ささ （造語） 「少し・小さい」意の雅語的表現。 「―にごり・―鳴き」

ささ【酒】[0] 〔雅〕「さけ」の女性語。

ささ【笹】[0] 竹の中で背の低いもの。特に、茎が生長したのちも皮が残るもの。葉は、食品の保存などに使う。種類が多い。〔イネ科〕 [かぞえ方]自然の状態は一むら。根から切り離した後は一本。葉は一枚

ささ[1] （感） 他に対してある行為を催促する時に言う言葉。さあさあ。 「―、用事のない者は帰った帰った」

ささ【些些】[1] ―たる／―と 「わずかばかり」の意の漢語的表現。

ささい【些細】[1] ―な 取り上げる値うちがない様子。 「―な〔＝つまらぬ〕ことから口論する」 [表記]「〈瑣細」とも書く。

ささいろ【笹色】[0] 濃くて青びかりのする紅色。

ささえ【支え】【支】ササヘ[3][0][2] 支える△こと（もの）。 「心の―／―ばしら[4]」

ささえ ササヘ[0] 〔「酒^ササ瓮^ヘ」の意か。ヘはツルベの後要素と同根、容器の意〕 酒を入れる竹の筒。 [表記]「《小《筒・《竹《筒」と書く。

さざえ[1] 近海の海底の岩にすむ巻貝。貝殻は厚く、げんこつに似て、多くは とげが有る。肉は食用。貝殻は貝細工用。〔リュウテン科〕 [表記]古来の用字は「｛栄〈螺子｝・｛栄〈螺｝」。

ささえる【支える】ササヘル[4]:[0] （他下一） (一)〈（なにデ）なに・だれ）ヲ―〉 （倒れたり 崩れたり しそうになるものを何かに よりかからせて）防ぎ止める。 「塀を突っかい棒で―／敵を―〔＝敵の攻撃を食い止める〕」 (二)〈（なにデ）なにヲ―〉 ほうっておけば崩れ去る運命にあるものを、何かの力で存立させるようにする。 「△暮らし（値・人気）を―」

ささおり【笹折り】【笹折】ササヲリ[0] (一)ササの葉で食物を包んだもの。 (二)折[二](一)。