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広辞苑の検索結果 (3)

こと‐さら【殊更】🔗🔉

こと‐さら殊更】 [一]〔名〕 ①わざわざすること。あらためてすること。源氏物語少女「許すとも、―なるやうにもてなしてこそあらめ」 ②特にいちじるしいこと。特別であること。今昔物語集27「木幡の殿は―の事ありて、昨日立たせ給ひにき」 [二]〔副〕 ①わざわざ。わざと。故意に。「―意地悪をする」 ②とりわけ。別して。「今日は―上機嫌で」「―問題にするほどの事ではない」 ⇒ことさら・ぶ【殊更ぶ】 ⇒ことさら‐め・く【殊更めく】

ことさら・ぶ【殊更ぶ】🔗🔉

ことさら・ぶ殊更ぶ】 〔自上二〕 改まってする様子である。わざとらしい様子である。源氏物語帚木「さすがに忍びて笑ひなどするけはひ―・びたり」 ⇒こと‐さら【殊更】

ことさら‐め・く【殊更めく】🔗🔉

ことさら‐め・く殊更めく】 〔自五〕 ことさららしく見える。わざとらしく思われる。源氏物語夕顔「このましう―・きたる」 ⇒こと‐さら【殊更】

大辞林の検索結果 (4)

こと-さら【殊更・故】🔗🔉

こと-さら [0] 【殊更・故】 ■一■ (副) (1)故意に。わざと。わざわざ。「―つらくあたる」 (2)とりたてて。とりわけ。特に。格別。「―難しそうな問題を選ぶ」 ■二■ (形動)[文]ナリ (1)故意にそうするさま。わざわざそうするさま。「―に明るく振る舞う」「―な準備は不要だ」 (2)特別であるさま。「仏,神力を以て―に棺の蓋を自然(オノズカラ)に開かしめて/今昔 3」

ことさら・ぶ【殊更ぶ】🔗🔉

ことさら・ぶ 【殊更ぶ】 (動バ上二) わざとらしい。ことさらめく。多くは悪い意味で使う。「今は思ふにはいと軽がるしく―・びたる事なり/源氏(帚木)」

ことさら-め・く【殊更めく】🔗🔉

ことさら-め・く [5] 【殊更めく】 (動カ五[四]) わざとらしく思われる。大げさに見える。「―・いてかえっておかしい」

ことさら【殊更(に)】(和英)🔗🔉

ことさら【殊更(に)】 especially (特に);→英和 [故意に]on purpose;deliberately.→英和

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