こ‐づくり【木造】 こづくること。きづくり。きどり。宇治拾遺物語3「わづかに地蔵を―ばかりし奉りて」 ⇒こづくり‐はじめ【木造初め】

こづくり‐はじめ【木造初め】 ^（→）「手斧_ちょうな初め」に同じ。 ⇒こ‐づくり【木造】

こ‐づく・る【木造る】 〔他四〕 用途に従い材木を切ったり削ったりする。木どる。宇津保物語俊蔭「桐の木を倒して割り―・る者あり」

もく‐ぞう【木造】_‥ザウ 木を材料として造ってあること。きづくり。「―校舎」

き-づくり [2] 【木造り】 （１）木で作ってあること。木製。 （２）植木屋。庭師。「―はいぢめてそだて誉て売/柳多留 71」

きづくり 【木造】 青森県西端，西津軽郡の町。津軽藩の新田開発によってひらかれ，地名は，低湿地帯のため築城の際に材木を敷きつめた故事に由来。

こ-づくり 【木造り・木作り】 材木を必要な形に切ったり，削ったりすること。木取り。「わづかに地蔵の―ばかりをし奉りて/宇治拾遺 3」

こづくり-はじめ [5] 【木造り始め】 新年に行われる大工の仕事始めの儀式。手斧(チヨウナ)始め。

こ-づく・る 【木造る】 （動ラ四） 材木を必要な形に切ったり，削ったりする。木どりをする。「桐の木を倒して，割り―・る者あり/宇津保（俊蔭）」

もく-ぞう ―ザウ [0] 【木造】 木で作ってあること。また木で作ったもの。「―家屋」「―船」

もくぞう-けんちく-し ―ザウ― [8] 【木造建築士】 建築士法に基づき木造の建築物の設計・工事監理等を行う建築士。

もくぞう【木造の】 wooden;→英和 built[made]of wood.木造家屋 a wooden house.