じりつ【自立】 自分一人の力で物事を行うこと。ひとりだち。独立。

じりつ【自律】 (１)自分の行動を自分の規律に従って正しく規制すること。「学問の―性」 (２)〔哲〕〔（ド） Autonomie〕 カント倫理学の中心概念。自己の欲望や他者の命令に依存せず，自らの意志で客観的な道徳法則を立ててこれに従うこと。⇔他律

しりつがっこう【私立学校】 学校法人の設置する学校。

じりつくんれんほう【自律訓練法】 精神療法の一。自己暗示の練習を行い，緊張をのぞき心身を好ましい状態にする。心身症などの治療やストレス解消などに用いられる。1932 年シュルツ（J. H. Schultz）が提唱。

じりつご【自立語】 国文法で，ある観念を表し，文中で単独でも文節を構成できる語。名詞・動詞・形容詞・副詞・接続詞・感動詞など。詞。⇔付属語

じりつしんけい【自律神経】 脊椎動物の末梢神経系の一。生体の意志と無関係に，内臓・血管・腺などの機能を自動的に調節する神経系。交感神経と副交感神経から成る。植物性神経系。不随意神経系。

じりつしんけいしっちょうしょう【自律神経失調症】 自律神経系の調節異常により現れると考えられる症候群。頭痛・肩凝り・立ちくらみ，便秘や下痢，動悸・冷え・発汗・のぼせなど。

しりつだいがく【私立大学】 私立の大学。私大。

しりつたんてい【私立探偵】 依頼主から報酬を受けて，ある人の素行や身元などをひそかに調査する業の人。

しりっぱしょり【尻っ端折り】 ⇒しりはしょり

しりっぺた【尻っぺた】 ⇒しりべた

シリトー【Alan Sillitoe】 （1928-　） イギリスの小説家。第二次大戦後の若い労働者たちを簡潔な文体で描いた。小説「土曜の夜と日曜の朝」「長距離走者の孤独」ほか。

しりとり【尻取り】 言葉の遊戯。前の人の言った言葉の最後の音を語頭にもつ言葉を順々に言い合う遊戯。

しりぬ・く【知り抜く】 （動五） ある事柄について，全部知っている。