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ほたるいか【蛍烏賊】🔗🔉

ほたるいか【蛍烏賊】 イカの一種。胴長約 7cm,体表に多数の発光器がある。晩春から初夏にかけての産卵期には群をなして沿岸を浮遊し,特に美しく発光する。食用。本州中部以北の沿岸に分布するが富山湾が有名で,群遊海面は特別天然記念物。マツイカ。

ほたるいし【蛍石】🔗🔉

ほたるいし【蛍石】 フッ化カルシウムからなる鉱物。立方晶系に属し,無色・淡緑色・紫色など変化に富み,紫外線を照射すると蛍光を発し,多くは熱や日光にさらすとリン光を発する。けいせき。

ほたるがり【蛍狩り】🔗🔉

ほたるがり【蛍狩り】 蛍を追ってつかまえたり眺めて観賞すること。

ほたるで【蛍手】🔗🔉

ほたるで【蛍手】 磁器素地(きじ)を透かし彫りにしてそこに釉(うわぐすり)などを熔填し半透明の文様を現したもの。

ほたるのひかり【蛍の光】🔗🔉

ほたるのひかり【蛍の光】 スコットランドの代表的な民謡。明治初期文部省編の「小学唱歌集」初編に採用されて以来,日本でも送別の歌として愛唱。

ほたるび【蛍火】🔗🔉

ほたるび【蛍火】 (1)蛍の放つ光。 (2)小さく消え残った炭火。

ほたるぶくろ【蛍袋】🔗🔉

ほたるぶくろ【蛍袋】 キキョウ科の多年草。高さ約 50cm。初夏,淡紅紫色または白色で紫斑のある鐘状花を下向きにつける。釣鐘草。

ボタローかん【ボタロー管】🔗🔉

ボタローかん【ボタロー管】 肺動脈と大動脈弓を結ぶ血管。胎児期には,肺呼吸がなくこの管により肺動脈の血液の大部分を大動脈弓へ直接送っている。生後は閉鎖するが,しないと肺うっ血などをきたすボタロー管開存症になる。イタリアの外科医ボタロー(L. Botallo,1530-1571)が発見。動脈管。

ぼたん【牡丹】🔗🔉

ぼたん【牡丹】 (1)キンポウゲ科の落葉小低木。高さ約 1m。初夏,径 10〜20cm の花を開く。園芸品種は重弁で,紅・白・淡紅・紫・黄など。根皮は漢方で頭痛・腹痛・婦人科疾患薬などとする。 (2)〔「獅子(しし)に牡丹」から〕 イノシシの肉をいう。

ボタン【(ポルトガル) boto】🔗🔉

ボタン【(ポルトガル) boto】 (「釦」とも書く) (1)衣服を打ち合わせてとめるもの。 (2)指で押すスイッチの突起した部分の称。「押し―」

ぼたんかしょうはく【牡丹花肖柏】🔗🔉

ぼたんかしょうはく【牡丹花肖柏】 (1443-1527) 室町中期の連歌師・歌人。別号,夢庵・弄花軒。和歌を飛鳥井雅親に,連歌を宗祇に師事し古今伝授を受けた。「水無瀬三吟百韻」の作者の一人。「新撰菟玖波集」の撰にも携わる。

新辞林 ページ 7507