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いで【井手】🔗🔉

いで【井手】 京都府綴喜(つづき)郡の町。玉川が東西に流れる。ヤマブキの名所。橘諸兄(もろえ)の別邸があった。

イデア【(ギ) idea】🔗🔉

イデア【(ギ) idea】 〔見られたもの,知られたもの,姿,形の意〕 プラトン哲学の中心概念。個々の事物をそのものたらしめている根拠である真の実在。例えば,個々の人間は人間のイデアに与(あずか)ることによって人間であるとされる。中世においては創造者である神のうちにある万物の原型として捉えられ,近世では人間の意識内容としての観念(アイデア),また理念などの意義をもつに至る。

いてい【異体】🔗🔉

いてい【異体】 普通とは違った姿や様子。異風。いたい。

イディオム【idiom】🔗🔉

イディオム【idiom】 慣用句。成句。

いでいちたろう【井手一太郎】🔗🔉

いでいちたろう【井手一太郎】 (1912-1996) 政治家。長野県出身。京大卒。1946 年(昭和21)以降,16 回衆議院議員連続当選。官房長官として,ロッキード事件真相究明を主張する三木内閣を支えた。

イディッシュご【イディッシュ語】🔗🔉

イディッシュご【イディッシュ語】 〔Yiddish ユダヤ語の意〕 中欧・東欧系のユダヤ人の間で話される言語。中高ドイツ語方言にスラブ語(特にポーランド語)・ヘブライ語などが混じって生まれたもので,ヘブライ文字で表記する。ユダヤ人ドイツ語。

イデー【(ド) Idee】🔗🔉

イデー【(ド) Idee】 ⇒理念(りねん)

イデーフィクス【(フ) ide fixe】🔗🔉

イデーフィクス【(フ) ide fixe】 ベルリオーズの「幻想交響曲」で初めて用いられた手法の名。主人公の恋人を象徴する主題が様々に変容しながら全楽章に循環する。固定楽想。→ライト-モチーフ

イデオローグ【(フ) idologue】🔗🔉

イデオローグ【(フ) idologue】 (1)観念学者。デステュット=ド=トラシーやカバニスが代表。フランス革命やフランス学士院設立に尽力。 (2)イデオロギーの担い手。特定の,政治的・社会的な観念の提唱者・理論家。

イデオロギー【(ド) Ideologie】🔗🔉

イデオロギー【(ド) Ideologie】 (1)社会集団や社会的立場(国家・階級・党派・性別など)において思想・行動や生活の仕方を根底的に制約している観念・信条の体系。歴史的・社会的立場を反映した思想・意識の体系。観念形態。 (2)一般に,政治的・社会的な意見,思想傾向。

イデオロギッシュ【(ド) ideologisch】🔗🔉

イデオロギッシュ【(ド) ideologisch】 (形動) 思想的。観念的。

いてき【夷狄】🔗🔉

いてき【夷狄】 〔「夷」は東方の蛮人,「狄」は北方の未開人の意〕 (1)未開の人。えびす。野蛮人。 (2)外国人を卑しめていう語。

いでたかし【出隆】🔗🔉

いでたかし【出隆】 (1892-1980) 哲学者。岡山県生まれ。東大教授。アリストテレス研究で知られる。著書に「哲学以前」「ギリシヤの哲学と政治」など。

いでたち【出で立ち】🔗🔉

いでたち【出で立ち】 (1)装い。身なり。身支度。「派手な―」 (2)旅立ち。門出。

いてつ・く【凍て付く】🔗🔉

いてつ・く【凍て付く】 (動五) こおりつく。「―・くような寒さ」

いでみつびじゅつかん【出光美術館】🔗🔉

いでみつびじゅつかん【出光美術館】 東京都千代田区にある美術館。出光興産の創業者,出光佐三が収集した美術品を公開するため,1966 年(昭和 41)に開館。

いでゆ【出で湯】🔗🔉

いでゆ【出で湯】 温泉。「―の町」

い・てる【凍てる・冱てる】🔗🔉

い・てる【凍てる・冱てる】 (動下一) こおる。こおりつく。「―・てる月」

いでわのべん【出羽弁】🔗🔉

いでわのべん【出羽弁】 平安中期の女流歌人。出羽守平季信(すえのぶ)の女(むすめ)。古来「栄花物語」続編の作者に擬せられている。生没年未詳。家集「出羽弁集」

いでん【遺伝】🔗🔉

いでん【遺伝】 親の形質が遺伝子により子やそれ以後の世代に伝えられること。

いでんあんごう【遺伝暗号】🔗🔉

いでんあんごう【遺伝暗号】 四種類の塩基の配列により構成される DNA(または RNA)の遺伝情報のうち,3 個 1 組みの塩基配列(コドン)の組み合わせを指す。60 余の暗号がそれぞれ特定のアミノ酸を指定する。アミノ酸暗号。

いでんいんし【遺伝因子】🔗🔉

いでんいんし【遺伝因子】 ⇒遺伝子(いでんし)

いてんかかく【移転価格】🔗🔉

いてんかかく【移転価格】 一企業内で一部門から他部門へ,棚卸資産を移転するときに用いられる価格。振替価格。内部振替価格。

いでんがく【遺伝学】🔗🔉

いでんがく【遺伝学】 遺伝現象の解明を目的とした生物学の一分野。遺伝子が形質を発現する時の調節機構,遺伝子本体の物理的・化学的性質,生物集団のもつ遺伝子群の変化などを研究対象とし,多くの分科に分かれる。

いでんし【遺伝子】🔗🔉

いでんし【遺伝子】 染色体中に一定の順序で配列されて各々一つずつの遺伝形質を決定し,両親から子孫へ,細胞から細胞へと伝えられる因子。遺伝子の本体は DNA(一部のウイルスでは RNA)であり,そのヌクレオチドの塩基の配列順序の一定の部分によって特定の形質を発現したり,調節したりする情報が伝えられる。遺伝因子。

いでんしがた【遺伝子型】🔗🔉

いでんしがた【遺伝子型】 ある生物個体の形質を決定する遺伝子の組成。⇔表現型

いでんしぎんこう【遺伝子銀行】🔗🔉

いでんしぎんこう【遺伝子銀行】 (1)一つの生物種のもつすべての遺伝情報を遺伝子ごとに切断し,それぞれ独立に大腸菌などを宿主(しゆくしゆ)としてクローン化したもの。 (2)特定の遺伝子をクローンや種子として保持し,必要に応じて供給する施設。ジーン-バンク。

いでんしくみかえ【遺伝子組み換え】🔗🔉

いでんしくみかえ【遺伝子組み換え】 遺伝子操作の一。DNA 分子の特定部位を切り出して他の DNA 分子に結合させること。これにより従来なかった形質をもつ生物をつくることができる。組み換え DNA 実験。→遺伝子工学

いでんしくみかえさくもつ【遺伝子組み換え作物】🔗🔉

いでんしくみかえさくもつ【遺伝子組み換え作物】 遺伝子組み換え技術によって微生物などから外来遺伝子を導入し,除草剤耐性・害虫抵抗性などの性質を付与した作物。GMOs(genetically modified organisms)

いでんしくみかえしょくひん【遺伝子組み換え食品】🔗🔉

いでんしくみかえしょくひん【遺伝子組み換え食品】 遺伝子組み換え作物など,遺伝子組み換え技術を用いた生物から得られた食品。および,それを原料とした加工品。組み換え食品。

いでんしくみかえしょくぶつ【遺伝子組み換え植物】🔗🔉

いでんしくみかえしょくぶつ【遺伝子組み換え植物】 遺伝子組み換えによってつくられた新しい形質をもつ植物。交配では不可能な性質を付与できる。

いでんしげん【遺伝資源】🔗🔉

いでんしげん【遺伝資源】 生物種のもつ遺伝情報のこと。遺伝子工学の発展に伴い,多くの遺伝子が有用物質の生産,農作物の改良などに実用価値をもつところから,資源として認識していう語。

いでんしこうがく【遺伝子工学】🔗🔉

いでんしこうがく【遺伝子工学】 遺伝子を有効に利用して人類に役立たせることを目的とした学問。遺伝子操作などの技術により発展した。高等生物の特定の遺伝子を多量に作り出して構造を分析したり,有用物質を生物的に生産するなど,広く応用される。

いでんしざ【遺伝子座】🔗🔉

いでんしざ【遺伝子座】 染色体における各遺伝子の占める位置。

いでんししんだん【遺伝子診断】🔗🔉

いでんししんだん【遺伝子診断】 ⇒DNA 診断

いでんしそうさ【遺伝子操作】🔗🔉

いでんしそうさ【遺伝子操作】 遺伝子を人工的に組み換えたり,大腸菌などの宿主細胞に導入して増殖させたりすること。遺伝子工学の基礎となる技術。

いでんしターゲティング【遺伝子ターゲティング】🔗🔉

いでんしターゲティング【遺伝子ターゲティング】 DNA 上の特定の遺伝子を,外来の遺伝子と人為的に組み換える方法。ジーン-ターゲティング。標的遺伝子組み換え。

いでんしちりょう【遺伝子治療】🔗🔉

いでんしちりょう【遺伝子治療】 遺伝的な継承により異常をもつ遺伝子を正常な遺伝子に置き換えたり,欠失した遺伝子の機能を補うことで遺伝病を治療すること。

いでんしとつぜんへんい【遺伝子突然変異】🔗🔉

いでんしとつぜんへんい【遺伝子突然変異】 塩基対の置換・重複・欠失,配列の組み換えなど,遺伝子自体の構造上の変化によって起こる突然変異。⇔染色体突然変異

いでんじょうほう【遺伝情報】🔗🔉

いでんじょうほう【遺伝情報】 細胞の形質発現や複製のために必要なすべての情報。DNA 分子における塩基の配列の仕方であらわされ,各種のタンパク質の構造に対応する構造遺伝子をはじめとし,その生成を制御するすべての遺伝子群が含まれる。

いでんせい【遺伝性】🔗🔉

いでんせい【遺伝性】 親から子に遺伝する性質・傾向。

いでんてきアルゴリズム【遺伝的アルゴリズム】🔗🔉

いでんてきアルゴリズム【遺伝的アルゴリズム】 生物の進化過程に着想を得た,確率論的なデータ処理と適応度による選択などの操作で最適解を得ようとする手法。エレベーターの制御などに一部実用化されている。

いてんとうき【移転登記】🔗🔉

いてんとうき【移転登記】 売買・相続などによって権利の移転が生じた時などに行われる登記。

いでんどくせい【遺伝毒性】🔗🔉

いでんどくせい【遺伝毒性】 ある種の放射線や化学物質が,生物の遺伝子に障害を与える性質をもっていること。発癌性物質・催奇形性物質とされるものの中などに見いだされている。

いでんびょう【遺伝病】🔗🔉

いでんびょう【遺伝病】 遺伝によって次代に伝わる疾患。フェニルケトン尿症など。

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