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広辞苑の検索結果 (15)
む‐じょう【無常】‥ジヤウ🔗⭐🔉
む‐じょう【無常】‥ジヤウ
①〔仏〕一切の物は生滅・変化して常住でないこと。方丈記「その、主と栖と、―を争ふさま」。「諸行―」
②人生のはかないこと。
③人の死去。徒然草「―の身に迫りぬる事を心にひしとかけて」
⇒むじょう‐かぜ【無常風】
⇒むじょう‐かん【無常観】
⇒むじょう‐ぎ【無常気】
⇒むじょう‐こう【無常講】
⇒むじょう‐ごころ【無常心】
⇒むじょう‐しょ【無常所】
⇒むじょう‐じんそく【無常迅速】
⇒むじょう‐ちょう【無常鳥】
⇒むじょう‐ど【無常人】
⇒むじょう‐の‐かぜ【無常の風】
⇒むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】
⇒むじょう‐ばなし【無常咄】
⇒むじょう‐もん【無常門】
⇒むじょう‐やすみ【無常休み】
むじょう‐かぜ【無常風】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐かぜ【無常風】‥ジヤウ‥
(→)「無常の風」に同じ。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐かん【無常観】‥ジヤウクワン🔗⭐🔉
むじょう‐かん【無常観】‥ジヤウクワン
一切のものは無常であるとする観想。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ぎ【無常気】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ぎ【無常気】‥ジヤウ‥
(→)無常心に同じ。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「ただ―でをかしうない」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐こう【無常講】‥ジヤウカウ🔗⭐🔉
むじょう‐こう【無常講】‥ジヤウカウ
講中に死人のあった場合に、葬儀の費用にあてるための講。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ごころ【無常心】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ごころ【無常心】‥ジヤウ‥
無常を感ずる心。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「浮世の頼み涙にくれ、―や入相の鐘物凄く」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐しょ【無常所】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐しょ【無常所】‥ジヤウ‥
墓場。墓地。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐じんそく【無常迅速】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐じんそく【無常迅速】‥ジヤウ‥
人の世の移り変りがきわめて早いこと。歳月は人を待たず、人の死の早く来ること。正法眼蔵随聞記2「―也、生死事大也、暫く存命の間」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ちょう【無常鳥】‥ジヤウテウ🔗⭐🔉
むじょう‐ちょう【無常鳥】‥ジヤウテウ
冥途めいどにいるという鳥。ホトトギスの異称という。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ど【無常人】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ど【無常人】‥ジヤウ‥
墓の穴掘人。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐の‐かぜ【無常の風】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐の‐かぜ【無常の風】‥ジヤウ‥
風が花を散らすように、無常が人の命を奪い去ること。日葡辞書「ムジャウノカゼニサソワルル」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐の‐せっき【無常の刹鬼】‥ジヤウ‥
死をたとえていう。日葡辞書「ムジャウノセッキニヲッタテ(追立)ラレントキ」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐ばなし【無常咄】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐ばなし【無常咄】‥ジヤウ‥
仏教の信仰に関したはなし。好色一代男5「碁のお相手になり、笙を吹き、―・内証事」
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐もん【無常門】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐もん【無常門】‥ジヤウ‥
葬礼の時だけに使う門。大名屋敷には必ずあって、ふだんは閉ざされていた。
⇒む‐じょう【無常】
むじょう‐やすみ【無常休み】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
むじょう‐やすみ【無常休み】‥ジヤウ‥
越後地方で、葬式のある日、村内一般が休業することをいう。
⇒む‐じょう【無常】
大辞林の検索結果 (9)
む-じょう【無常】🔗⭐🔉
む-じょう ―ジヤウ [0] 【無常】 (名・形動)[文]ナリ
(1)〔仏〕 万物は生滅流転し,永遠に変わらないものは一つもないということ。
⇔常住
「諸行―」
(2)人の世の変わりやすいこと。命のはかないこと。また,そのさま。「―な世の中」
(3)人間の死。「―の来る事は,水火の攻むるよりも速に逃れがたきものを/徒然 59」
むじょう-かん【無常観】🔗⭐🔉
むじょう-かん ―ジヤウクワン [2] 【無常観】
一切のものは無常であると観ずる境地。
むじょう-こう【無常講】🔗⭐🔉
むじょう-こう ―ジヤウカウ [0] 【無常講】
講の一種。掛け金を講中に死者があった際の葬儀費用にあてるもの。「よくきけば死ぬるをいそぐ―/新増犬筑波」
むじょう-じんそく【無常迅速】🔗⭐🔉
むじょう-じんそく ―ジヤウ― [0] 【無常迅速】
〔仏〕 人の世の移り変わりが非常に速いこと。死が早く来ること。
むじょう-の-かぜ【無常の風】🔗⭐🔉
むじょう-の-かぜ ―ジヤウ― 【無常の風】
人の命を奪い去る無常を,花を吹き散らす風にたとえていう語。「―に誘はれ,ただいま冥途へ赴く/狂言・朝比奈」
むじょう-の-かたき【無常の敵】🔗⭐🔉
むじょう-の-かたき ―ジヤウ― 【無常の敵】
無常という敵。死のこと。「しづかなる山の奥,―競ひ来らざらんや/徒然 137」
むじょう-もん【無常門】🔗⭐🔉
むじょう-もん ―ジヤウ― [2] 【無常門】
葬礼の際だけに使う門。江戸時代,大名の屋敷に設けて平常は閉ざしてあった。
むじょうということ【無常といふ事】🔗⭐🔉
むじょうということ ムジヤウトイフコト 【無常といふ事】
評論集。小林秀雄著。1946年(昭和21)刊。歴史の公式的解釈を拒否して,直覚的・悟達的な古典論を収める。
むじょう【無常】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「無常」で始まるの検索結果。