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さ【差】[0]🔗🔉

さ【差】[0] (一)〔量・質の〕ちがい。へだたり。 「―が△つく(開く)/著しい―を生じる/―を△設ける(縮める)/―別・大―」 (二)一つの数量からある数量を引いた残り(の数量)。 「―額・誤―」

さい【差異】[1]🔗🔉

さい【差異】[1] 他と比べて違う点。違い。 「―が生じる」 [表記]「差違サヰ」とも書く。

さえき【差益】[0]🔗🔉

さえき【差益】[0] 予定と実際の差として生まれた利益。差額の利益。 「円高―[5]」

さがく【差額】[0]🔗🔉

さがく【差額】[0] 差し引いた残りの△数量(金額)。

さがくべっど【差額ベッド】[4]🔗🔉

さがくべっど【差額ベッド】[4] 健康保険による医療費との差額を入院する個人に負担させる、個室のベッド。差額徴収ベッド。

さし【差し】【差】🔗🔉

さし【差し】【差】 [一][2] 余人を交えず、当事者だけで意見の交換を行なったりすること。 「―の会談/―で話し合う/―で〔=水入らずに二人だけで〕飲む」 [二](造語) (一)さすこと。 「―湯・―水」 (二)さす道具。 「状―・うちわ―[3]」 (三)〔すもうで〕差し手。 「もろ―ザシ」 [三](接頭) (一)その動作・作用が、何かに向けて積極的に行われることを表わす。 「―出す・―もどす」 (二)その動作・作用の結果が はっきり分かるように何かをすることを表わす。 「―替える・―かざす・―かかる・―とめる」 [四](造語) 舞の曲数を算(カゾ)える語。 「一―舞う」

さしあい【差し合い】【差合】サシアヒ[0]🔗🔉

さしあい【差し合い】【差合】サシアヒ[0] 「さしつかえ」の意の老人語。

さしあげる【差し上げる】【差上げる】🔗🔉

さしあげる【差し上げる】【差上げる】 [一][5][0][4]:[0][4](他下一) (一)手に持って高く上げる。 「目よりも高く―」 (二)「与える」の丁寧表現。 「この本をあなたに差し上げます」 [二](補動・下一型) 「上げる」の丁寧表現。 「何をして差し上げましょうか」

さしあし【差し足】【差足】[2]🔗🔉

さしあし【差し足】【差足】[2] (一)かかとを上げ、つま先の方から そっと着地する時の片足。〔進行には「抜き足(一)」を伴う〕 「ぬき足―」 (二)〔競馬で〕相手の馬を追い込もうとする走り方。 「―が鋭い」

さしあたり【差し当たり】【差当り】[0]🔗🔉

さしあたり【差し当たり】【差当り】[0] (副) 〔動詞「差し当たる」の連用形の名詞用法〕 (一)当面△の問題として(必要なものとして)考えられることを表わす。 「―政府から閣僚級などの特使を派遣することは考えていない/―〔=まず〕この本から読み始めるのがよい/―〔=当分〕五万円も有ればいい/―〔=今の所〕どこといって悪い所は無い」 (二)現時点を含め、程遠からぬ将来までの不定の時間を漠然と表わす。 「今後の生活については、―〔=当分の間〕ヨットで寝起きしながら、仕事をさがすという/―〔=しばらく〕は何もする必要はない。そのうちに連絡する/―〔=では〕急いで話をさきへ進めましょう」 (三)さしずめ(一)。

さしあたる【差し当たる】【差当る】[4]:[4][0]🔗🔉

さしあたる【差し当たる】【差当る】[4]:[4][0] (自五) 〔多く、「差し当たって」の形で〕 今後の展開についてはともかく、当面の問題として事態を考える。 「差し当たっては別に問題も無かった」

さしあぶら【差し油】【差油】[3]🔗🔉

さしあぶら【差し油】【差油】[3] (一)機械にさす油。 (二)油を△さす(そそぎ入れる)こと。 [表記]「《注油」とも書く。

さしいる【差し入る】【差入る】[3][4]:[3][0]🔗🔉

さしいる【差し入る】【差入る】[3][4]:[3][0] (自五) (光が)さして、中に入る。 「光線が―」 [表記]「《射し入る」とも書く。

さしいれ【差し入れ】【差入】[0]🔗🔉

さしいれ【差し入れ】【差入】[0] ―する 被疑者や未決囚の必要とする食品・衣料・日用品などを、拘置されている被疑者の家族などが届けてやること。また、その品物。〔広義では、仕事で がんばっている人への陣中見舞として届ける食べ物を指す〕

さしいれる【差し入れる】【差入れる】[4][0][5]:[4][0]🔗🔉

さしいれる【差し入れる】【差入れる】[4][0][5]:[4][0] (他下一) (一)何かの△中(間)に入れる。 (二)差入れをする。

さしうつむく【差し俯く】【差俯く】[5][0]:[5][0]🔗🔉

さしうつむく【差し俯く】【差俯く】[5][0]:[5][0] (自五) 「うつむく」の強調形。

さしおく【差し置く】【差置く】[3][0][4]:[3][0]🔗🔉

さしおく【差し置く】【差置く】[3][0][4]:[3][0] (他五) 当然考慮すべきものを無視する。 「社長を差し置いて/先約を―〔=果たさないままにほうっておく〕」

さしおくる【差し送る】【差送る】[5][0][4]:[0]🔗🔉

さしおくる【差し送る】【差送る】[5][0][4]:[0] (他五) 「送る」のやや改まった表現。

さしおさえ【差押え】サシオサヘ[0]🔗🔉

さしおさえ【差押え】サシオサヘ[0] 国家機関や債権者が、債務者の財産の使用・処分を禁じること。〔具体的には、税金の滞納のための処分や証拠物件の強制取得をも指す〕

さしおさえる【差し押さえる】【差押える】サシオサヘル[5][6]:[5][0]🔗🔉

さしおさえる【差し押さえる】【差押える】サシオサヘル[5][6]:[5][0] (他下一) (一)押えて、動かないようにする。 (二)差押えをする。

さしかえる【差し替える】【差替える】サシカヘル[4][5][0][3]:[4][0][3]🔗🔉

さしかえる【差し替える】【差替える】サシカヘル[4][5][0][3]:[4][0][3] (他下一) よりよい状態のものと取り替える。 「刀を―/お茶を―〔=入れ替える〕/別の活字に―」 [名]差替え[0] [表記]「差し換える」とも書く。

さしかかる【差し掛かる】【差掛る】[4][5]:[4][0]🔗🔉

さしかかる【差し掛かる】【差掛る】[4][5]:[4][0] (自五) (一)ちょうどその△所を通りかかる(時期になる)。 「△山場(曲り角)に―」 (二)垂れ下がって、かぶさる。 「庭木が茂って軒に―」

さしかけ【指し掛け】【指掛】【差し掛け】【差掛】[0]🔗🔉

さしかけ【指し掛け】【指掛】【差し掛け】【差掛】[0] 〔将棋で〕勝負が一日で終わらない場合などに、途中で一時中断すること。 下屋(ゲヤ)。

さしかける【差し掛ける】【差掛ける】[4][5][0]:[4][0]🔗🔉

さしかける【差し掛ける】【差掛ける】[4][5][0]:[4][0] [一](他下一) おおいになるように、上からあてがう。 「傘を―」 [二](自下一) ある部分に光が当たる。 「月が―」

さしかざす【差し翳す】【差翳す】[4][5][0]:[4][0]🔗🔉

さしかざす【差し翳す】【差翳す】[4][5][0]:[4][0] (他五) (手に持って)かざす。

さしかためる【差し固める】【差固める】[5][6]:[5][0]🔗🔉

さしかためる【差し固める】【差固める】[5][6]:[5][0] (他下一) 門・戸などを固くとざ△す(して警戒する)。

さしかつ【差し勝つ】【差勝つ】【指し勝つ】【指勝つ】[3][4]:[3][0]🔗🔉

さしかつ【差し勝つ】【差勝つ】【指し勝つ】【指勝つ】[3][4]:[3][0] (自五) 〔すもう・レスリングなどで〕自分に有利な組み手を差す。 〔将棋で〕自分の作戦通りに 駒(コマ)を展開させて勝つ。

さしがね【差し金】【差金】[0]🔗🔉

さしがね【差し金】【差金】[0] (一)かねじゃく。 (二)かげで人をあやつること。入れ知恵。 「君はだれの―でやって来たんだ」 [表記](二)は人形浄瑠璃(ジヨウルリ)から出た言葉で、「挿し金」とも書く。

さしがみ【差し紙】【差紙】[0]🔗🔉

さしがみ【差し紙】【差紙】[0] 江戸時代、 奉行所 (ブギヨウシヨ) からの呼出し状。

さしかわす【差し交わす】【差交す】サシカハス[5][0][4]:[0][4]🔗🔉

さしかわす【差し交わす】【差交す】サシカハス[5][0][4]:[0][4] (他五) 両方から出て来て、クロスする。 「枝を―」

さしきる【指し切る】【指切る】【差し切る】【差切る】[3][4]:[3][0]🔗🔉

さしきる【指し切る】【指切る】【差し切る】【差切る】[3][4]:[3][0] (自五) 〔将棋で〕手駒(テゴマ)を(使い切って)指す手段が無くなる。 [名]指切り[0] 〔競馬で〕他の馬を追い抜いて勝つ。

さしきん【差し金】【差金】[0][2][3]🔗🔉

さしきん【差し金】【差金】[0][2][3] (一)内金。 (二)不足を補う金。

さしぐすり【差し薬】【差薬】[3]🔗🔉

さしぐすり【差し薬】【差薬】[3] 目にさす薬。点眼薬。

さしぐむ【差しぐむ】[3]:[3]🔗🔉

さしぐむ【差しぐむ】[3]:[3] (自四) 〔雅〕涙が出そうになる。 「涙差しぐみ帰り来ぬ」

さしくる【差し繰る】【差繰る】[3][0]:[3][0]🔗🔉

さしくる【差し繰る】【差繰る】[3][0]:[3][0] (他五) くりあわせる。

さしげ【刺し毛】【刺毛】【差し毛】【差毛】[0][2]🔗🔉

さしげ【刺し毛】【刺毛】【差し毛】【差毛】[0][2] 〔下毛シタゲと違って〕動物のからだに生えている、長い ふさふさした毛。 別な色の毛が交じること。また、その毛。

さしごえ【差し肥】【差肥】[0]🔗🔉

さしごえ【差し肥】【差肥】[0] イグサ・水稲などに与える肥料。ぶつ切りにした干しニシンなどを土の中に差し込む。

さしこえる【差し越える】【差越える】[4][5]:[4][0]🔗🔉

さしこえる【差し越える】【差越える】[4][5]:[4][0] (他下一) △有るべき順序を無視して(でしゃばって)先に行う。

さしこす【差し越す】【差越す】[4]:[0]🔗🔉

さしこす【差し越す】【差越す】[4]:[0] [一](自五) (一)越えて前へ出る。 (二)差し越える。 [二](他五) 「(送って)よこす」意の老人語。 [名] 差越し[0] 「御―の品」

さしこみ【差し込み】【差込】[0]🔗🔉

さしこみ【差し込み】【差込】[0] (一)さしこむこと。また、その道具。〔狭義では、電気の接続を行う部品のプラグを指す。また、俗に、コンセントの称〕 (二)さしこむ病気。おもに、胃けいれん。癪(シヤク)。 [表記](一)は、「挿込み」とも書く。

さしこむ【差し込む】【差込む】[4][0][3]:[0][3]🔗🔉

さしこむ【差し込む】【差込む】[4][0][3]:[0][3] [一](自五) (一)急に△胃(腹)の一部が痛み出す。 (二)太陽・月の光がその場所に届き明るく見える。 (三)〔潮が〕満ちてくる。 [二](他五) きっちりと入れて、抜けないようにする。 [表記][一] (二)は「《射し込む」、 [二] は「刺し込む・挿し込む」とも書く。

さしさわり【差し障り】【差障】サシサハリ[0]🔗🔉

さしさわり【差し障り】【差障】サシサハリ[0] 物事の進行をおさえようとする事情。 「―が有って行けない/―〔=ほかの人に迷惑がかかるような事情〕が有るからここでは言えない」

さししお【差し潮】【差潮】サシシホ[0]🔗🔉

さししお【差し潮】【差潮】サシシホ[0] 上げ潮。 引き潮落ち潮下げ潮

さしずめ【差し詰め】【差詰】サシヅメ[0]🔗🔉

さしずめ【差し詰め】【差詰】サシヅメ[0] (副) (一)(A)そのものの根本性格が、究極において、譬喩(ヒユ)として取り上げられた名辞と近似する、という判断を表わす。 「―現代のアミューズメント センターといった所と思えばいいだろう」 (B)究極において どの判断が△成立するか(適当であるか)という主体の判断を表わす。 (二)(A)ほかのものは ともかく、まず そのものが取り上げられるに値する、という判断を表わす。 「―考えられるのは、当事者の言い分を聞くことだね」 (B)実質的には、そういう性格を持っていると判断させることを表わす。 (三)当座・喫緊の問題として その事が考えられる、ということを表わす。 「―〔=早く〕一夕立ほしいという気候だな/若し馘首クビになれば―〔=当分の間〕喰う事が出来なくなる」

さしせまる【差し迫る】【差迫る】[5][4]:[0][4]🔗🔉

さしせまる【差し迫る】【差迫る】[5][4]:[0][4] (自五) 〔時間や解決を要する問題などが〕まぢかに迫る。 「差し迫って〔=近近のうちに〕これだけの金が必要だ/△困難(危険)が差し迫っている/差し迫った問題ではない」

さしぞえ【差し添え】【差添】サシゾヘ[0]🔗🔉

さしぞえ【差し添え】【差添】サシゾヘ[0] 大刀に添えてさした小刀(シヨウトウ)。脇差(ワキザシ)。

さしだす【差し出す】【差出す】[3][0][4]:[3][0]🔗🔉

さしだす【差し出す】【差出す】[3][0][4]:[3][0] (他五) (一)前へ出す。 「手を―」 (二)提出する。 「書類を―」 (三)〔郵便物などを〕送り出す。

さしたてる【差し立てる】【差立てる】[0][5][4]:[0][4]🔗🔉

さしたてる【差し立てる】【差立てる】[0][5][4]:[0][4] (他下一) (一)送り出す。 「〔郵便局から〕 郵便物を―」 (二)さし向ける。 「使いの者を―」 [名]差立て[0]

さしちがえる【刺し違える】【刺違える】【差し違える】【差違える】サシチガヘル🔗🔉

さしちがえる【刺し違える】【刺違える】【差し違える】【差違える】サシチガヘル (自下一) 〔向かいあった二人が〕互いに相手(の胸)を刺しあう。 [名] 刺違え[0]・刺違い[0] (他下一) 〔すもうで〕行司(ギヨウジ)が まちがって軍配を負けた方に上げる。 [名]差違え[0]・差違い[0]

さしぢち【差し乳】【差乳】[0][2]🔗🔉

さしぢち【差し乳】【差乳】[0][2] (一)乳の出ない母親に代わって乳を与えること。また、その人。 (二)お椀(ワン)を伏せたような、形のよい乳房。〔よく乳が出るものとされる〕 さしぢ[0][2]。

さしつかえる【差し支える】【差支える】サシツカヘル[5][6]:[5][0]🔗🔉

さしつかえる【差し支える】【差支える】サシツカヘル[5][6]:[5][0] (自下一) 〈(なにニ)―〉 何かをするのに都合の悪い事情△が起きる(に在る)。 [名]差支え[0] 「…と言って―無い」 [表記]→付表「差し支える」

さしつかわす【差し遣わす】【差遣す】サシツカハス[5][6]:[0][6]🔗🔉

さしつかわす【差し遣わす】【差遣す】サシツカハス[5][6]:[0][6] (他五) 人を(代理として)行かせる。派遣する。

さしつさされつ【差しつ差されつ】[1]‐[3]🔗🔉

さしつさされつ【差しつ差されつ】[1]‐[3] (副) 互いに 酒をつぎ合って飲む様子。

さしつち【差し土】【差土】[0][2]🔗🔉

さしつち【差し土】【差土】[0][2] 花壇などに土を加えること。また、その土。

さしつめひきつめ【差し詰め引き詰め】【差詰引詰】[0]🔗🔉

さしつめひきつめ【差し詰め引き詰め】【差詰引詰】[0] (副) 〔昔の戦闘で〕弓に矢をつがえたり 弓を引きしぼったり して、どんどん攻め立てることを表わす。 「―さんざんに射る」

さして【差し手】【差手】[3]🔗🔉

さして【差し手】【差手】[3] 〔すもうで〕相手のわきの下に差し込んで組む取り口。また、その手。 「―争い」

さしで【差し出】【差出】[0]🔗🔉

さしで【差し出】【差出】[0] さしでること。

さしでがましい【差し出がましい】【差出がましい】[6]:[6][0]🔗🔉

さしでがましい【差し出がましい】【差出がましい】[6]:[6][0] (形) でしゃばる感じを与える様子だ。 ――さ[6][5]

さしでぐち【差し出口】【差出口】[0]🔗🔉

さしでぐち【差し出口】【差出口】[0] 口出し。でしゃばった言葉。

さしでる【差し出る】【差出る】[3][4]:[3][0]🔗🔉

さしでる【差し出る】【差出る】[3][4]:[3][0] (自下一) 身分・地位・立場などを越えた言動をする。 「差し出た口をきく」

さしとめる【差し止める】【差止める】[4][5]:[4][0]🔗🔉

さしとめる【差し止める】【差止める】[4][5]:[4][0] (他下一) いけない と強く言って、やめさせる。 「外出を―」 [名]差止め[0]

さしにない【差し担い】【差担い】サシニナヒ[0]🔗🔉

さしにない【差し担い】【差担い】サシニナヒ[0] 二人で かつぐこと。さし。

さしぬか【差し糠】【差糠】[0][2]🔗🔉

さしぬか【差し糠】【差糠】[0][2] 古くなった糠床(ヌカドコ)に糠を補充すること。

さしのべる【差し延べる】【差延べる】[4][5][0]:[4][0]🔗🔉

さしのべる【差し延べる】【差延べる】[4][5][0]:[4][0] (他下一) (一)(A)その目標に向かって少しでも近づくように手を出す。 「両手を差し延べて 『助けてくれ』 と叫んでいた/暖かい手を―」 (B)差し出す。 「両手を差し延べて握手を求める」 (二)〔その方向に向けて〕持てる力を効果的にいかす。 「△救い(援助)の手を―」 [表記]「差し伸べる」とも書く。

さしのぼる【差し上ぼる】【差上る】[4]:[4][0]🔗🔉

さしのぼる【差し上ぼる】【差上る】[4]:[4][0] (自五) 「〔太陽や月が〕空にのぼる」意の雅語的表現。 「今―日の影に」 [表記]「差し昇る」とも書く。

さしば【差し歯】【差歯】[3][2][0]🔗🔉

さしば【差し歯】【差歯】[3][2][0] (一)足駄の台に歯を入れること。また、その歯。 (二)根だけを残し、そこに人工の歯を継ぐこと。また、その歯。 [かぞえ方](一)(二)とも一枚・一本

さしひかえる【差し控える】【差控える】サシヒカヘル[5]:[5]🔗🔉

さしひかえる【差し控える】【差控える】サシヒカヘル[5]:[5] [一](自下一) 命(メイ)を受けて控える。 [二](他下一) △しよう(したい)と思った事をやめる。 「行動を―/発表を―〔=(a)一時見合わせる。 (b)遠慮して、やめる〕」 [名]差控え[0] 「意見―」

さしひき【差し引き】【差引】[2]🔗🔉

さしひき【差し引き】【差引】[2] ―する (一)引き去△ること(った残り)。 (二)差したり 引いたり すること。 「潮の―〔=みちひ〕/体温の―〔=上下〕」

さしひく【差し引く】【差引く】[4][0][3]:[0][3]🔗🔉

さしひく【差し引く】【差引く】[4][0][3]:[0][3] (他五) ある数量から他の数量を引き去る。

さしひびく【差し響く】【差響く】[4]:[4]🔗🔉

さしひびく【差し響く】【差響く】[4]:[4] (自五) 影響する。 [名]差響き[0]

さしまえ【差し前】【差前】サシマヘ[0]🔗🔉

さしまえ【差し前】【差前】サシマヘ[0] 自分が差している刀。差し料。

さしまねく【差し招く】【差招く】[4]:[4]🔗🔉

さしまねく【差し招く】【差招く】[4]:[4] (他五) 〔どこに進むかを示す意〕 手招きをする。 [表記]もと、「〈麾く」と書いて、指揮を意味した。

さしまわす【差し回す】【差回す】サシマハス[4][0][5]:[4][0]🔗🔉

さしまわす【差し回す】【差回す】サシマハス[4][0][5]:[4][0] (他五) 指定の場所に向ける。 「車を―〔=回す〕/スパイを―〔=あやつって、行かせる〕」 [名]差回し[0] 「―の車に乗る」

さしみ【差し身】【差身】[0][3]🔗🔉

さしみ【差し身】【差身】[0][3] 〔すもうで〕自分の得意の方の差し手を、早く相手のわきに差す体勢になること。 「―がうまい」

さしみず【差し水】【差水】サシミヅ[2]🔗🔉

さしみず【差し水】【差水】サシミヅ[2] ―する (一)水をつぎたすこと。また、その水。 (二)(悪い)水が外から井戸にしみこむこと。

さしむかい【差し向かい】【差向い】サシムカヒ[0]🔗🔉

さしむかい【差し向かい】【差向い】サシムカヒ[0] (男女二人だけで)向かい合うこと。さし。 [動]差し向かう[0][5][4]:[0][4](自五)

さしむき【差し向き】【差向】[0]🔗🔉

さしむき【差し向き】【差向】[0] (副) 急いで処理しなければならない事態にあること(を表わす)。 「―〔=さしあたり〕何をする事も無い」

さしむける【差し向ける】【差向ける】[4][5][0]:[4][0]🔗🔉

さしむける【差し向ける】【差向ける】[4][5][0]:[4][0] (他下一) その方向に△向かせる(向かわせる)。 「銃口を相手に―/△人(車)を―〔=指示してそちらへ行かせる〕」

さしもどす【差し戻す】【差戻す】[4][0]:[4][0]🔗🔉

さしもどす【差し戻す】【差戻す】[4][0]:[4][0] (他五) (一)元の状態に戻す。 (二)下級の裁判所の判決を、上級の裁判所が破棄して、審理をやり直させる。 [名]差戻し[0] 「―審[5]」

さしやる【差し遣る】【差遣る】[4]:[0]🔗🔉

さしやる【差し遣る】【差遣る】[4]:[0] (他五) 「押 し や る」 意 の 老人語。

さしゆ【差し湯】【差湯】[2]🔗🔉

さしゆ【差し湯】【差湯】[2] ―する (一)〔茶の湯で〕濃茶(コイチヤ)を一応練ったところへ、湯を差すこと。また、その時の湯。 (二)〔煎セン茶で〕いれたお茶が濃かったりして、もう一度湯を差すこと。

さしゆるす【差し許す】【差許す】[4]:[4]🔗🔉

さしゆるす【差し許す】【差許す】[4]:[4] (他五) 許す。許可する。

さしりょう【差し料】【差料】サシレウ[2]🔗🔉

さしりょう【差し料】【差料】サシレウ[2] 「佩刀ハイトウ」の意の和語的表現。

さしわたし【差し渡し】【差渡】[0]🔗🔉

さしわたし【差し渡し】【差渡】[0] 「(円の)直径」の意の和語的表現。

さす【差す】[1]:[1]🔗🔉

さす【差す】[1]:[1] [一](自五) (一)〈(どこ・なにニ)―〉〔今まで見られなかったものが〕そこに見えるようになる。 「潮が―〔=寄せる〕/△赤み(かげり)が―〔=表面や表情に現われる〕」 (二)〈(どこ・なにニ)―〉 光が届いて、そこが明るくなって見える。 「影が障子に―〔=うつる〕/△西日(薄日)が―〔=当たる〕」 (三)ある種の気分や心的状況におそわれる。 「眠気が―/嫌気が―〔= 嫌気〕/魔が―〔= 〕」 [二](他五) (一)〔雅〕 何かをするために人をどこかへ行かせる。 「差し遣ツカワす・差し回す」 (二)〈なにニなにヲ―〉 そこに△無い(有る方がいい)物を、加え入れる。 「水を―/杯を―/茶を―〔=新たに加えつぐ〕/朱を―〔=書き加える〕/紅を―〔=付ける〕/目薬を―〔=点眼する〕/差し土」 (三)〈なにニなにヲ―〉 戸・門に錠をかけたり 樽(タル)の口に栓をしたり して、出入りを絶つ。 (四)〔すもうで〕相手の わきばらと腕の間に手を差しこんで、まわしを△取る(取ろうとする)。 [表記][一] (二)は「《射す」、[二] (二)は「《注す」、(三)は「鎖す」とも書く。

さすて【差す手】[1]🔗🔉

さすて【差す手】[1] 手首や ひじの関節をうまく折りなして伸ばす時の、舞の手つき。 「―引く手」

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