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広辞苑の検索結果 (2)

くさ‐ぎ【臭木】🔗🔉

くさ‐ぎ臭木】 クマツヅラ科の落葉小高木。山野に多く自生し、高さ約3メートル。葉は大きく、広卵形。茎・葉に悪臭がある。夏、赤色の萼がくと白色の花冠とを有する管状5裂の花を開く。果実は碧色、下部に星状に開いた紅紫色の宿存萼があり、古くから染料に使われた。若葉は食用。臭桐くさぎり。くさぎな。漢名、臭牡丹樹・海州常山。〈[季]秋〉。本草和名「恒山、和名久佐岐」 クサギ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション クサギ(実) 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒くさぎ‐の‐むし【臭木の虫】

くさぎ‐の‐むし【臭木の虫】🔗🔉

くさぎ‐の‐むし臭木の虫】 クサギの株につく虫で蝙蝠蛾こうもりがの幼虫。疳かんの薬として用いられた。 ⇒くさ‐ぎ【臭木】 ○草木も靡くくさきもなびく 盛んな威勢に人々が服従するさまにいう。 ⇒くさ‐き【草木】 ○草木も眠るくさきもねむる 夜がふけてあたりがすっかり静かになるさまにいう。「―丑三つ時」 ⇒くさ‐き【草木】 ○草木も揺がぬくさきもゆるがぬ 世の中のよく治まっているさまにいう。 ⇒くさ‐き【草木】

大辞林の検索結果 (3)

くさ-ぎ【臭木】🔗🔉

くさ-ぎ [0] 【臭木】 クマツヅラ科の落葉小高木。山野に多い。高さ約3メートル。全体に臭気がある。葉は大きく広卵形。八月頃,枝頂に白花を多数つける。果実は球形で濃青色,果実の下に赤紫色の萼が星形に残る。果実を染料に,若葉を食用にする。クサギリ。 〔「臭木の花」「臭木の実」は [季]秋〕 臭木 [図]

くさぎ-かめむし【臭木椿象】🔗🔉

くさぎ-かめむし [5] 【臭木椿象】 カメムシの一種。体長約16ミリメートル。体は黒褐色の地に黄褐色の斑紋がある。サクラ・モモ・クサギなどについて果実から汁を吸う。不快な臭気を発する。九州以北の各地と東アジアに分布。

くさぎ-の-むし【臭木の虫】🔗🔉

くさぎ-の-むし [0] 【臭木の虫】 クサギの幹につくカミキリムシなどの幼虫。子供の疳(カン)の薬とした。

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