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かぶる【被る】
[2]:[2]🔗⭐🔉
かぶる【被る】
[2]:[2]
〔「かがふる」の変化形「かうぶる」の変化。「こうむる」と同原〕
[一](他五)
(一)〈なに・どこニなにヲ―〉 〔笠カサ・帽子・面などで〕顔・頭をおおうようにする。
「仮面をかぶって踊る/ヘルメットなどをかぶった六人の男に囲まれる/頂に雪をかぶった〔=冠雪した〕国立公園の国際スキー場/マスクを―〔=野球でキャッチャーとして活躍する〕」
(二)〈なに・どこニなにヲ―〉 粉末状・液状のものを、上部や表面がすっぽりおおわれるように受ける。
「自宅に積まれたままほこりをかぶっている本/水をかぶりながらの力走/灯油をかぶって焼身自殺した、とみている/対岸の火事だと傍観していたら、火の粉を―〔=
火の粉〕はめになった/海が荒れると、波を―〔=もろに受ける〕ので注意が必要/ボートが波をかぶって転覆」
(三)〈なにヲ―〉 本来受けるいわれの無い責任・負担などを身に受ける。
「自分が罪を―ことで彼女を立ち直らせようとしたのだ/損失を自分で―〔=負担する〕決意だ/君一人が泥を―〔=身代りとなって責任を負う〕ことはない/消費税の波を―〔=余波の及ぶ〕民間業界はそれぞれ対応策に知恵を絞り始めている」
[二](自五)
(一)〔露出が過ぎて〕乾板・フィルムが曇る。
(二)〔波のために〕船が揺れる。 [
被り[二]]



新明解 ページ 1048 での【被る】単語。