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広辞苑の検索結果 (22)

げんしょう‐がく【現象学】‥シヤウ‥🔗🔉

げんしょう‐がく現象学‥シヤウ‥ (Phänomenologie ドイツ)古くは本体と区別された現象の学という意味に用いられた語。今日行われているのはヘーゲルとフッサールの用法。 ①ヘーゲルは精神の最も単純直接な現われとしての感覚的確実性から最高の現われとしての絶対知に到達するまでの、精神の弁証法的発展を論じた彼の著作を「精神現象学」と名づけた。 ②哲学や科学の確実な基礎をすえるために、一切の先入見を排して意識に直接に明証的に現れている現象を直観し、その本質を記述するフッサールの方法。彼はそれに到達するため日常的見方の土台にある外界の実在性について判断停止を行い、そのあとに残る純粋意識を分析し記述した。以後、ケルゼンの法現象学、ミュンヘン現象学派やインガルデン(R. Ingarden1893〜1970)・デュフレンヌ(M. Dufrenne1910〜1995)らの美学、ハイデガーからサルトルへ至る現象学的存在論、メルロ=ポンティの身体性の現象学など、20世紀哲学・美学の主潮流の一つ。 ⇒げん‐しょう【現象】

しょく‐さいぼう【食細胞】‥バウ🔗🔉

しょく‐さいぼう食細胞‥バウ 〔生〕(phagocyte)多細胞動物の体内で細菌や組織の分解物などの異物を捕食する細胞の総称。白血球・マクロファージなど自発運動をするものが主体。メチニコフの発見。細網内皮系の細胞のように遊走しないもの(固定性食細胞)を含めていうこともある。ファゴサイト。貪食細胞。食菌細胞。

すいそイオン‐しすう【水素イオン指数】🔗🔉

すいそイオン‐しすう水素イオン指数】 水素イオン濃度を表す数値。水素イオンのモル濃度の逆数の常用対数で示す。記号pH 純粋の水はpH=7で中性、これより大きい値はアルカリ性、これより小さい値は酸性。現在ではモル濃度の代りに活動度を用いて定義されるが、両指数の差は普通0.1以下である。 ⇒すい‐そ【水素】

パー‐シン【phaa sin タイ】🔗🔉

パー‐シンphaa sin タイ】 タイの民族衣装の一種。女性用の筒形に仕立てた腰布。はいてから体にぴったりと合わせ、余分を前でたたんで襞ひだを整えた後にベルトで固定する。

パイドラ【Phaidra】🔗🔉

パイドラPhaidra】 ギリシア神話で、テセウスの妻。義子ヒッポリュトスに恋したが斥けられ、彼に言い寄られたと夫に讒言して死んだ。

パエトン【Phaethōn】🔗🔉

パエトンPhaethōn】 ギリシア神話で、太陽神ヘリオスの子。太陽神の戦車を御し損ね大地を焦がしたので、ゼウスに撃ち落とされた。

パクチー【phakchi タイ】🔗🔉

パクチーphakchi タイ(→)コエンドロに同じ。

はり【玻璃・玻瓈】🔗🔉

はり玻璃・玻瓈】 (梵語sphaṭika; phaḷia) ①仏教で、七宝の一つ。水晶。百座法談聞書抄「―をかけ露をつらぬく点ひとつもかくる事なく」 ②ガラスの別称。 ③火山岩中に含まれるガラス状物質。

ピー‐エッチ【pH】🔗🔉

ピー‐エッチpH(→)水素イオン指数のこと。ペーハー。

ピー‐エッチ‐エス【PHS】🔗🔉

ピー‐エッチ‐エスPHS】 (personal handy-phone system)携帯電話の一種。微弱な電波を用い、屋内ではコードレス電話機、屋外では携帯電話として利用できる。デジタル電話。また、そのサービス。ピッチ。

ファージ【phage】🔗🔉

ファージphage(→)バクテリオファージの略。

ファーマシー【pharmacy】🔗🔉

ファーマシーpharmacy】 薬局。薬屋。

ファラオ【Pharaoh】🔗🔉

ファラオPharaoh】 (「大きな家」の意から)古代エジプト王の称号。パロ。

ファリサイ‐は【ファリサイ派】🔗🔉

ファリサイ‐はファリサイ派】 (Pharisees)(「分離する者」の意)イエスの時代に盛んだったユダヤ教の一派。紀元前2世紀の後半に起こり、モーセの律法の厳格な遵守を主張、これを守らない者を汚れた者として斥けた。イエスはその偽善的傾向を激しく攻撃した。パリサイ派。→エッセネ派→サドカイ派

ファリシズム【phallicism】🔗🔉

ファリシズムphallicism】 男根崇拝。男性生殖器崇拝。

ファレノプシス【Phalaenopsis ラテン】🔗🔉

ファレノプシスPhalaenopsis ラテン】 ラン科コチョウラン属植物(その学名)。また、洋蘭の一群の通称。→こちょうらん

ファン‐ボイ‐チャウ【Phan Boi Chau・潘佩珠】🔗🔉

ファン‐ボイ‐チャウPhan Boi Chau・潘佩珠】 ベトナム近代民族運動の創始者。1904年、維新会を結成。翌年来日、ドンズー運動を起こす。12年に中国で光復会を結成、武力革命をめざした。25年フランス官憲に捕らえられ、死去まで軟禁。著「ベトナム亡国史」ほか。(1867〜1940)

フィリピン【Philippines・比律賓】🔗🔉

フィリピンPhilippines・比律賓】 (スペイン国王フェリーペ2世の名に因む)アジア大陸の東方、ルソン島を主島とし、ミンダナオ・サマル・ネグロス・パナイ・パラワンなど7000余の島嶼とうしょから成る共和国。マゼランの来航を経て、16世紀以来スペイン領、米西戦争の結果1899年アメリカ領、1946年独立。古くから日本と交渉をもつ。面積30万平方キロメートル。人口8266万(2004)。言語はセブアノ語・タガログ語など八大言語を含め、八十数種にのぼる。住民の大多数はカトリック。公用語はフィリピノ語・英語。首都マニラ。→東南アジア(図)⇒フィリピン‐かいこう【フィリピン海溝】 ⇒フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】

ペー‐ハー【pH ドイツ】🔗🔉

ペー‐ハーpH ドイツ(→)水素イオン指数のこと。

やく‐がく【薬学】🔗🔉

やく‐がく薬学】 (pharmacy)薬物の性質・作用・製造・分析およびその応用について研究する学問。薬化学・薬品分析学・薬品製造学・生薬学・薬理学・衛生薬学・裁判化学などの分野がある。

やくり‐がく【薬理学】🔗🔉

やくり‐がく薬理学】 (pharmacology)生体に一定の化学的物質を与えた時に起こる生体現象の変化を研究する学問。旧称、薬物学。 ⇒やく‐り【薬理】

🄰ph🔗🔉

ph [photo]照度の単位フォト.

大辞林の検索結果 (48)

パルマコン(ギリシヤ) pharmakon🔗🔉

パルマコン [3] (ギリシヤ) pharmakon 「毒」と「薬」の両義をもつ語。既成秩序から排除されるものや観念(思想)がもつ性格をいい,犠牲者は毒として排除され,同時に社会と共同体の結束の媒体となる。ソクラテス・イエスが代表例。ファルマコン。

ピー-エッチpH🔗🔉

ピー-エッチ [3] pH 〔 p は power(累乗)の略,H は水素の元素記号〕 溶液の水素イオン濃度を表す指数。中性では七で,酸性では七より小さく,アルカリ性では七より大きい。ペー-ハー。デンマークの生化学者セーレンセン(S. P. L. Srensen 1868-1939)が提唱。

ファージphage🔗🔉

ファージ [1] phage バクテリオファージの略。

ファーマシーpharmacy🔗🔉

ファーマシー [1] pharmacy (薬剤師のいる)薬局。薬屋。

ファエドルスPhaedrus🔗🔉

ファエドルス Phaedrus 一世紀頃の古代ローマの寓話作家。主にアイソポス(イソップ)の寓話に依拠し自作のものをも含めた五巻の寓話詩を著した。後,散文体の寓話集成「ロムルス」に含まれて中世に流布。

ファラオPharaoh🔗🔉

ファラオ [1] Pharaoh 〔大きな家の意〕 古代エジプト王の称号。旧約聖書ではパロ。

ファリシズムphallicism🔗🔉

ファリシズム [3] phallicism 男根崇拝。男性生殖器崇拝。

ファルス(ラテン) phallus🔗🔉

ファルス [1] (ラテン) phallus 陰茎。男根。

ファントムPhantom🔗🔉

ファントム Phantom 〔幻の意〕 アメリカのジェット戦闘機 F - 4 の愛称。1958年初飛行。航空自衛隊も使用。

ペー-ハー(ドイツ) pH🔗🔉

ペー-ハー [3] (ドイツ) pH ⇒ピー-エッチ

PHpinch hitter🔗🔉

PH pinch hitter 野球で,代打。

PHRepublic of the Philippines🔗🔉

PH Republic of the Philippines フィリピン。ISOの国・地域コードの一。

pH(ドイツ) Potenz H🔗🔉

pH (ドイツ) Potenz H ペー-ハー。 ⇒ピーエッチ

phphoto🔗🔉

ph photo 照度のCGS単位フォトを表す記号。

pH(英和)🔗🔉

pH 《化》水素イオン指数,ペーハー.

pha・e・ton[fitn](英和)🔗🔉

pha・e・ton[fitn] n.2頭立て軽4輪馬車;=touring car.

phag・o・cyte[fsait](英和)🔗🔉

phag・o・cyte[fsait] n.《生理》食細胞.

pha・lan・ger[flndr](英和)🔗🔉

pha・lan・ger[flndr] n.クスクス,ユビムスビ<オーストラリア産の有袋動物>.

phal・anx[filks/fl‐](英和)🔗🔉

phal・anx[filks/fl-] n.(pl.〜es, phalanges[flndi:z/f-]) 《古ギリシア》密集部隊;(結束した)軍団〔集団〕;(人・動物の)密集;指骨,趾骨(しこつ).

phal・a・rope[flroup](英和)🔗🔉

phal・a・rope[flroup] n.《鳥》ヒレアシシギ.

phal・li(・ci)sm[fli(si)zm](英和)🔗🔉

phal・li(・ci)sm[fli(si)zm] n.男根崇拝.

phal・lus[fls](英和)🔗🔉

phal・lus[fls] n.(pl.-li[-lai]) 男根像;《解》=penis.

phan・er・o・gam[fnrm](英和)🔗🔉

phan・er・o・gam[fnrm] n.《植》顕花植物 (cf.cryptogam).

phan・tasm[fntzm](英和)🔗🔉

phan・tasm[fntzm] n.まぼろし,幻影;幽霊;幻想.

phan・tas・ma・go・ri・a[fntzm(:)ri](英和)🔗🔉

phan・tas・ma・go・ri・a[fntzm(:)ri] n.変幻自在の光景.

phan・ts・mal(英和)🔗🔉

phan・ts・mal a.まぼろしの(ような);空想の.

phan・ts・mic(英和)🔗🔉

phan・ts・mic a.まぼろしの(ような);空想の.

phan・ta・sy[fntsi,‐zi](英和)🔗🔉

phan・ta・sy[fntsi,-zi] n.=fantasy.

phan・tom[fntm](英和)🔗🔉

phan・tom→音声 n.幽霊,まぼろし;錯覚,幻想.

phntom lmb(英和)🔗🔉

phntom lmb 《医》幻想肢.

Phar・aoh[frou](英和)🔗🔉

Phar・aoh→音声 n.古代エジプト王の称号.

Phar・i・sa・ic(al)[frisiik(l)](英和)🔗🔉

Phar・i・sa・ic(al)[frisiik(l)] a.パリサイ人の;(p-) 形式偏重の;独善の;偽善の.

Phr・i・sa・ism(英和)🔗🔉

Phr・i・sa・ism n.パリサイ主義;(p-) 形式主義,偽善.

Phar・i・see[frsi:](英和)🔗🔉

Phar・i・see[frsi:] n.パリサイ(派の)人;(p-) 形式主義者,偽善者.

Phar・i・see・ism(英和)🔗🔉

Phar・i・see・ism n.=Pharisaism.

phar・ma・ceu・ti・cal[f:rmsj:tikl](英和)🔗🔉

phar・ma・ceu・ti・cal[f:rmsj:tikl] a.製薬(上)の,薬剤の.

phar・ma・cu・tics(英和)🔗🔉

phar・ma・cu・tics n.製薬〔薬剤〕学.

phar・ma・cu・tist(英和)🔗🔉

phar・ma・cu・tist n.薬剤師.

phar・ma・cist[f:rmsist](英和)🔗🔉

phar・ma・cist[f:rmsist] n.製薬者;薬剤師;薬屋.

phar・ma・col・o・gy[f:rmkldi/‐‐](英和)🔗🔉

phar・ma・col・o・gy[f:rmkldi/--] n.薬理学.

phar・ma・co・p(o)e・ia[f:rmkp:](英和)🔗🔉

phar・ma・co・p(o)e・ia[f:rmkp:] n.薬局方;薬物類.

phar・ma・cy[f:rmsi](英和)🔗🔉

phar・ma・cy→音声 n.調剤法;薬学;薬局;薬屋.

phar・os[frs/‐s](英和)🔗🔉

phar・os[frs/-s] n.燈台,航路標識.

pha・ryn・gal[frl](英和)🔗🔉

pha・ryn・gal[frl] a.《解》咽(いん)頭の.

pha・ryn・ge・al[frndil/frind:l](英和)🔗🔉

pha・ryn・ge・al[frndil/frind:l] a.《解》咽(いん)頭の.

phar・yn・gi・tis[frinditis](英和)🔗🔉

phar・yn・gi・tis[frinditis] n.《医》咽(いん)頭炎.

pha・ryn・go・scope[frskoup](英和)🔗🔉

pha・ryn・go・scope[frskoup] n.《医》咽(いん)頭鏡.

phar・ynx[friks](英和)🔗🔉

phar・ynx[friks] n.(pl.〜es, pharynges[frndi:z]) 《解》咽(いん)頭.

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