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広辞苑の検索結果 (7)

う‐い【羽衣】🔗🔉

う‐い羽衣】 ①鳥類の体をおおう毛状羽の総称。 ②はごろも。

は‐ごろも【羽衣】🔗🔉

は‐ごろも羽衣】 ①鳥の羽で作った薄く軽い衣。天人がこれを着て自由に空中を飛行するという。あまのはごろも。あまごろも。 ②鳥・虫などの翅。 ③カメムシ目ハゴロモ科の昆虫の総称。近縁なビワハゴロモ科、アオバハゴロモ科などを含めることもある。体に比して前翅が大きく、美しい色彩を呈するものが多い。(曲名別項) ⇒はごろも‐ぐさ【羽衣草】 ⇒はごろも‐そう【羽衣草】 ⇒はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】 ⇒はごろも‐の‐まつ【羽衣松】

はごろも【羽衣】(作品名)🔗🔉

はごろも羽衣】 能。鬘物。三保松原で漁夫白竜が羽衣をみつけたのを、天人が呼びとめて返してもらい、その礼に舞を舞って昇天する。長唄・常磐津・一中・箏曲にも作られる。→羽衣伝説 羽衣 『羽衣』 撮影:神田佳明(シテ:長島茂)

はごろも‐ぐさ【羽衣草】🔗🔉

はごろも‐ぐさ羽衣草】 (lady's-mantle)バラ科の多年草。日本を含む北半球高山帯に自生。高さ約30センチメートル。夏、淡黄緑色の小花を密生。 はごろもぐさ ⇒は‐ごろも【羽衣】

はごろも‐そう【羽衣草】‥サウ🔗🔉

はごろも‐そう羽衣草‥サウ ノコギリソウの別称。 ⇒は‐ごろも【羽衣】

はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】🔗🔉

はごろも‐でんせつ羽衣伝説】 天女が水浴中に羽衣を盗まれて天に帰れず人妻となって暮らすうち、羽衣を探し出して昇天するという伝説。駿河国三保松原(有度浜)、近江国伊香小江いかごのおえ、丹後国比治山(以上、風土記逸文)などにあるもののほか、全国に類似のものが多い。→白鳥処女説話⇒は‐ごろも【羽衣】

はごろも‐の‐まつ【羽衣松】🔗🔉

はごろも‐の‐まつ羽衣松】 静岡市三保松原の御穂神社の南東にある松。能「羽衣」の松と伝える。 ⇒は‐ごろも【羽衣】

大辞林の検索結果 (9)

う-い【羽衣】🔗🔉

う-い [1] 【羽衣】 (1)鳥類の体をおおう羽毛。 (2)天人・仙女が空を飛ぶときに着るという衣。はごろも。「霓裳(ゲイシヨウ)―」

は-ごろも【羽衣】🔗🔉

は-ごろも [0] 【羽衣】 (1)天人が着る,天上を飛行する霊力のある衣。鳥の羽で作るという薄い衣。 (2)鳥・虫などのはね。 (3)半翅目ハゴロモ科または近縁の科に属する昆虫の総称。ウンカに近縁。前ばねは三角形で静止する時は折りたたむ。多く熱帯に産し,生息環境に似た色や模様のものが多い。植物に寄生し,幼虫は白蝋状分泌物におおわれる。日本にはベッコウハゴロモ・アオバハゴロモなどがいる。

はごろも-ぐさ【羽衣草】🔗🔉

はごろも-ぐさ [4] 【羽衣草】 バラ科の多年草。高山の草地に生える。根葉は柄が長く,心円形で掌状に浅裂。花茎は高さ約30センチメートルで,七,八月,枝先に黄緑色の小花を密生する。

はごろも-そう【羽衣草】🔗🔉

はごろも-そう ―サウ [0] 【羽衣草】 ノコギリソウの別名。[季]夏。

はごろも-でんせつ【羽衣伝説】🔗🔉

はごろも-でんせつ [5] 【羽衣伝説】 天女が地上で水浴中,羽衣を男に隠されてやむなく妻となるが,やがて羽衣を取り返して天に昇るという伝説。白鳥処女説話の変形。中国・朝鮮などにも広く分布する。

はごろも-の-まつ【羽衣の松】🔗🔉

はごろも-の-まつ 【羽衣の松】 静岡県三保の松原の,御穂神社の南東にある松。謡曲「羽衣」の松と伝えられる。

はごろも-も【羽衣藻】🔗🔉

はごろも-も [4] 【羽衣藻】 スイレン科の水草。葉は線形に細裂して水中の茎につく。夏,白色の小花を水面上に開く。キンギョモ。

はごろも【羽衣】🔗🔉

はごろも 【羽衣】 能の一。三番目物。漁師白竜は三保の松原の松に不思議な衣をみつけて持ち帰ろうとする。そこへ天人が現れ自分の羽衣なので返してほしいと懇願されて衣を返す。天人はその礼に舞を舞って昇天する。

はごろも【羽衣】(和英)🔗🔉

はごろも【羽衣】 a robe of feathers.

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