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広辞苑の検索結果 (5)

じっ‐しょう【実証】🔗🔉

じっ‐しょう実証】 ①たしかな証拠。確証。「―を踏まえた論」 ②事実によって証明すること。「―を尊ぶ」 ③漢方で、病因と闘う生体反応が旺盛な状態。↔虚証。 ⇒じっしょう‐しゅぎ【実証主義】 ⇒じっしょう‐てき【実証的】 ⇒じっしょう‐てつがく【実証哲学】 ⇒じっしょう‐ろん【実証論】

じっしょう‐しゅぎ【実証主義】🔗🔉

じっしょう‐しゅぎ実証主義】 (positivisme フランス)感覚的経験によって与えられる事実だけから出発し、それらの間の恒常的な関係・法則性を明らかにする厳密な記述を目的とし、一切の超越的・形而上学的思弁を排する立場。これを初めて体系的に説いたコントらは現象の根底にある実在を(不可知としながらも)認めたが、マッハや論理実証主義者はこのような実在を認めない。→感覚論→経験論→現象主義→論理実証主義⇒じっ‐しょう【実証】

じっしょう‐てき【実証的】🔗🔉

じっしょう‐てき実証的】 単に思考によって論証するのでなく、経験的事実の観察・実験によって積極的に証明されるさま。 ⇒じっ‐しょう【実証】

じっしょう‐てつがく【実証哲学】🔗🔉

じっしょう‐てつがく実証哲学】 実証主義に基づく哲学。特にコントの立場をいう。 ⇒じっ‐しょう【実証】

じっしょう‐ろん【実証論】🔗🔉

じっしょう‐ろん実証論(→)実証主義に同じ。 ⇒じっ‐しょう【実証】

大辞林の検索結果 (5)

じっ-しょう【実証】🔗🔉

じっ-しょう [0] 【実証】 (名)スル (1)事実によって証明すること。また,確実な証拠。「理論の正しいことが実験で―された」「―を重んじる研究態度」 (2)漢方で,体力が充実して疾病に対する抵抗力の強い体質をいう。または機能が亢進したり,生理的物質が過剰になった病的状態のこと。 ⇔虚証

じっしょう-しゅぎ【実証主義】🔗🔉

じっしょう-しゅぎ [5] 【実証主義】 〔positivism〕 世界の現象やその知識をもっぱら経験的事実に限定し,感覚的経験によって積極的に確認することのできない神・イデアなどの形而上学的な存在についての思弁を排する立場。コントによって提唱され,ミル・マッハ,さらにウィーン学団の論理実証主義に受け継がれる。実証論。

じっしょう-てき【実証的】🔗🔉

じっしょう-てき [0] 【実証的】 (形動) 思考や推理によるのではなく,経験的な事実をもとにして明らかにされるさま。「―な研究」

じっしょう-ろん【実証論】🔗🔉

じっしょう-ろん [3] 【実証論】 ⇒実証主義(ジツシヨウシユギ)

じっしょう【実証】(和英)🔗🔉

じっしょう【実証】 an actual proof;evidence.→英和 〜する prove;→英和 establish;→英和 corroborate;→英和 demonstrate.→英和 〜的(に) positive(ly).→英和 ‖実証主義《哲》positivism.

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