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[一](副助) (一)同種の物事を限定して示したり (例示的に)並べたり することを表わす。 「新聞―雑誌を読む/赤いの―白いの―青いのなど」 (二)〔雅〕疑問の意を表わす。〔終助詞的にも用いられる〕 「ここに―いますなど問ふ/天の人にも負けん―〔=負けることが有ろうか。よもや有るまい〕」 [二](接助) 「何かをする時に当たっては」という意を表わす。 「この計画が発表される―、『騒音・振動・排ガスなどの自動車公害が出る』 と沿線住民が反撥パツ/電車が止まる―いな―;〔=止まるか止まらないかのうちに、反射的に〕、乗客が入口に殺到した」 [三](終助) (一)同輩・目下の者を軽く促す気持を表わす。 「もう帰ろう―/早く行け―」 (二)自分自身に言い聞かせるような気持を表わす。 「君が行かなきゃつまらない―」 (三)名前のあとに付けて、呼びかけることを表わす。 「太郎―、ちょっとおいで」 (四)〔雅〕感動の気持を込めて文を終止したり、その言葉を述べることを表わす。 「悲しいかな―/松島―ああ松島―松島―/古池―蛙カハヅ飛び込む水の音」

新明解 ページ 5425 での単語。