のっぺい【能平・濃餅】 (１)油揚げ・大根・里芋・椎茸（しいたけ）・人参（にんじん）などを刻んで煮込み，葛粉（くずこ）でとろみをつけた料理。地方によって作り方に多少の違いがあるが，とろみのあることが共通している。のっぺ。ぬっぺい。ぬっぺり。 (２)とろみのある料理につける名。「―うどん」

のっぺいじる【能平汁・濃餅汁】 ⇒のっぺい

のっぺらぼう (１)凹凸もなく一面に平らなこと。のっぺら。「―な顔」 (２)目も鼻も口もない化け物。ずんべらぼう。

のっぺり （副） (１)平らで変化に乏しいさま。「―（と）した地形」 (２)容貌が整ってはいるが締まりのないさま。「―（と）した顔の男」

のつぼ【野壺】 畑などに作った肥溜め。

のっぽ 背が高いこと。また，その人。

のづみ【野積み】 荷物を戸外に積んでおくこと。

のづら【野面】 (１)野の面（おもて）。野原。「―を吹く風」 (２)加工していない石材や，挽（ひ）き切ったままの板の表面。

ノテウ【盧泰愚】 （1932-　） 韓国大統領（在任，1988-1993）。1981 年陸軍大将で予備役編入。87 年大統領選で当選。90 年与党 3 党が合併した「民主自由党」の総裁就任。対ソ外交，国連加盟，南北朝鮮対話などに尽力。95 年，収賄容疑で逮捕される。ろたいぐ。

のてん【野天】 屋根のない所。家の外。露天。「―風呂」

のと【能登】 旧国名の一。石川県北部能登半島を占める。能州。

のど【喉・咽】 (１)口の奥の食道・気管に通ずるところ。咽喉。 (２)首の前面。のどくび。 (３)歌う声。「美しい―を聞かせる」 (４)本の，綴じてある方の側。

━から手が出る 欲しくてがまんできない。

のどか【長閑】 （形動） (１)穏やかで，のびのびとしたさま。「―な田園風景」 (２)天気がよく，穏やかなさま。

のとがわ【能登川】 滋賀県中東部，神崎郡の町。琵琶（びわ）湖東岸で，愛知（えち）川下流南岸を占める。西部は大中之湖の干拓地。