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かく【角】🔗⭐🔉
かく【角】
(1)四角。方形。「―に切る」
(2)〔数〕〔angle〕
一点から出る 2 本の半直線で作られる図形。また,その開き方の度合い。角度。
(3)将棋の駒の一。角行(かくぎよう)。
(4)中国・日本の音楽でいう五音(ごいん)のうち,低い方から数えて 3 番目の音。
かく【画・劃】🔗⭐🔉
かく【画・劃】
漢字を構成している線や点。線のみをいうこともある。
かく【格】🔗⭐🔉
かく【格】
(1)そのものの値打ちによってできた段階・位・身分など。「―が違う」「―が上がる」
(2)〔case〕
文法で,名詞・代名詞などが,文中で他の語に対してもつ関係。日本語では,「が・の・に・を」などの格助詞が格の関係を示す。また印欧語では,語形変化や前置詞によってそのような関係を示す。例えばラテン語には,主格・呼格・属格・与格・対格・奪格の六つの格がある。
(3)〔論〕〔figure〕
三段論法で,大小両前提に含まれる中概念の位置によって分類される 4 種の形式。
かく【核】🔗⭐🔉
かく【核】
(1)〔物〕原子核のこと。
(2)〔物〕気体の凝縮や液体の沸騰,また液体中から結晶が生成する時などに,その液滴・気泡・微結晶を作り出す最初のきっかけとなるもの。
(3)〔化〕錯化合物において,その中心となる原子。核原子。
(4)〔化〕有機環式化合物の環形結合を成している部分。ベンゼン核など。
(5)〔生〕真核生物の細胞内にあって,核膜に包まれ,遺伝物質を内蔵する球状構造のもの。主に DNA とタンパク質との複合体から成る。1 から数個の仁を有し,細胞の再生と生存に不可欠。細胞核。
(6)核兵器のこと。「―廃絶」
(7)地球の中心核。地球内部の約 2900km 以深の部分。鉄・ニッケルなどから成り,液状の外核と固体状の内核とに分けて考えられている。地核。コア。
(8)植物の種子を保護する堅い部分。内果皮が硬化したもの。
(9)真珠の養殖で,母貝の体内に入れる小球。
(10)ものごとの中心となるもの。核心。「組織の―を作る」
新辞林 ページ 1433。