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広辞苑の検索結果 (4)

さ‐ごろも【狭衣】🔗🔉

さ‐ごろも狭衣】 ①(サは接頭語)衣服。きもの。催馬楽、夏引「―に織りても着せむ」 ②狭衣大将の略。 ③「狭衣物語」の略。 ⇒さごろも‐の【狭衣の】

さごろも‐の【狭衣の】🔗🔉

さごろも‐の狭衣の】 〔枕〕 「を(緒)」「を(小)」にかかる。万葉集14「―小筑波嶺おづくはねろの山の崎」 ⇒さ‐ごろも【狭衣】

さごろも‐の‐だいしょう【狭衣大将】‥シヤウ🔗🔉

さごろも‐の‐だいしょう狭衣大将‥シヤウ 「狭衣物語」の主人公。学才・容貌ともにすぐれ、源氏宮に失恋、飛鳥井女君・女二宮・宰相中将妹君など数多の女性と恋愛し、後、帝位につく。

さごろもものがたり【狭衣物語】🔗🔉

さごろもものがたり狭衣物語】 物語。4巻。作者を紫式部の女むすめ大弐だいに三位とする説は捨てられ、六条斎院禖子ばいし内親王宣旨とされる。平安中期、延久・承保(1069〜1077)の頃成るか。狭衣大将と源氏宮とが主人公。 →文献資料[狭衣物語]

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さ-ごろも【狭衣】🔗🔉

さ-ごろも 【狭衣】 〔「さ」は接頭語〕 ころも。着物。「―のこの紐解けと言ふは誰が言/万葉 2866」

さごろも-の【狭衣の】🔗🔉

さごろも-の 【狭衣の】 (枕詞) 〔衣の緒をつける意からか〕 「小筑波(オヅクハ)」にかかる。「―小筑波嶺(ネ)ろの山の岬/万葉 3394」

さごろも-の-たいしょう【狭衣大将】🔗🔉

さごろも-の-たいしょう ―タイシヤウ 【狭衣大将】 「狭衣物語」の主人公。堀河大臣の子。従妹源氏宮への終生得られぬ恋に懊悩(オウノウ)する。女二の宮・飛鳥井姫と契り,一品宮と結婚するがいずれも不幸に終わる。やがて帝となり源氏宮に似た宰相の中将の妹を后(キサキ)とする。

さごろもものがたり【狭衣物語】🔗🔉

さごろもものがたり 【狭衣物語】 物語。四巻。作者は子(バイシ)内親王宣旨(センジ)説が有力。一一世紀後半の成立。狭衣大将の悲恋物語。「源氏物語」の影響が強い。平安後期の物語中の秀作。

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