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広辞苑の検索結果 (10)
こ‐ぐち【小口】🔗⭐🔉
こ‐ぐち【小口】
①小さな口。〈日葡辞書〉
②きりくち。横断面。また、直方体や柱状・筒状のものの最も小さい面。小面こづら。
③いとぐち。端緒。物事のはじまり。江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき「―のところを申やしやう」
④ものの端。先の方。
⑤小区分。少額。少量。「―の取引」
⑥ちょっとした口さきの才。自然真営道「―利きいて」
⑦(→)虎口こぐちに同じ。
⑧㋐洋装本の背を除いた三方、すなわち天・前小口・地の総称。特に、前小口。↔咽のど。→装丁(図)。
㋑袋綴じの和装本の天・背・地の総称。
⑨小口袴の略。
⇒こぐち‐あつかい【小口扱い】
⇒こぐち‐がき【小口書】
⇒こぐち‐ぎり【小口切り】
⇒こぐち‐づみ【小口積み】
⇒こぐち‐どり【小口取り】
⇒こぐち‐なわ【小口縄】
⇒こぐち‐ばかま【小口袴】
こ‐ぐち【虎口・小口】🔗⭐🔉
こ‐ぐち【虎口・小口】
①城壁・陣営の門に枡形を造り、曲がって出入するようにした要所の出入口。
②非常に危険なこと。また、危険ないくさ。浄瑠璃、生玉心中「武士のいくさの―ぞい」
こぐち‐あつかい【小口扱い】‥アツカヒ🔗⭐🔉
こぐち‐あつかい【小口扱い】‥アツカヒ
貨車1車に満たないような少量の貨物を運送する際の取扱法。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐がき【小口書】🔗⭐🔉
こぐち‐がき【小口書】
書物の上または下(通例は下の方)の小口に、書名・巻次などを記すこと。和装本は横にねかせて積むので、この方法をとる。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐ぎり【小口切り】🔗⭐🔉
こぐち‐ぎり【小口切り】
物を端から順次に少しずつ切ること。また、端を少し切ること。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐づみ【小口積み】🔗⭐🔉
こぐち‐づみ【小口積み】
煉瓦・切石などの小面こづらが見えるようにして積むこと。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐どり【小口取り】🔗⭐🔉
こぐち‐どり【小口取り】
①物を端から順次に取ること。
②部門を設けて区別すること。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐なわ【小口縄】‥ナハ🔗⭐🔉
こぐち‐なわ【小口縄】‥ナハ
手綱たづなの一種。普通4メートル弱の小縄。手縄。差縄。小中罥こちゅうげん。
⇒こ‐ぐち【小口】
こぐち‐ばかま【小口袴】🔗⭐🔉
こぐち‐ばかま【小口袴】
くくりのある紅の綾の袴。天皇が蹴鞠けまりの時などに着用するもの。小口。
⇒こ‐ぐち【小口】
こくち‐バス【小口バス】🔗⭐🔉
こくち‐バス【小口バス】
(small-mouth bass)サンフィッシュ科の淡水産の硬骨魚。全長約50センチメートル。原産は北アメリカ。移植により日本各地で分布を広げる。オオクチバスに比べて口がやや小さい。在来の魚を捕食するため、生態系への影響が懸念される。
大辞林の検索結果 (8)
おぐち-びょう【小口病】🔗⭐🔉
おぐち-びょう ヲグチビヤウ 【小口病】
先天性の夜盲症の一。眼底全体が金箔様に見える。劣性遺伝する。
〔報告者の眼科医小口忠太(1875-1945)にちなむ〕
こ-ぐち【小口】🔗⭐🔉
こぐち-がき【小口書き】🔗⭐🔉
こぐち-がき [0] 【小口書き】
和装本の小口に,書名・巻数などを書くこと。
こぐち-ぎり【小口切り】🔗⭐🔉
こぐち-ぎり [0] 【小口切り】
調理などで,材料を端から薄く輪切りにしていく切り方。
こぐち-づみ【小口積み】🔗⭐🔉
こぐち-づみ [0] 【小口積み】
煉瓦・切り石などの小口(=小面(コヅラ))が表に現れるように積むこと。ドイツ積み。
→煉瓦積み
こぐち-ばかま【小口袴】🔗⭐🔉
こぐち-ばかま [4] 【小口袴】
括(クク)り緒のある緋袴(ヒノハカマ)。天皇が内々に着用した。こぐち。
こ-ぐち【虎口・小口】🔗⭐🔉
こ-ぐち [0][1] 【虎口・小口】
(1)城郭・陣営の要所にある出入り口。桝形(マスガタ)の仕切りをもち,その中を曲折して出入りする。「―に立つてぞ待ちかけたる/謡曲・烏帽子折」
(2)きわめて危険なこと。また,危険な戦い。ここう。[日葡]
こぐち【小口】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「小口」で始まるの検索結果。