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もの【者】[2]🔗🔉

もの【者】[2] (一)与えられた条件の範囲内で対象を選択し、指定することを示す語。 「私は真ん中の―が好きだ/野兎ノウサギは、毛色は枯葉の色に似るが、雪のところにすむ―は、冬は、白く、かわる/中ほどにありて、もっとも、大なる―を本州といい、その北にある―を北海道本島という/いや、もう、航海ほどおもしろい―は、またと、ありません」 (二)主体の生活・関心と密着し、何らかの意味で力関係を持つと考えられる、人。〔目下の存在に対して言うことが多い〕 「自分よりもっと強い―が有るのに驚いた/今日新たに加わった―も二、三人有った/持てる―の悩み/奢オゴる―久しからず」 (三)人間のうち、何かの点で批判の対象になる存在。 「食わせ―・笑い―」 [表記](一)は、現在では多く「もの」と書く。

新明解 ページ 5397 での単語。