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広辞苑の検索結果 (6)
き‐ごう【記号】‥ガウ🔗⭐🔉
き‐ごう【記号】‥ガウ
①(sign; symbol)一定の事柄を指し示すために用いる知覚の対象物。言語・文字などがその代表的なもので、交通信号のようなものから高度の象徴まで含まれる。また、文字に対して特に符号類をいう。
②〔言〕(signe フランス)ソシュールによれば、音や図像などの知覚される表象と意味(概念)とが結合した対象。表象をシニフィアン(能記、記号表現)、意味をシニフィエ(所記、記号内容)と呼ぶ。言語も記号の一種。シーニュ。→ランガージュ。
⇒きごう‐がく【記号学】
⇒きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】
⇒きごう‐そ【記号素】
⇒きごう‐ろん【記号論】
⇒きごう‐ろんりがく【記号論理学】
きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】‥ガウ‥ザウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ぎぞう‐ざい【記号偽造罪】‥ガウ‥ザウ‥
産物・商品・書籍などに押印する公務所の記号を偽造する罪。
⇒き‐ごう【記号】
きごう‐ろん【記号論】‥ガウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ろん【記号論】‥ガウ‥
①(semiotics; semiology)記号・記号体系に関する学問。言語・図像・社会活動などを、意味を伝達する記号として捉え、その特性や伝達の様態などを研究する。
②(semiotic)論理実証主義の立場でなされる記号の働きに関する研究。語用論・意味論・統語論の3分野に分かれる。
⇒き‐ごう【記号】
きごう‐ろんりがく【記号論理学】‥ガウ‥🔗⭐🔉
きごう‐ろんりがく【記号論理学】‥ガウ‥
(symbolic logic)推論を構成する命題を数学の記号に類する記号によって表現し、推論の規則を記号操作の規則として定式化する論理学。現代に一般に行われる論理学で、フレーゲ・ラッセルが体系化。数学的論理学・数理論理学などともいう。
⇒き‐ごう【記号】
大辞林の検索結果 (6)
き-ごう【記号】🔗⭐🔉
き-ごう ―ガウ [0] 【記号】
(1)一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象。狭くは種々の符号・しるし・標識などを指すが,広くは言語や文字,さらには雨を知らせる黒雲や職業を示す制服なども含まれる。事象との結びつきが雨と黒雲のように事実的・因果的なものを自然的記号,職業と制服のように規約的なものを人為的記号と呼ぶ。また,事象との結びつきが一義的・直接的なものをサインまたはシグナル,多義的・間接的であるものをシンボルとする分類もある。交通信号や道路標識は前者の,言語や儀礼は後者の代表である。
(2)特定の学問分野で対象・概念・操作などを表示するために用いられる符号。「論理―」「化学―」
(3)〔言〕 ソシュール言語学において,能記(記号表現)と所記(記号内容)の両面をもった言語研究の単位。両者の結びつきは恣意的とされる。
きごう-がく【記号学】🔗⭐🔉
きごう-がく ―ガウ― [2] 【記号学】
〔(フランス) s
miologie〕
他の事物を代理し表現する記号の機能に着目し,信号・図像・指標・象徴・観念と表象といった,多様な記号が織りなす構造を手がかりとして,文化全体の分析をめざす学問。パース・ソシュール・ヤコブソンなどが有名。記号論。
miologie〕
他の事物を代理し表現する記号の機能に着目し,信号・図像・指標・象徴・観念と表象といった,多様な記号が織りなす構造を手がかりとして,文化全体の分析をめざす学問。パース・ソシュール・ヤコブソンなどが有名。記号論。
きごう-しょり【記号処理】🔗⭐🔉
きごう-しょり ―ガウ― [4] 【記号処理】
〔symbolic manipulation〕
コンピューターを用いて行う数式の論理的処理や文字列の処理などの総称。
きごう-ろん【記号論】🔗⭐🔉
きごう-ろん ―ガウ― [2] 【記号論】
(1)
⇒記号学
(2)〔semiotic(s)〕
モリス・カルナップらの分析哲学・論理実証主義哲学で,記号・対象・使用者の三者の関係を構文論・意味論・語用論の三部門に分けて研究する{(1)}の一分野。C = W =モリスの提唱による。
きごう-ろんりがく【記号論理学】🔗⭐🔉
きごう-ろんりがく ―ガウ― [6] 【記号論理学】
〔symbolic logic〕
推論の構造および過程を数学的演算になぞらえて形式化・記号化して取り扱う論理学。一九世紀後半ブールらの論理代数に始まり,フレーゲ・ラッセルらにより厳密に体系化され発展した。アリストテレス以来の伝統的論理学を明晰(メイセキ)化するのみならず,数学あるいは他の科学・哲学の基盤を形づくる。数学的論理学。数理論理学。論理代数。
⇔伝統的論理学
きごう【記号】(和英)🔗⭐🔉
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