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広辞苑の検索結果 (3)

り‐き【理気】🔗🔉

り‐き理気】 宇宙の生成されるべき根本の理すなわち太極と、これから生ずる陰陽の気。→理気説

りき‐せつ【理気説】🔗🔉

りき‐せつ理気説】 太極・気・陰陽などの伝統的な概念を改めて体系化した朱子学の宇宙論。朱熹しゅきの説は、万物の生成を気の陰陽の働きによるとしながら、一方その働きの根拠に太極としての理があるとした。そのためこの説は理気二元論と見られ、明代に入ると、理を気の条理とする羅欽順らきんじゅんらの一元論が現れる。

りき‐にげんろん【理気二元論】🔗🔉

りき‐にげんろん理気二元論「理気説」参照。

大辞林の検索結果 (2)

り-き【理気】🔗🔉

り-き [1] 【理気】 宋学の用語。宇宙の存在原理・道徳規範としての理と,物質・現象としての気。 →理 →気

りき-にげんろん【理気二元論】🔗🔉

りき-にげんろん [4] 【理気二元論】 程頤(テイイ)の説を受け継いで朱熹(シユキ)が大成した宋学の形而上学的原理。物質を形成する素材およびその運動を気ととらえ,気を統制する原理であり,その運動に内在して全存在を貫く根拠となり,人間にあっては道徳原理となるものを理として,理気二元により存在の構造を解明する。

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