ほうづえ【方杖】 建築で，垂直材と水平材が交わるかどに入れる短い補強斜材。頬杖（ほおづえ）。

ぼうて【貿手】 「貿易手形」の略。

ほうてい【奉呈】 つつしんでさしあげること。

ほうてい【法廷】 裁判所が審理・裁判を行う所。また，そこで審理・裁判を行う機構。

ほうてい【法定】 法律で定めること。

ほうてい【捧呈】 手でささげもってさしあげること。

ほうていかじつ【法定果実】 物の使用の対価として受け取る金銭その他の物。賃料・利息など。⇔天然果実

ほうていかへい【法定貨幣】 ⇒法貨

ほうていきかん【法定期間】 (１)法によって定められている期間。 (２)訴訟法上の期間のうち，その長さが法律によって定められているもの。

ほうていけい【法定刑】 刑罰法規に規定されている刑。

ほうていけいさつ【法廷警察】 法廷の秩序維持のために裁判所が強制力を行使する作用。裁判長または開廷した裁判官が行う。

ほうていけつぞく【法定血族】 実際の血のつながりはないが，法律上血族として扱われる人々。⇔自然血族

ほうていしき【方程式】 〔equation〕 未知数を含む等式で，その未知数に特定な数値（方程式の解）を入れたときだけ成り立つもの。

ほうていじゅたくじむ【法定受託事務】 機関委任事務廃止後の自治体の事務の分類の一つとして地方分権推進委員会が勧告したもの。法律によって便宜上の理由から地方公共団体に委託される国の事務。実行は委託されるが詳細に関し国の統制を受ける。

ほうていじゅんびきん【法定準備金】 法律により会社に積み立てを強制している，資本欠損の填補（てんぽ）のための準備金。法定積立金。⇔任意準備金

ほうていじゅんびりつ【法定準備率】 支払準備制度において，市中金融機関が法令に基づいて一定の保有が要求されている準備率。→所望（しよもう）準備

ほうていしょうこしゅぎ【法定証拠主義】 訴訟において，裁判官が証拠から事実認定を行う際，法律が裁判官の判断に制限を加える主義。⇔自由心証主義