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うきみ【憂き身】[0][1]🔗🔉

うきみ【憂き身】[0][1] △つらい事(苦労)の多い身の上。 「―をやつす〔=なりふりかまわず道楽などに熱中する〕」

うきめ【憂き目】[0][3][1]🔗🔉

うきめ【憂き目】[0][3][1] 失敗などした、つらい経験。 「落選の―を見る/年を取って、とんだ―に遭う」

うきよ【浮き世】【浮世】[2][1]🔗🔉

うきよ【浮き世】【浮世】[2][1] 〔もと、「憂き世」の意〕(思うようにならない、また、つらい事の多い)この世の中。 「―の義理」 〔江戸時代、接頭語的に〕 現代風の。当世流行の。 「―笠ガサ [4]」

うきよえ【浮世絵】ウキヨヱ[0][3]🔗🔉

うきよえ【浮世絵】ウキヨヱ[0][3] 江戸時代に起こった風俗画で、遊女や芝居の俳優(の似顔)などを題材にしたもの。 [かぞえ方]一点・一枚

うきよぞうし【浮世草子】ウキヨザウシ[4]🔗🔉

うきよぞうし【浮世草子】ウキヨザウシ[4] 江戸時代に起こった風俗小説。

うきよのかぜ【浮世の風】🔗🔉

うきよのかぜ【浮世の風】 世間に出て経験する、現実の世界の厳しさや冷たさを風にたとえた語。

うきよのきずな【浮世の絆】🔗🔉

うきよのきずな【浮世の絆】 親子の情愛や義理人情など、人を俗世間につなぎとめるもの。

うきよのなさけ【浮世の情】🔗🔉

うきよのなさけ【浮世の情】 同じ世間に生きる人間として互いに助け合っていこうとする情愛。

うきよのなみ【浮世の波】🔗🔉

うきよのなみ【浮世の波】 世を渡る中で、思うままにならず味わうさまざまの困難や辛苦を波にたとえた語。 「―にもまれる」

うきよのならい【浮世の習】🔗🔉

うきよのならい【浮世の習】 好ましくはないが従わざるをえない世の中の習わし。 「これも―で、下げたくない頭を下げないわけにはいかなかった」

うきょく【迂曲】[0]🔗🔉

うきょく【迂曲】[0] ―する うねり曲が(って遠回りす)ること。 [表記]「〈紆曲」とも書く。

うく【浮く】[2][0]:[0]🔗🔉

うく【浮く】[2][0]:[0] (自五) (一)〈(どこカラ)どこ(なに)ニ―〉 何かに支えられることなく、空中・水面に漂ったり 空中に停止したり する。 「魚が―〔=(a)海面近くを泳ぐ。 (b)死んで、水面に上がり腹を上へ向ける〕/人が空中に―〔=支え無しで停止しているように見える〕/宙に―〔= 〕/汚物が―〔=漂う〕大川/浮き橋・浮き船」沈む (二)〈どこ(なに)ニ―〉 その成分が、物の表面に一面に広がっていたり にじみ出ているのが見える。 「グランドに水が浮き、光っている/△さび(脂)が―/水草が一杯浮いて〔=水面に生い広がって〕いる」 (三)〈どこ(なに)ニ―〉 (A)地()から、その部分だけ文様・図柄が突出して見える。 「△青筋(静脈)が浮いて見える/浮き上がる・浮き彫り」 (B)本体の一部が遊離したり がたが来たり △する(して、不具合になる)。 「土台が―〔=すきまが生じる〕/歯が―〔= 〕(ようなお世辞)」 (四)大勢の中で、その者だけ孤立して見える。 「突然、変な質問をして、自分だけ浮いちゃったこともありました」 (五)〔やりくり・金利低下や当初予定されていた用件の減少などから〕経費・時間などの余裕が生じる。 「五千二百五十万円もの予算が―/宿代が―」 (六)〔野球で〕ストライクをねらったボールが決まらずに、高目にそれる。 「△球が(高目に)―」

新明解 ページ 428