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さる【申】🔗🔉

さる【申】 (1)十二支の第 9 番目。年・日・時刻・方位などに当てる。しん。 (2)時刻の名。今の午後 4 時頃。また,午後 3 時から 5 時までの間。または,午後 4 時から 6 時の間。 (3)方角の名。西から南へ 30 度の方角。

さる【猿】🔗🔉

さる【猿】 (1)霊長目に属する人類以外の動物の総称。知能がすぐれる。狭義にはニホンザルをさす。ましら。 (2)小利口な者をののしっていう語。「―まね」 (3)戸の框(かまち)や桟に取り付ける木片あるいは金物で,敷居や鴨居(かもい)・柱などの穴にさしこみ,戸締まりをする仕掛け。 (4)炉の自在鉤(かぎ)の高さを調節する仕掛け。

━も木から落ちる🔗🔉

━も木から落ちる その道に長じた者も,時には失敗することがあるというたとえ。弘法(こうぼう)も筆の誤り。

さ・る【去る】🔗🔉

さ・る【去る】 (動五) (1)今までいた場所・地位を離れる。「故郷を―・る」「この世を―・る(=死ヌ)」 (2)ある時期が過ぎる。「夏が―・」 (3)ある状態・事態がなくなる。「危険が―・る」 (4)遠くへだたっている。「都を―・ること 200 里」 (5)過去へさかのぼる。「今を―・ること 300 年」 (6)しりぞける。遠ざける。「俗念を―・る」 (7)妻を離縁する。 (8)(サ変動詞に付いて)すっかり…する。「無視し―・る」

去る者は日日に疎(うと)し🔗🔉

去る者は日日に疎(うと)し 〔文選〕 死んだ者のことは月日がたつに従って次第に忘れ,また親しかった者も遠ざかれば,次第に交情が薄れる。

さる【去る】🔗🔉

さる【去る】 (連体) 過ぎ去った。⇔来(きた)る 「大使は―2 日に着任した」

さる【然る】🔗🔉

さる【然る】 (連体) ある。とある。「―方面よりの要請」

新辞林 ページ 3302