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さいぼうばん【細胞板】🔗🔉

さいぼうばん【細胞板】 植物の細胞分裂の終期に,二つの娘(じよう)細胞間に生ずる隔膜。分裂後,セルロースが沈着して細胞壁になる。

さいぼうぶんかく【細胞分画】🔗🔉

さいぼうぶんかく【細胞分画】 細胞を破砕した後,遠心分離機などを用いて核・ミトコンドリア・細胞膜などの細胞を構成する要素に分離すること。

さいぼうぶんれつ【細胞分裂】🔗🔉

さいぼうぶんれつ【細胞分裂】 一つの細胞(母細胞)が核分裂と細胞質分裂により二つ以上の細胞(娘細胞)に分かれる現象。有糸分裂と無糸分裂があり,前者には体細胞分裂と減数分裂とがある。

さいぼうへき【細胞壁】🔗🔉

さいぼうへき【細胞壁】 植物細胞や細菌の最外側にある丈夫な被膜。セルロース・ペクチンを主成分とする後形質で,細胞を保護し,その形状を保持する。

さいぼうまく【細胞膜】🔗🔉

さいぼうまく【細胞膜】 細胞質の最外層にあって細胞の形態を決めるきわめて薄い膜。主に脂質とタンパク質から成り,選択的透過や代謝物質の輸送,電気的興奮性,免疫特性の発現などの機能をもつ。原形質膜。

さいぼうゆうごう【細胞融合】🔗🔉

さいぼうゆうごう【細胞融合】 隣接した細胞間の隔壁が消失して一つの細胞が生ずる現象。自然界では生殖細胞の合体などにみられ,人工的にはウイルスや化学的細胞融合促進物質,電気刺激などを利用して異種細胞相互を融合させて雑種細胞をつくり,遺伝子発現の制御機構を調べたり,単一の抗体を多量につくることなどが行われている。

さいほえん【採穂園】🔗🔉

さいほえん【採穂園】 形質のすぐれた造林用苗木を多量に生産するための樹木園。

サイボーグ【cyborg】🔗🔉

サイボーグ【cyborg】 〔cybernetic organism から〕 生物に,生物本来の器官同様,特に意識しないでも機能が調節・制御される機械装置を移植した結合体。宇宙空間など,生物体にとっての悪環境下での活動のために考えられたが,現在は電子義肢・人工臓器など,医療面での研究が進められている。

さいぼくき【砕木機】🔗🔉

さいぼくき【砕木機】 回転する砥石(といし)に丸太を押しつけ,パルプを製造する機械装置。グラインダー。

さいぼくパルプ【砕木パルプ】🔗🔉

さいぼくパルプ【砕木パルプ】 ⇒機械パルプ

新辞林 ページ 3176