きんしゅ【筋腫】 筋肉にできる良性の腫瘍（しゆよう）。大部分は平滑筋，まれには横紋筋から生じる。「子宮―」

きんしゅ【禁酒】 (１)酒を飲むことを禁じること。 (２)酒を日常飲んでいた人がそれをやめること。

きんじゅ【近習】 主君のそば近くに仕える者。近侍。近寄衆。きんじゅう。

ぎんしゅ【銀朱】 水銀を焼いて作る赤色の顔料。成分は硫化水銀。朱墨として使い，また薬品ともする。朱。

きんしゅう【錦秋】 錦（にしき）のように紅葉が美しい秋。「―の候」

きんしゅう【錦繍】 (１)錦（にしき）と刺繍（ししゆう）をした織物。立派な衣服。「綾羅（りようら）―」 (２)美しいものをたとえていう話。

きんしゅう【錦州】 中国，遼寧省の都市。東北と華北とを結ぶ交通・軍事上の要地。近年，工業都市として発達。チンチョウ。

きんじゅう【禽獣】 鳥けだもの。鳥獣。

きんしゅく【緊縮】 引き締めること。引き締まること。「―財政」

きんしゅくざいせい【緊縮財政】 財政の支出規模を縮小すること。例えば，景気の行き過ぎを抑えるために，あるいは財政赤字を減らすために，増税ではなく歳出を減らす予算を組むなど。

きんしゅほう【禁酒法】 アメリカ合衆国で，酒精飲料の醸造・販売・輸入などを禁じた法律。1920〜33 年に実施。

きんじゅんび【金準備】 金本位制下での正貨準備のこと。銀行券を兌換（だかん）するために各国の発券銀行が保有する金地金または金貨。兌換停止下の今日では国際支払いの準備としての意義をもつ。金貨準備。

きんしょ【謹書】 つつしんで書くこと。また，その書画。

きんじょ【近所】 (１)自分の家の近く。 (２)近くにある家。「―づきあい」

きんしょう【近称】 指示代名詞「こ・そ・あ」の三つの区分のうち，「こ」にあたるさし方。話し手の側の事物・場所・方向などをさす，「これ」「ここ」「こちら」などの類。

きんしょう【金将】 将棋の駒の一。前後左右，斜め左右の前方に 1 間ずつ動ける。成ることはない。金。