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わる【割る】[2][0]:[0]🔗🔉

わる【割る】[2][0]:[0] (他五) (一)〈(なにデ)なにヲ―〉 打つ・たたきつける・押すなどの強い力を瞬間的に加え、固体の元の形を△こわす(幾つかの部分に分ける)。 「△くるみ(まき)を―/かめを―〔=砕く〕」 (二)〈なにヲ―〉 (A)△二つ(両方)に無理に分けて離す。 「党を―/対立に割って入る」 (B)開いて、その内部が見えるようにする。 「腹を割って〔=ざっくばらんに〕話す/口を―〔=白状する〕/事を割って〔=事情を打ち明けて〕話し合う/額ヒタイを―〔=額に傷をつける〕」 (三)〈なにヲ―〉 攻防の目標となる線・面を突破する。 「ゴールを―〔=サッカーで、ゴールにボールを蹴り込む〕/土俵を―〔=すもうで、足が土俵の外に出る〕」 (四)〈だれニなにヲ―/なにデなにヲ―〉 全体の何ほどかが、関係するそれぞれのものに(等量に)当たるようにする。 「十人に―〔=分配する〕/頭数で―」 (五)〈なにデなにヲ―〉 掛ける 〔数学で〕 (A)ある数(量)が、与えられた数(量)△を何個含む(の何倍になる)かを求める。除する。〔多項式の場合にも拡張される〕 「六を三で―/七を二で―と△三余り一(三・五)になる」 (B)ある数(量)を、与えられた個数の等しい部分に分ける。 「六グラムを三で―〔=三つの等しい部分に分ける〕と二グラムになる」 (六)〈なにデなにヲ―〉 (A)基準以下になる。 「定足数を―/五パーセントを―/(過)半数を―/△大台(採算)を―/下限(価格)を―〔=下回る〕/百メートル競走で十秒を―〔=十秒未満の記録を出す〕/手形を―〔=割り引く〕」 (B)濃い液体の成分を薄めるために、他の液体を入れる。 「ウイスキーを水で―/湯を―」 [表記](一)の一部の用法は、「《破る」とも書く。

新明解 ページ 5857 での割る単語。