みんせい【民政】[0] 〔軍政と違って〕軍人以外の人によって行われる政治。 「―に移管される」

みんせん【民選】[0] 人民の選挙によって、国家・地方公共団体などの長や議員を選出すること。官選・公選

みんそ【民訴】[1] 「民事訴訟」の略。刑訴

みんぞく【民俗】[1] 地方・時代によってそれぞれ独特の特徴を持っている、民間の生活様式や風俗。

みんぞくがく【民俗学】[4] 民間伝承を調べることによって、一般民衆の生活文化の発生と変遷を明らかにしようとする学問。フォークロア。

みんぞくい【民俗語彙】ミンゾクヰ[5] 〔民俗学で〕民間伝承の個個の事象を表示する際に使われる、その土地の言葉。

みんぞく【民族】[1] 〔人種と違って〕言語・宗教・生活慣習など、文化的な観点から見て、共通意識をいだいている一まとまりの人びと。〔他民族に対する時は、個個の利害を超えた緊密な連帯感を持つことが多い〕 「―性[0]・―自決〔＝各民族は他民族の干渉・支配を受けず、その民族自身によって政治その他を行うべきである、とすること〕」

みんぞくがく【民族学】[4] 諸民族の宗教・社会制度などの比較調査を通じて、人類文化の発生・伝播（^デンパ）などを研究する学問。エスノロジー。

みんぞくしゅぎ【民族主義】[5] (一)同じ民族で国家を形づくろうとする主義。 (二)自分の属する民族の自立と発展を政治的・文化的な最高の目標とする主義。ナショナリズム。

みんだん【民団】[0] 〔←居留民団[4]〕居留地に住む、ある国の民間人で組織された団体。

みんだん【民譚】[0] 「民間説話」の意の漢語的表現。みんたん。

みんち【民地】[1] 「民有地」の略。

みんちょう【明朝】ミンテウ[1] 〔中国の明の△朝廷（国）の意〕〔←明朝活字[5]〕活字の書体の一つ。現在、最も普通に使われる。この辞典の本文の活字がそれ。