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広辞苑の検索結果 (1)
ひね・る【捻る・拈る・撚る】🔗⭐🔉
ひね・る【捻る・拈る・撚る】
〔他五〕
①物を指先でつまんでまわす。源氏物語常夏「筒を―・りつつとみにも打ち出でず」。「スイッチを―・る」
②身体の一部をねじってまわす。枕草子一本23「外様とざまに―・り向きて」。「腰を―・る」
③つねる。源氏物語総角「ことわりは返す返す聞えさせてもあまりあらば、抓つみも―・らせ給へ」。「手を―・る」
④考えめぐらす。くふうする。特に、あれこれ考えて歌や俳句を作る。土佐日記「からくして、あやしき歌―・り出だせり」。「頭を―・る」「一句―・る」
⑤簡単にやっつける。負かす。「軽く―・ってやる」
⑥試みにする。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「若い時は小相撲の一番も―・つた俺ぢや」
⑦わざと普通とちがった風をする。一風変わって趣のあるようにする。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「今度は―・つて伊香保の湯治」。浮世風呂3「ぐつと―・つて俗物なる跋」
大辞林の検索結果 (3)
ねじ・る【捩る・捻る・拗る】🔗⭐🔉
ねじ・る ネヂル [2] 【捩る・捻る・拗る】
■一■ (動ラ五[四])
〔上二段動詞「捩(ネ)づ」の四段化。近世以降の語〕
(1)細長い物の両端を,互いに逆の方向に力を加えて回す。また,一方を押さえて他方に力を加えて回す。ひねり曲げる。「腕を―・る」「体を左右に―・る」
(2)栓などを右または左に回す。ひねる。「ガス栓を―・る」
[可能] ねじれる
■二■ (動ラ下二)
⇒ねじれる
ひね・る【捻る・拈る・撚る】🔗⭐🔉
ひね・る [2] 【捻る・拈る・撚る】 (動ラ五[四])
(1)指先でつまんで回転させる。軽くねじる。「蛇口を―・る」「口髭(ヒゲ)を―・る」「銀煙管(ギンギセル)を―・りながら/社会百面相(魯庵)」
(2)体の一部をねじって回す。ねじって向きを変える。「体を―・って後ろを見る」「転んで足首を―・った(=捻挫(ネンザ)スル)」
(3)首を締めて殺す。「鶏(トリ)を―・る」
(4)手間どらずに簡単に相手をやっつける。「新人投手に―・られる」
(5)深く考える。(ア)考え出す。「小難かしい理窟を―・りさうな気色が見える/社会百面相(魯庵)」(イ)(「頭をひねる」の形で)良い考えを生み出そうと,一生懸命考える。知恵をしぼる。「頭を―・って考える」(ウ)(「首をひねる」の形で)問題が解決できずにあれこれ思案する。また,提出されたものが受け入れがたくて,どう処置したものかと思案する。首をかしげる。「専門家も首を―・っている問題」
(6)あれこれ考えて普通とは違う物にする。趣向をこらす。「―・った問題を作る」
(7)あれこれ考えて俳句などを作る。「一句―・る」
(8)つねる。「抓(ツ)みも―・らせ給へ/源氏(総角)」
(9)小銭を紙に包む。おひねりを作る。「幾らか紙に―・つて女中に遣つて置いて/雁(鴎外)」
[可能] ひねれる
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