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広辞苑の検索結果 (6)

こと‐だ・つ【言立つ・辞立つ】🔗🔉

こと‐だ・つ言立つ・辞立つ】 〔自下二〕 特に取り立てて言う。ことあげする。誓い言を立てる。万葉集18「大君のへにこそ死なめかへりみはせじと―・て」

こと‐だ・つ【事立つ】🔗🔉

こと‐だ・つ事立つ】 〔自四〕 きわ立つ。特別のことをする。伊勢物語「むつきなれば―・つとておほみき賜ひけり」

こと‐だて【言立て・辞立て】🔗🔉

こと‐だて言立て・辞立て】 言明すること。また、そのことば。ことあげ。仁徳紀「貴人うまひとの立つる―」

こと‐だま【言霊】🔗🔉

こと‐だま言霊】 言葉に宿っている不思議な霊威。古代、その力が働いて言葉通りの事象がもたらされると信じられた。万葉集13「―のたすくる国ぞ」 ⇒ことだま‐の‐さきはう‐くに【言霊の幸ふ国】

ことだま‐の‐さきはう‐くに【言霊の幸ふ国】‥サキハフ‥🔗🔉

ことだま‐の‐さきはう‐くに言霊の幸ふ国‥サキハフ‥ 言霊の霊妙な働きによって幸福をもたらす国。わが国のことを指す。万葉集5「―と語りつぎ言ひつがひけり」 ⇒こと‐だま【言霊】

ことだまのしるべ【言霊指南】🔗🔉

ことだまのしるべ言霊指南】 文法書。2編3冊。黒沢翁満著。1852〜56年(嘉永5〜安政3)刊。活用およびテニヲハの呼応・係結び・仮名遣などを説明。本居春庭以来中二段と呼んでいた名称を上二段と改称。

大辞林の検索結果 (8)

こと-だ【事だ】🔗🔉

こと-だ 【事だ】 (連語) 大変だ。「先生に知れたら―」 →事(1)

こと-だ・つ【事立つ】🔗🔉

こと-だ・つ 【事立つ】 (動タ四) 平常と違ったことをする。「む月なれば―・つとて,大御酒(オオミキ)たまひけり/伊勢 85」

こと-だ・つ【言立つ】🔗🔉

こと-だ・つ 【言立つ】 (動タ下二) はっきりと言葉に出して言う。言葉に出して誓う。「大君の辺にこそ死なめ顧みはせじと―・て/万葉 4094」

こと-だて【言立て】🔗🔉

こと-だて 【言立て】 はっきり言葉に表すこと。誓いを立てること。「世の人の立つる―/万葉 4106」

こと-だま【言霊】🔗🔉

こと-だま [0] 【言霊】 言葉にあると信じられた呪力。

ことだま-のさきわう-くに【言霊の幸ふ国】🔗🔉

ことだま-のさきわう-くに ―サキハフ― 【言霊の幸ふ国】 言語の呪力によって,幸福がもたらされている国。「そらみつ大和の国は…―と語り継ぎ言ひ継がひけり/万葉 894」

ことだまのしるべ【言霊指南】🔗🔉

ことだまのしるべ 【言霊指南】 語学書。二編三冊。黒沢翁満(オキナマロ)著。1852〜56年刊。活用・係り結び・仮名遣い・「てにをは」などについて,本居宣長・春庭の説を補訂を加えつつ論じたもの。

こと-た・る【事足る】🔗🔉

こと-た・る 【事足る】 (動ラ四) 「ことたりる(事足)」に同じ。「―・りなんとて,心よく数献に及びて/徒然 215」 〔現代語でも,ときに,「それで―・れりとされては困る」などと用いられることがある〕

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