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広辞苑の検索結果 (5)

や‐げん【薬研】🔗🔉

や‐げん薬研】 主として漢方の薬種を細粉にする、金属製または硬木製の器具。形は舟形で中が深く窪む。これに薬種を入れ、軸のついた円板状の車輪様のものをきしらせて薬種を押し砕く。くすりおろし。日葡辞書「ヤゲン。クスリクダキ」 薬研 薬研 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒やげん‐だい【薬研台】 ⇒やげんどおし‐よしみつ【薬研通吉光】 ⇒やげん‐ぼり【薬研堀】 ⇒やげん‐ぼり【薬研彫】

やげんどおし‐よしみつ【薬研通吉光】‥ドホシ‥🔗🔉

やげんどおし‐よしみつ薬研通吉光‥ドホシ‥ 粟田口吉光作の短刀の名。1493年(明応2)畠山政長が自刃するとき投げ捨て、近くの薬研を突き通したからいう。 ⇒や‐げん【薬研】

やげん‐ぼり【薬研堀】🔗🔉

やげん‐ぼり薬研堀】 薬研の形、すなわちV字形になった底の狭い堀。〈日葡辞書〉 ⇒や‐げん【薬研】

やげん‐ぼり【薬研彫】🔗🔉

やげん‐ぼり薬研彫】 金石に文字などを彫刻するのに、薬研の形、すなわちV字形に彫ること。また、その彫ったもの。↔丸彫 ⇒や‐げん【薬研】

大辞林の検索結果 (6)

や-げん【薬研】🔗🔉

や-げん [0] 【薬研】 主に漢方で,薬種を砕き,または粉末にするために用いる器具。細長い舟形をした,内側が V 字形の器の中に薬種を入れ,上から軸のついた車輪様のものをきしらせて薬種を押し砕く。くすりおろし。きさげ。 薬研 [図]

やげん-そだち【薬研育ち】🔗🔉

やげん-そだち [4] 【薬研育ち】 〔江戸,両国の薬研堀あたりに踊り子が多かったことから〕 踊り子の異名。

やげん-だい【薬研台】🔗🔉

やげん-だい [2] 【薬研台】 ⇒ブイ-ブロック

やげん-どおし-よしみつ【薬研通吉光】🔗🔉

やげん-どおし-よしみつ ―ドホシ― 【薬研通吉光】 〔1493年畠山政長が細川政元に囲まれた時,吉光作の短刀で自害しようとしたが腹を貫かず,投げ捨てたところかたわらの薬研(ヤゲン)を突き通したことから〕 藤四郎吉光が作った短刀の名。

やげん-ぼり【薬研堀】🔗🔉

やげん-ぼり 【薬研堀】 (1)V 字形に深く掘った堀。 (2)江戸時代,現在の東京都中央区東日本橋両国にあった堀の名。江戸中期に埋め立てられた。不動堂があり,また付近は芸者,中条流の医師が多く居住した。

やげん-ぼり【薬研彫(り)】🔗🔉

やげん-ぼり [0] 【薬研彫(り)】 溝が V 字形の彫り方。 →丸彫り

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