複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (5)

ちっ‐と【些と】🔗🔉

ちっ‐と些と】 〔副〕 わずか。ちょっと。ちと。「―は勉強しろ」 ⇒ちっと‐も【些とも】 ⇒ちっとも‐そっとも【些ともそっとも】 ⇒ちっと‐や‐そっと ⇒些とそうもござるまい ○些とそうもござるまいちっとそうもござるまい ①(江戸中期の流行語)なにそれほどでもあるまい。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「(長兵衛)怖い名だの。(十右衛門)―」 ②転じて、「どんなもんだい」と得意な気持を示す時の語。心学早染草「魂うしろにひげなでてゐる。ちつとそうもござるめえ」 ⇒ちっ‐と【些と】

○些とそうもござるまいちっとそうもござるまい🔗🔉

○些とそうもござるまいちっとそうもござるまい ①(江戸中期の流行語)なにそれほどでもあるまい。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「(長兵衛)怖い名だの。(十右衛門)―」 ②転じて、「どんなもんだい」と得意な気持を示す時の語。心学早染草「魂うしろにひげなでてゐる。ちつとそうもござるめえ」 ⇒ちっ‐と【些と】 ちっと‐も些とも】 〔副〕 ①少しでも。しばらくでも。ちょっとでも。浮世風呂3「こつちは昼の疲れで―早く寝てへと思つてるに」 ②(下に打消の語を伴って)少しも。「―かまわない」 ⇒ちっ‐と【些と】 ちっとも‐そっとも些ともそっとも】 少しでも。狂言、木六駄「―休まねばならぬ」 ⇒ちっ‐と【些と】 ちっと‐や‐そっと (多く下に打消の語を伴って)わずかばかり。「―では動じない」 ⇒ちっ‐と【些と】 チップchip】 ①㋐細片。薄片。「ポテト‐―」 ㋑パルプの原料とする木材の砕片。 ②〔電〕一組の集積回路の乗った半導体基板の単位。通常、1辺の最大長が十数ミリメートル。 ③トランプなどで賭金代りに使う丸い札。「ポーカー‐―」 ⇒チップ‐イン【chip in】 ⇒チップ‐ショット【chip shot】 ⇒チップ‐ボード【chip board】 チップtip】 ①こころづけ。祝儀。茶代。「―をはずむ」 ②野球で、球が打者のバットにかすること。また、その球。ファウル‐チップ。 ③ボールペンなどの先端。 チップ‐インchip in】 ゴルフで、アプローチ‐ショットをした球がホールに入ること。 ⇒チップ【chip】 ちっ‐ぷく蟄伏】 ①蛇・蛙・虫などが、冬の間地中にこもっていること。 ②ひそみ隠れること。とじこもること。 チップ‐ショットchip shot】 ゴルフで、グリーンの周りから球を転がして、ピンに寄せる打ち方。 ⇒チップ【chip】 チップ‐ボードchip board(→)パーティクル‐ボードに同じ。 ⇒チップ【chip】 ちっぽけ ごく小さいさま。とるにたりないさま。浄瑠璃、栬狩剣本地「―な小坊主」。「―な町に生まれる」 ち‐つぼね乳局】 貴人の子供の乳母をする女官。 ちつ‐まん秩満】 国司などの官職の任期が満ちること。 ⇒ちつまん‐ちょう【秩満帳】 ちつまん‐ちょう秩満帳‥チヤウ 平安時代、秩満の者を記して、毎年元旦に式部省から太政官に提出した帳簿。 ⇒ちつ‐まん【秩満】 ちつ‐りょう蟄竜】 地中に潜んでいる竜。時機を得ないで潜んでいる英雄にたとえる。 ちつ‐ろく秩禄】 官等に応じて支給する俸禄。特に、明治維新政府が士族・華族に与えた家禄と賞典禄。 ⇒ちつろく‐こうさい【秩禄公債】 ⇒ちつろく‐しょぶん【秩禄処分】 ちつろく‐こうさい秩禄公債】 1873年(明治6)から75年までに秩禄を奉還した士族に明治政府が交付した公債。 ⇒ちつ‐ろく【秩禄】 ちつろく‐しょぶん秩禄処分】 広義には、明治政府の華族・士族への家禄支給の廃止政策。版籍奉還以降段階を踏んで進められたが、狭義には、その最後の段階である1876年(明治9)の金禄公債交付をいう。 ⇒ちつ‐ろく【秩禄】

ちっと‐も【些とも】🔗🔉

ちっと‐も些とも】 〔副〕 ①少しでも。しばらくでも。ちょっとでも。浮世風呂3「こつちは昼の疲れで―早く寝てへと思つてるに」 ②(下に打消の語を伴って)少しも。「―かまわない」 ⇒ちっ‐と【些と】

ちっとも‐そっとも【些ともそっとも】🔗🔉

ちっとも‐そっとも些ともそっとも】 少しでも。狂言、木六駄「―休まねばならぬ」 ⇒ちっ‐と【些と】

ち‐と【些と・少と】🔗🔉

ち‐と些と・少と】 〔副〕 ①すこし。ちょっと。いささか。建礼門院右京大夫集「おづおづ―見参らせしかば」。「これは―まずい」 ②しばらく。暫時。宇治拾遺物語8「―まどろませ給ふともなきに」 ○血と汗ちとあせ 苦労し努力することのたとえ。「―の結晶」 ⇒ち【血】

大辞林の検索結果 (5)

ちっ-と【些と】🔗🔉

ちっ-と [3][0] 【些と】 (副) 〔「ちと」の促音添加〕 ちょっと。すこし。「―は真剣に考えろ」「―の間」

ちっと=そうもござるまい🔗🔉

――そうもござるまい 〔江戸時代,安永(1772-1781)・天明(1781-1789)頃の流行語。「ござるまい」の代わりに「あるまい」「ござんすまい」「おじゃるまい」ともいう〕 (1)思い通りにはならないだろう。ちょっとそうはなりますまい。「さむらひまでに蓮(ハス)つ葉とれとは,たわい助六さん,ちつとさうもござんすまい/歌舞伎・助六」 (2)〔得意な気持ちを表す〕 なあにそれほどでもありませんよ。「魂うしろに,ひげなでている。『ちつとそうもござるめえ』/黄表紙・心学早染草」

ちっと=やそっと🔗🔉

――やそっと 少しばかり。少々。ちょっとやそっと。多く下に打ち消しの語を伴って用いる。「―の努力では,とても成功しない」「―残してもしょうがない」

ちっと-も【些とも】🔗🔉

ちっと-も [3] 【些とも】 (副) (1)(下に打ち消しを伴って)少しも。全然。「―知らなかった」 (2)少しでも。ちっとでも。「こつちは昼の労れで―早く寝てえ/滑稽本・浮世風呂 3」

ち-と【些と】🔗🔉

ち-と [1][0] 【些と】 (副) (1)少し。いささか。「―まずいことになった」 (2)少しの間。ちょっと。「―お寄りなさい」

広辞苑+大辞林些とで始まるの検索結果。