀(刂・)部7画/9画/教育/3407・4227〕 〔音〕ソク(呉)(漢) 〔訓〕のり・のっとる・すなわち [意味] ①きまり。規定。のり。「法則・校則・反則・士規七則」 ②手本として従う。のっとる。「則天去私」 ③すなわち。 ㋐上の条件を受けて下に帰結を示す助字。…ならば(その場合は)。…すると。「学而不思則罔、思而不学則殆=学んで思わざればすなわち罔くらし、思うて学ばざればすなわち殆あやうし」〔論語〕「則闕そくけつの官」 ㋑他と区別して強調する助字。…については。…の場合は。「士則以身殉名、大夫則以身殉家=士はすなわち身をもって名に殉じゅんじ、大夫たいふはすなわち身をもって家に殉ず」〔荘子〕 [解字] 会意。「鼎」(=かなえ)の省略形+「刀」。かなえにナイフを添える意から、ぴったりよりそってはなれない意。は異体字。 [下ツキ 会則・学則・規則・教則・原則・校則・細則・雑則・四則・準則・正則・総則・通則・定則・鉄則・党則・罰則・反則・付則・変則・法則・補則・本則

[漢]則🔗🔉

 〔貝部2画〕 ⇒刀部

大辞林の検索結果 (2)

そく【則】🔗🔉

そく 【則】 ■一■ [1] (名) きまり。規則。 ■二■ (接尾) 助数詞。法則・規定などを数えるのに用いる。「第五―」

のり【法・則・矩】🔗🔉

のり [2] 【法・則・矩】 〔動詞「のる(宣・告)」の連用形から。上位の者が下位の者に与えた宣告の意が原義〕 のっとるべき事柄。 (1)法律。法令。「商返(アキカエ)しをすとの御―あらばこそ/万葉 3809」 (2)道理。道徳。「諍ひ諫めて節に死するは是れ臣下の―なり/太平記 4」 (3)方式。やり方。「ことばに定まれる―なし。只心を得て思ひを述べば,必ず感応あるべし/沙石 5」 (4)〔仏〕 〔「法」の訓読みから〕 仏法。仏教。仏典。《法》「色にのみそめし心のくやしきを空しと説ける―ぞうれしき/新古今(釈教)」 基準とする長さ。《法》 (1)距離。みちのり。「道ノ―五里ナリ/日葡」 (2)寸法。さしわたし。「内―」 (3)建築・土木で,垂直を基準にした傾斜の度合。また,その傾斜した面。

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