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しか【然】[1][2]🔗🔉

しか【然】[1][2] (副) 〔雅〕 [一]直前に述べた事柄を承()ける意を表わす。 「―あらず〔=そうではない〕/―あらば〔=それならば〕我が頭コウべを以て此の璧タマを銅柱にあててうちわりてん/―あれば〔=そういうわけで〕仏法を行ギヨウずるには器をえらぶべきにあらず/―あれども〔=そうではあるが〕牛とあらそはず/道を知れる教へ、身を治め、国を保たん道も、また―なり〔=同様である〕/―のみならず〔=そればかりではなく〕古聖コシヨウ先賢、是コレを謗ソシり諸天仏祖皆な是を恥かしむ」 [二] 「…と―言う〔=漢文式の序文などの終りに使って『という次第です』の意味を表わす〕」 [表記]「〈爾」とも書く。

新明解 ページ 2207 での単語。