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広辞苑の検索結果 (7)
ばさら【婆娑羅・時勢粧】🔗⭐🔉
ばさら【婆娑羅・時勢粧】
(「跋折羅ばざら」から。室町時代の流行語)
①派手にみえを張ること。だて。太平記21「例の―に風流をつくして」
②遠慮なく振る舞うこと。しどけないこと。乱れること。狼藉ろうぜき。
⇒ばさら‐え【婆娑羅絵】
⇒ばさら‐おうぎ【婆娑羅扇】
⇒ばさら‐がみ【婆娑羅髪】
⇒ばさら‐ろうぜき【婆娑羅狼藉】
ばさら‐え【婆娑羅絵】‥ヱ🔗⭐🔉
ばさら‐え【婆娑羅絵】‥ヱ
扇・団扇・絵馬などに描いた粗放な風流画。
⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】
ばさら‐おうぎ【婆娑羅扇】‥アフギ🔗⭐🔉
ばさら‐おうぎ【婆娑羅扇】‥アフギ
はでな扇。また、婆娑羅絵を描いた扇。
⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】
ばさら‐がみ【婆娑羅髪】🔗⭐🔉
ばさら‐がみ【婆娑羅髪】
ばさばさになった髪。乱れ髪。
⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】
ばさら‐ろうぜき【婆娑羅狼藉】‥ラウ‥🔗⭐🔉
ばさら‐ろうぜき【婆娑羅狼藉】‥ラウ‥
乱暴すること。
⇒ばさら【婆娑羅・時勢粧】
ばしゃれ‐もの【婆娑れ者】🔗⭐🔉
ばしゃれ‐もの【婆娑れ者】
派手でだらしのない者。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「あの傾城けいせんの―それを言はずに居ませうか」
ばしゃ・れる【婆娑れる】🔗⭐🔉
ばしゃ・れる【婆娑れる】
〔自下一〕
(バサラの訛から)派手でしまりがなくなる。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「―・れた姿なりで逢はれもせず」
大辞林の検索結果 (5)
ば-さ【婆娑】🔗⭐🔉
ば-さ [1] 【婆娑】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「婆娑」は当て字〕
(1)舞人の衣の袖の翻るさま。「舞や―として,歌堂に満つ/読本・弓張月(拾遺)」
(2)影などの乱れ動くさま。「破芭蕉の大きな影が―として斜に映つてゐる/戯作三昧(竜之介)」
(3)ものに風や雨などが当たってがさがさと音を立てるさま。「古傘の―と月夜の時雨哉/蕪村句集」
ばさら【婆娑羅】🔗⭐🔉
ばさら [0] 【婆娑羅】
〔「ばしゃら」「ばしゃれ」とも〕
華美な衣装などで飾り立てたり,ぜいたくの限りをつくしたりして,この世を謳歌すること。鎌倉幕府の滅亡後流行した風潮。「道誉が一族若党共,例の―に風流を尽して/太平記 21」
ばさら-え【婆娑羅絵】🔗⭐🔉
ばさら-え ―
[0] 【婆娑羅絵】
扇・団扇(ウチワ)・絵馬などに奔放に描いた絵。浮世絵のようなものかという。「霊仏霊社の御手向,扇団扇の―にも/太平記 29」
[0] 【婆娑羅絵】
扇・団扇(ウチワ)・絵馬などに奔放に描いた絵。浮世絵のようなものかという。「霊仏霊社の御手向,扇団扇の―にも/太平記 29」
ばしゃれ-もの【婆娑れ者】🔗⭐🔉
ばしゃれ-もの 【婆娑れ者】
派手でだらしのない者。「あの傾城の―/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」
ばしゃ・れる【婆娑れる】🔗⭐🔉
ばしゃ・れる 【婆娑れる】 (動ラ下一)
〔近世語〕
派手で,だらしなくなる。しまりがなくなる。「―・れたなりで逢はれもせず/浄瑠璃・氷の朔日(中)」
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