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かける【掛ける】
🔗⭐🔉
かける【掛ける】
[一][2]:[2](他下一)
(一)〈どこ・なにニなにヲ―〉 △何かで支え(一部分を固定するようにして)、高所から落ちないようにする。
「肩に手を―/エプロンを―〔=身に着ける〕/眼鏡を―/荷物に ひもを―/帽子を―/看板を―〔=掲げる〕/帆を―〔=高く上げる〕/鼻に―〔=
鼻〕/気に―〔=
気〕/歯牙シガにも掛けない〔=
歯牙〕/腰を―〔=おろす〕/はかりに―〔=重さを計る〕/天秤テンビンに―〔=
天秤〕」
(二)〈どこ・なにニなにヲ―〉 人目・ほこり・雨などから防ぐように、外から何かでおおう。
「△布団(カバー・メッキ)を―」
(三)〈どこ・なにニなにヲ―〉 ある点を支えとして、(空間に)何かを設ける。
「クモが巣を―/小屋を―〔=作る〕/橋を―〔=渡す〕/はしごを―」
(四)〈だれ・なにニなに・だれヲ―〉 そのものを働かせて、何かをする。
「△ブラシ(エンジン・手錠)を―/鎌カマを―〔=
鎌〕/山田さんに声を―〔=(a)呼び止める。 (b)誘う〕/生徒に号令を―〔=大声で指示して、その通り行動させる〕/なぞを―〔=出して相手に解かせる〕/彼女に思いを―〔=恋心を抱く〕/旧友に誘いを―〔=誘う〕/攻撃を―〔=攻撃する〕/足払いを―/ストを―〔=ストライキを敢行する〕/招集を―〔=招集する〕/願ガンを―〔=神仏に何かの実現を祈り願う〕/合格に望みを―〔=実現を期待する〕/新人に目を―〔=(a)注意して見る。 (b)かわいがる〕/口を―〔=(a)相手に対して、物を言う。 (b)依頼・勧誘などの話を持ち込む〕/手を―〔=(a)さわる。 (b)念入りに何かをする〕/手に―〔=(a)自分で扱う。 (b)自分の手で殺す〕/手塩に掛けて〔=よく世話をして〕育てる/医者に―〔=診てもらう〕/お目に―〔=相手に見せて、判断を仰ぐ〕/口に―〔=出して言う〕/ぺてんに―/火を―〔=火をどこかに付けて、全体を燃やそうとする〕/火に―〔=なべなどを火の上にのせる〕/時間を―〔=十分使う〕/鍵カギを―〔=使って、戸や箱などを開閉が出来ないようにする〕/ふるいに―〔=より分ける〕/会議に―〔=議題とする〕/わなに―〔=(a)わなで鳥獣を捕らえる。 (b)人をだまして陥れる〕/能力にみがきを―/期待と信頼を―/電話を―〔=電話機で、他と話す〕」
(五)〈なに・だれニなにヲ―〉 ある物をそこに加えて、その影響を(強く)受けさせる。
「豆腐に くずあんを―/頭に水を―/心配を―/賞金を―〔=提供する約束をする〕/保険を―〔=契約する〕/五千万円掛けて〔=出して〕建てた家/手間隙ヒマを―〔=費やす〕/気合を―〔=入れる〕/馬力を―〔=加える〕/インフレに拍車を―〔=加える〕/税金を―〔=課する〕/青に赤を―〔=交ぜ合わせる〕/テリアを―〔=交尾させる〕」
(六)〈なにニなにヲ―/なにトなにヲ―〉 〔数学で〕単位あたりの数量と、全体を構成する単位数とから、未知の全体の数量を求める。乗じる。〔複素数同士、さらに「式(三)(A)」同士の演算にまで拡張される〕
「五に三を―と十五になる」
割る(五)
(七)懸詞(カケコトバ)を言う。
[二]〔接尾語的に〕
(一)その動作を始め、進行している状態にある。
「走り―」
(二)途中まで進行した物事が中断した状態にある。
「建てかけた家」
(三)今にもその事が実現しそうな状態にある。
「消え―」
[表記]「懸ける・《係ける」とも書く。「橋をかける」 「はしごをかける」は、「架ける」とも書く。
[一][2]:[2](他下一)
(一)〈どこ・なにニなにヲ―〉 △何かで支え(一部分を固定するようにして)、高所から落ちないようにする。
「肩に手を―/エプロンを―〔=身に着ける〕/眼鏡を―/荷物に ひもを―/帽子を―/看板を―〔=掲げる〕/帆を―〔=高く上げる〕/鼻に―〔=
鼻〕/気に―〔=
気〕/歯牙シガにも掛けない〔=
歯牙〕/腰を―〔=おろす〕/はかりに―〔=重さを計る〕/天秤テンビンに―〔=
天秤〕」
(二)〈どこ・なにニなにヲ―〉 人目・ほこり・雨などから防ぐように、外から何かでおおう。
「△布団(カバー・メッキ)を―」
(三)〈どこ・なにニなにヲ―〉 ある点を支えとして、(空間に)何かを設ける。
「クモが巣を―/小屋を―〔=作る〕/橋を―〔=渡す〕/はしごを―」
(四)〈だれ・なにニなに・だれヲ―〉 そのものを働かせて、何かをする。
「△ブラシ(エンジン・手錠)を―/鎌カマを―〔=
鎌〕/山田さんに声を―〔=(a)呼び止める。 (b)誘う〕/生徒に号令を―〔=大声で指示して、その通り行動させる〕/なぞを―〔=出して相手に解かせる〕/彼女に思いを―〔=恋心を抱く〕/旧友に誘いを―〔=誘う〕/攻撃を―〔=攻撃する〕/足払いを―/ストを―〔=ストライキを敢行する〕/招集を―〔=招集する〕/願ガンを―〔=神仏に何かの実現を祈り願う〕/合格に望みを―〔=実現を期待する〕/新人に目を―〔=(a)注意して見る。 (b)かわいがる〕/口を―〔=(a)相手に対して、物を言う。 (b)依頼・勧誘などの話を持ち込む〕/手を―〔=(a)さわる。 (b)念入りに何かをする〕/手に―〔=(a)自分で扱う。 (b)自分の手で殺す〕/手塩に掛けて〔=よく世話をして〕育てる/医者に―〔=診てもらう〕/お目に―〔=相手に見せて、判断を仰ぐ〕/口に―〔=出して言う〕/ぺてんに―/火を―〔=火をどこかに付けて、全体を燃やそうとする〕/火に―〔=なべなどを火の上にのせる〕/時間を―〔=十分使う〕/鍵カギを―〔=使って、戸や箱などを開閉が出来ないようにする〕/ふるいに―〔=より分ける〕/会議に―〔=議題とする〕/わなに―〔=(a)わなで鳥獣を捕らえる。 (b)人をだまして陥れる〕/能力にみがきを―/期待と信頼を―/電話を―〔=電話機で、他と話す〕」
(五)〈なに・だれニなにヲ―〉 ある物をそこに加えて、その影響を(強く)受けさせる。
「豆腐に くずあんを―/頭に水を―/心配を―/賞金を―〔=提供する約束をする〕/保険を―〔=契約する〕/五千万円掛けて〔=出して〕建てた家/手間隙ヒマを―〔=費やす〕/気合を―〔=入れる〕/馬力を―〔=加える〕/インフレに拍車を―〔=加える〕/税金を―〔=課する〕/青に赤を―〔=交ぜ合わせる〕/テリアを―〔=交尾させる〕」
(六)〈なにニなにヲ―/なにトなにヲ―〉 〔数学で〕単位あたりの数量と、全体を構成する単位数とから、未知の全体の数量を求める。乗じる。〔複素数同士、さらに「式(三)(A)」同士の演算にまで拡張される〕
「五に三を―と十五になる」
割る(五)
(七)懸詞(カケコトバ)を言う。
[二]〔接尾語的に〕
(一)その動作を始め、進行している状態にある。
「走り―」
(二)途中まで進行した物事が中断した状態にある。
「建てかけた家」
(三)今にもその事が実現しそうな状態にある。
「消え―」
[表記]「懸ける・《係ける」とも書く。「橋をかける」 「はしごをかける」は、「架ける」とも書く。
新明解 ページ 932 での【掛ける】単語。