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ならわし【習わし】ナラハシ[0][4]🔗🔉

ならわし【習わし】ナラハシ[0][4] 〔動詞「習わす」の連用形の名詞用法〕いつもそうするきまりになっていること。しきたり。風習。習慣。 「古くからの―」 [表記]「《慣わし」とも書く。

ならわす【習わす】【慣わす】ナラハス🔗🔉

ならわす【習わす】【慣わす】ナラハス (他五) 習わせる。 〔接尾語的に〕…することに慣れている。いつも…する(ことになっている)。 「言い―/呼び―」

なり🔗🔉

なり (造語) (一)形・かっこう。 「弓―になってこらえる」 (二)…した通り。 「言う―になる/言い―ほうだい」 (三)不十分なものの限界を容認することを表わす。 「子供―の理屈/私―の解釈/曲がり―にも」

なり🔗🔉

なり [一](副助) まだそれ以外にもあるという気持で例示し、その中から一つを選ぶことを表わす。 「電話―手紙―で知らせる/新しく買う―だれかに借りる―してください/親―に相談しよう/せめて私―に知らせてくれればよかった/何―と言いなさい」 [二](接助) (一)局面が変わると同時に何かが起こることを表わす。…するとすぐ。 「顔を見る―しかりつけた」 (二)以前の動作の結果がそのままであり、期待される局面への転換が行われないことを表わす。 「買った―まだ読んでいない/使った―で片づけない」

なり🔗🔉

なり (助動)〔雅〕 [一](形動ナリ型) (一)ある状態についてそれが存在するという判断を表わす。 「本日は晴天―/三国一の名山―/金弐万円也ナリ/袴垂ハカマダレなる〔=という名の〕盗賊有り」 (二)ある場所にそれが存在するという判断を表わす。 「江戸なる〔=に住んでいる〕伯父ヲヂの許モトに寄寓キグウせり」 [二](ラ変型) その判断が他人の話に基づいたり、声や音から推定したものであるということを表わす。 「男もすなる日記といふものを女もして見んとてするなり/みとらしの梓アヅサの弓の音す―」〔[一]は体言あるいは活用語の連体形、[二]は活用語の終止形(ラ変型は連体形)に接続〕

新明解 ページ 4076