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はな【花・華】🔗🔉

はな【花・華】  (1)種子植物の生殖器官。一定の時期に枝や茎の先端などに形成され,受精して実を結ぶ機能を有するもの。普通,萼(がく)・花冠(花弁の集合)・おしべ・めしべからなる。  (2)桜の花。古くは,梅の花。  (3)神仏に供える花や枝葉。  (4)生け花。華道(かどう)。 花にちなんだ事物。  (1)造花。飾り花。  (2)美しく貴く思うもの。また,はなやかで興趣に富むもの。「高嶺(たかね)の―」「―を添える」「―の都」  (3)最もよいこと。最もよい時期。「若いうちが―だ」  (4)はなやかで,そのものの特色を表しているもの。「火事と喧嘩(けんか)は江戸の―」  (5)(「纏頭」とも書く)芸人などに与える金品。また,芸娼妓や幇間(ほうかん)の揚げ代。花代。  (6)花札。花ガルタ。また,それを用いた遊び。花合わせ。 世阿弥の能楽論の用語。観客の感動を呼び起こす芸の魅力,おもしろさ,珍しさ。また,それを追求・工夫し,感得する心の働き。

新辞林 ページ 6478 での単語。