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広辞苑の検索結果 (3)

ひき‐つけ【引付け】🔗🔉

ひき‐つけ引付け】 ①ひきつけること。引き合わせること。また、その人。毛吹草追加「来る春の―ならし朝霞」 ②後日の例証とするために書き留めておく文書・記録。 ③中世、所務沙汰を扱う幕府の裁判機関。 ④引付下駄の略。 ⑤引付座敷の略。 ⑥発作性の痙攣けいれん。小児の場合にいうことが多い。 ⇒ひきつけ‐げた【引付下駄】 ⇒ひきつけ‐ざしき【引付座敷】 ⇒ひきつけ‐しゅう【引付衆】 ⇒ひきつけ‐とうにん【引付頭人】 ⇒ひきつけ‐ぶぎょう【引付奉行】

ひき‐つ・ける【引き付ける】🔗🔉

ひき‐つ・ける引き付ける】 [文]ひきつ・く(下二) [一]〔他下一〕 ①引っぱって、そこにつける。また、くっつける。大鏡伊尹「護法憑きたる法師…御屏風のつらに―・けられて、ふつと動きもせず」。「磁石は鉄を―・ける」 ②手許へ近く引き寄せる。そばに置く。今昔物語集28「国の目代として…―・けて仕ひけるに」。「球を―・けて打つ」 ③かこつける。こじつける。「自説に―・けて解釈をする」 ④(「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。魅了する。「人を―・ける巧みな話術」 ⑤証拠として引き出して、明示する。また、書き留めておく。 [二]〔自下一〕 痙攣けいれんを起こす。

ひっ‐つ・ける【引っ付ける】🔗🔉

ひっ‐つ・ける引っ付ける】 〔他下一〕[文]ひつつ・く(下二) ひっつくようにする。ひっつかせる。

大辞林の検索結果 (5)

ひき-つけ【引(き)付け】🔗🔉

ひき-つけ [0] 【引(き)付け】 (1)発作性の全身痙攣(ケイレン)。乳幼児に多く,原因はさまざま。癲癇(テンカン)に伴う痙攣もいう。 (2)引き合わせること。紹介すること。「阿部安右衛門より―の書翰(テガミ)を貰ひし/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (3)遊里で,客を遊女に引き合わせること。「『馴染か』『なにさ―さ』/洒落本・粋町甲閨」 (4)(「引付」と書く)鎌倉・室町幕府に置かれた訴訟審理機関。当初は御家人の間の相論の審査を目的としたが,やがて広く所務沙汰一般を取り扱い,判決文を作成するに至った。 (5)後日の証拠とするため書いておく文書。また,それによって処分すること。 (6)「引き付け座敷」「引き付け下駄」の略。

ひきつけ-げた【引(き)付け下駄】🔗🔉

ひきつけ-げた [4] 【引(き)付け下駄】 台を切り込んで歯を付け,表を付けた駒下駄。引き付け。

ひきつけ-ざしき【引(き)付け座敷】🔗🔉

ひきつけ-ざしき [5] 【引(き)付け座敷】 遊里で,初会の客を遊女に引き合わせる部屋。引き付け部屋。引き付け。

ひき-つ・ける【引(き)付ける】🔗🔉

ひき-つ・ける [4] 【引(き)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ひきつ・く (1)近くに引き寄せる。「手元に―・けて打つ」 (2)(「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。魅惑(ミワク)する。「彼の人柄にはだれもが―・けられる」 (3)こじつける。かこつける。付会する。「自説に―・けて解釈する」 (4)痙攣(ケイレン)を起こす。ひきつけを起こす。「敷居にかしらをしたゝかうちて…目を―・け(=目ヲマワシ)/西洋道中膝栗毛(魯文)」

ひきつけ【引付け】(和英)🔗🔉

ひきつけ【引付け】 ⇒痙攣(けいれん).

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