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らん【乱】🔗🔉

らん【乱】 戦争などによって世の中の乱れること。みだれ。「応仁の―」

らん【卵】🔗🔉

らん【卵】 雌の生殖細胞。有性生殖を行う生物において減数分裂によって生ずる雌性配偶子。卵子。卵細胞。

らん【蘭】🔗🔉

らん【蘭】 (1)ラン科植物の総称。熱帯産で色の鮮明なカトレア・胡蝶蘭などの洋蘭と,温帯産で帯緑色系の花をつける春蘭・寒蘭などの東洋蘭がある。観賞植物として珍重。 (2)和蘭(オランダ)。

らん【欄】🔗🔉

らん【欄】 (1)印刷物の紙面の,枠で区切った部分。「解答―」 (2)新聞・雑誌などの編集上の一区分。「読者の―」

ラン【LAN】🔗🔉

ラン【LAN】 〔local area network〕 同一敷地(同一建物)内などの総合的な情報通信ネットワーク。コンピューター-ネットワークを基本とし,多様な情報を一括して送受・処理できる。

ラン【Laon】🔗🔉

ラン【Laon】 フランス北部,パリの北東方 132km にある古都。中世期の城郭・城門のほかゴシック様式の大聖堂がある。ラオン。

ラン【run】🔗🔉

ラン【run】 (1)コンピューターで,一つのプログラムまたは処理を実行すること。 (2)映画・演劇などの興行。「ロング-―」 (3)野球で,得点。「ノー-ヒット-ノー-―」

らんい【蘭医】🔗🔉

らんい【蘭医】 オランダ医学を修めた医者。蘭方医。

らんい【襤衣】🔗🔉

らんい【襤衣】 やぶれた衣服。弊衣(へいい)。ぼろ。

らんいしゃ【藍衣社】🔗🔉

らんいしゃ【藍衣社】 中国,民国時代の政治秘密結社。反共活動を行い,蒋介石の国民党支配を支えた。

ランウエー【runway】🔗🔉

ランウエー【runway】 滑走路。

らんうち【乱打ち】🔗🔉

らんうち【乱打ち】 剣道で,互いに打ち込みの練習をすること。

らんうん【乱雲】🔗🔉

らんうん【乱雲】 (1)乱層雲の旧称。 (2)乱れ飛ぶ雲。

らんえんこう【卵円孔】🔗🔉

らんえんこう【卵円孔】 胎児期の心臓の左右の心房を貫くあな。生後間もなく,肺呼吸開始に伴って閉じる。

らんおう【卵黄】🔗🔉

らんおう【卵黄】 卵の黄身(きみ)。卵の細胞質内に存在する貯蔵物質で,タンパク質・脂質・糖類・ビタミンなどを含み,個体発生途上の胚の栄養となる。

らんおうのう【卵黄嚢】🔗🔉

らんおうのう【卵黄嚢】 卵黄を包んでいる膜状の袋。

らんか【蘭科】🔗🔉

らんか【蘭科】 単子葉植物の一科。最も分化の進んだ大きな一群で,熱帯を中心に約 700 属 1 万 7000〜2 万 5000 種がある。着生または地上生の多年草。6 花被片のうち,5 個がほぼ同形・同色,下側の 1 個は唇弁といい大きく発達,特異な形態と色を示す。

らんが【蘭画】🔗🔉

らんが【蘭画】 〔オランダ人が伝えたところから〕 西洋画。油絵。

ランガージュ【(フ) langage】🔗🔉

ランガージュ【(フ) langage】 言語学者ソシュールの用語。人間の話す・聞くという行為のありのままの総体。「言語活動」と訳される。→ラングパロール

らんかい【卵塊】🔗🔉

らんかい【卵塊】 魚や昆虫などの卵のかたまり。

らんがい【欄外】🔗🔉

らんがい【欄外】 印刷物の紙面を囲んだ枠の外。

らんかいはつ【乱開発】🔗🔉

らんかいはつ【乱開発】 環境などを考慮せず,みだりに開発を行うこと。

らんかく【乱獲・濫獲】🔗🔉

らんかく【乱獲・濫獲】 魚・鳥・獣などをやたらにとること。

らんかく【卵核】🔗🔉

らんかく【卵核】 卵細胞の核。

らんかく【卵殻】🔗🔉

らんかく【卵殻】 動物の卵の最外層の卵膜が硬くなったもの。石灰質やキチン質が沈着して硬くなることもある。卵のから。

らんがく【蘭学】🔗🔉

らんがく【蘭学】 江戸中期以後,オランダ語により西洋の学術・文化を研究する学問の総称。「―者(しや)」

らんがくことはじめ【蘭学事始】🔗🔉

らんがくことはじめ【蘭学事始】 江戸後期に書かれた,蘭学に関しての回想録。2 巻。杉田玄白著,大槻玄沢補訂。1815 年成立。69 年(明治 2)刊。和蘭(オランダ)事始。蘭東(らんとう)事始。

らんかくまく【卵殻膜】🔗🔉

らんかくまく【卵殻膜】 鳥類や爬虫類の卵殻の内側に密着する薄い膜。

ランカシャー【Lancashire】🔗🔉

ランカシャー【Lancashire】 イギリス,イングランド北西部のペニン山脈の西側を占める州,またその地方。豊かな石炭・鉄資源を背景に産業革命期には綿工業が発達し,現在では造船・機械・化学などの工業も盛ん。

ランカスター【Lancaster】🔗🔉

ランカスター【Lancaster】 イギリス,イングランドの都市。繊維工業が盛ん。中世の城・教会などが多く残っている。

ランカスターけ【ランカスター家】🔗🔉

ランカスターけ【ランカスター家】 中世イギリスの王家。プランタジネット家の分家。1399 年から 1461 年の間,国王を出した。

らんかつ【卵割】🔗🔉

らんかつ【卵割】 動物の受精卵の発生初期に起こる一連の細胞分裂。受精卵が卵割によって多数の小さな細胞(割球)から成る胚となる。分割。

らんかつこう【卵割腔】🔗🔉

らんかつこう【卵割腔】 ⇒割腔(かつこう)

らんかん【卵管】🔗🔉

らんかん【卵管】 排卵により卵巣から遊離した卵子を子宮に送る管。輸卵管。喇叭(らつぱ)管。

らんかん【欄干】🔗🔉

らんかん【欄干】 廊下や橋などの側辺に,安全・装飾のため縦横に材木を渡したもの。てすり。

らんかんえん【卵管炎】🔗🔉

らんかんえん【卵管炎】 卵管の炎症。淋菌・連鎖球菌・ブドウ球菌などの感染による。喇叭(らつぱ)管炎。

らんかんにんしん【卵管妊娠】🔗🔉

らんかんにんしん【卵管妊娠】 受精卵が卵管で発育する妊娠。子宮外妊娠の中で最も多い。妊娠早期に激痛とともに腹腔内出血を起こす。喇叭(らつぱ)管妊娠。

らんき【嵐気】🔗🔉

らんき【嵐気】 山中に立つもや。

らんきゅう【濫救】🔗🔉

らんきゅう【濫救】 生活保護制度において,保護の必要がない者まで保護されている状態。→漏救

らんぎょう【乱行】🔗🔉

らんぎょう【乱行】 乱暴な振る舞い。また,品行が乱れていること。

らんぎり【乱切り】🔗🔉

らんぎり【乱切り】 料理の材料を,形をそろえずに切ること。

らんぎり【卵切り】🔗🔉

らんぎり【卵切り】 卵を入れて打った蕎麦(そば)。卵麺。

らんきりゅう【乱気流】🔗🔉

らんきりゅう【乱気流】 飛行中の航空機に影響する,大気の強い乱れ。

ランキン【William John Macquorn Rankine】🔗🔉

ランキン【William John Macquorn Rankine】 (1820-1872) イギリスの工学者・物理学者。弾性理論や波動理論の研究のほか,さまざまな形態のエネルギーに対して統一的に「エネルギー」の名を与え,相互転換を論じた。日本の近代的工学教育の導入にも尽力した。

ランキング【ranking】🔗🔉

ランキング【ranking】 成績・記録による順位。「世界―第 5 位」

ランク【rank】🔗🔉

ランク【rank】 順位づけること。また,その順位。

ラング【(フ) langue】🔗🔉

ラング【(フ) langue】 言語学者ソシュールの用語。ある社会の成員の共有財産である,言語活動の規則・手段の体系的目録としての言語をいう。「言語」と訳される。→ランガージュパロール

ラング【Fritz Lang】🔗🔉

ラング【Fritz Lang】 (1890-1976) ドイツの映画監督。「ドクトル-マブゼ」「ニーベルンゲン」「メトロポリス」「 M 」と名作を連作した後,ナチスを避けてアメリカに渡る。ハリウッドで「暗黒街の弾痕」など約 20 本以上の作品を撮り,戦後はドイツに帰って製作。

らんぐい【乱杭・乱杙】🔗🔉

らんぐい【乱杭・乱杙】 (1)秩序なくばらばらに打ち込んだ杭。昔,合戦の時,川底などに打ち込み,縄を張りめぐらして障害物とした。 (2)護岸のため,川岸近くの水中に打ち込んだ杭。

らんぐいば【乱杭歯】🔗🔉

らんぐいば【乱杭歯】 乱杭のように,歯並びのそろっていない歯。

ラングール【langur】🔗🔉

ラングール【langur】 オナガザル科の哺乳類。普通,ハヌマンラングールをさす。頭胴長 70cm,尾長 1m 程度。全身黒灰色。1 頭の雄と複数の雌で群れを作り,雄による子殺しが観察される。インド周辺に分布。

ラングーン【Rangoon】🔗🔉

ラングーン【Rangoon】 ⇒ヤンゴン

ラングーンじけん【ラングーン事件】🔗🔉

ラングーンじけん【ラングーン事件】 1983 年 10 月,ビルマ(ミャンマー)訪問中の韓国の閣僚ら 17 名がラングーンで爆死した事件。ビルマ政府は北朝鮮工作員によるテロ行為と断定し,北朝鮮との国交を断絶した。

らんくつ【乱掘・濫掘】🔗🔉

らんくつ【乱掘・濫掘】 鉱床などをやたらに掘ること。

ラングミュア【Irving Langmuir】🔗🔉

ラングミュア【Irving Langmuir】 (1881-1957) アメリカの物理化学者。ガス入り電球や高圧整流管を発明。原子価理論や界面の物理化学の研究分野を開拓。

ラングラウフ【(ド) Langlauf】🔗🔉

ラングラウフ【(ド) Langlauf】 楽しみながら山野を滑るスキー。一定の長距離コースを走破するが,タイムを競うことはしない。散歩スキー。

ラングランド【William Langland】🔗🔉

ラングランド【William Langland】 (1330 頃-1400 頃) イギリスの詩人。アレゴリー文学の傑作「農夫ピアーズの夢」の作者とされる。

ランケ【Leopold von Ranke】🔗🔉

ランケ【Leopold von Ranke】 (1795-1886) ドイツの歴史学者。厳密な史料批判による歴史研究方法を提唱,近代史学を確立。

らんけいどうりゅう【蘭渓道隆】🔗🔉

らんけいどうりゅう【蘭渓道隆】 (1213-1278) 鎌倉中期の臨済宗の僧。宋の人。道隆は諱(いみな)。諡(おくりな)は大覚禅師。1246 年来日,北条時頼の帰依をうけて鎌倉の建長寺開山となった。

らんけいのう【卵形嚢】🔗🔉

らんけいのう【卵形嚢】 耳の器官の一。垂直方向の動きを感知する感覚器官。→球形嚢

ランゲージ【language】🔗🔉

ランゲージ【language】 ことば。言語。

ランゲージラボラトリー【language laboratory】🔗🔉

ランゲージラボラトリー【language laboratory】 外国語の学習・習得のために応答・録音装置を設置した教室。語学実験室。ラボ。LL。

ランゲルハンスとう【ランゲルハンス島】🔗🔉

ランゲルハンスとう【ランゲルハンス島】 膵臓(すいぞう)にある内分泌細胞の集まり。インシュリン・グルカゴンなどを分泌。膵臓全体に島状に散在。膵島。

らんご【蘭語】🔗🔉

らんご【蘭語】 オランダ語。

らんこう【乱交】🔗🔉

らんこう【乱交】 男女が入り乱れて性交すること。

らんこう【乱行】🔗🔉

らんこう【乱行】 ⇒らんぎょう(乱行)

らんこうげ【乱高下】🔗🔉

らんこうげ【乱高下】 相場が短期間のうちに急激に上がったり,下がったりすること。

ランゴバルド【Langobard】🔗🔉

ランゴバルド【Langobard】 東ゲルマンの一部族。568 年ロンバルディアに王国を建てイタリアを支配したが,774 年にカール大帝に滅ぼされた。ロンバルド。

らんこん【乱婚】🔗🔉

らんこん【乱婚】 男女が特定の相手を定めずに交わる結婚。ただし,制度として成立していた証拠はない。

らんさいぼう【卵細胞】🔗🔉

らんさいぼう【卵細胞】 卵(らん)を一つの細胞としていう時の呼称。

らんさく【乱作・濫作】🔗🔉

らんさく【乱作・濫作】 むやみに多く作ること。

らんざつ【乱雑】🔗🔉

らんざつ【乱雑】 入り乱れていること。秩序がないこと。

らんざん【嵐山】🔗🔉

らんざん【嵐山】 嵐山(あらしやま)の別名。

ランサンおうこく【ランサン王国】🔗🔉

ランサンおうこく【ランサン王国】 〔ランサン(Lan Xang)は百万の象の意〕 14〜18 世紀にラオスのルアン-ブラバンを中心に栄えた王国。15 世紀に明朝との関係を緊密にしたが,1479 年にベトナムの侵攻を受け,16 世紀にはビルマに臣従。17 世紀に復興したが,18 世紀には王位継承にからんで分裂した。

らんし【乱視】🔗🔉

らんし【乱視】 眼球の角膜や水晶体が歪み,光線が網膜上の 1 点に集まらない状態。また,その目。

らんし【卵子】🔗🔉

らんし【卵子】 卵(らん)。⇔精子

ランジェリー【(フ) lingerie】🔗🔉

ランジェリー【(フ) lingerie】 婦人用の下着や寝室着。

らんししょく【藍紫色】🔗🔉

らんししょく【藍紫色】 藍色(あいいろ)を帯びた紫色。

らんしゃ【乱射】🔗🔉

らんしゃ【乱射】 的を定めずむやみに弾を発射すること。

らんじゃたい【蘭奢待】🔗🔉

らんじゃたい【蘭奢待】 正倉院宝物の名香。聖武天皇の代に中国から伝った。長さ約 1.5m,重さ約 13kg。足利義政・織田信長・徳川家康が勅許を得て切り取ったといわれる。

らんしゅう【蘭州】🔗🔉

らんしゅう【蘭州】 中国甘粛(かんしゆく)省の省都。黄河上流南岸に位置し,古来,新疆(しんきよう)・チベットへの交通の要衝。ランチョウ。

らんじゅく【爛熟】🔗🔉

らんじゅく【爛熟】 (1)果実が熟し過ぎること。 (2)物事が頂点にまで達すること。「文化の―」

ランジュバン【Paul Langevin】🔗🔉

ランジュバン【Paul Langevin】 (1872-1946) フランスの物理学者。物質の磁性について研究。また,教育制度の改革に尽力した。

らんじゅほうしょう【藍綬褒章】🔗🔉

らんじゅほうしょう【藍綬褒章】 褒章の一。公衆の利益に寄与した者,または公共の事務に尽くした者に授与される藍(あい)色の綬の記章。

らんしょう【濫觴】🔗🔉

らんしょう【濫觴】 〔大河もその源は觴(さかずき)を濫(うか)べるほどの小さな流れであるという「孔子家語」の言葉から〕 物事の始まり。起源。

らんしん【乱心】🔗🔉

らんしん【乱心】 心が乱れること。気が狂うこと。

らんしん【乱臣】🔗🔉

らんしん【乱臣】 国を乱す臣。「―賊子」

ランス【Lance】🔗🔉

ランス【Lance】 アメリカ陸軍制式の中距離戦術ミサイル。短距離核戦力の代表的なもの。

ランス【Reims】🔗🔉

ランス【Reims】 フランス北東部,シャンパーニュ地方の都市。シャンパン酒の集散地。

らんすい【乱酔】🔗🔉

らんすい【乱酔】 ひどく酒に酔うこと。泥酔。

らんすう【乱数】🔗🔉

らんすう【乱数】 〔random number〕 出現する値に規則性のない数。出現する数の統計的な特徴により,一様乱数・正規乱数などの種類がある。通常,コンピューターでは,完全な乱数ではなく,必要な範囲内で乱数とみなせる疑似乱数を用いる。

らんすうひょう【乱数表】🔗🔉

らんすうひょう【乱数表】 0 から 9 までの数字がでたらめの順序に並び,しかもどの部分をとっても各数字の表れ方が同じ確率になるように並べた表。統計での無作為抽出や暗号に利用。

ランスだいせいどう【ランス大聖堂】🔗🔉

ランスだいせいどう【ランス大聖堂】 ランスにあるゴシック様式の大聖堂。1211 年再建。西正面の扉口の彫刻はゴシック芸術の粋を表す。歴代フランス国王の戴冠式が行われた。

ランスルー【run-through】🔗🔉

ランスルー【run-through】 テレビ放送で,本番と全く同じに行う通し稽古。

ランスロット【Lancelot】🔗🔉

ランスロット【Lancelot】 「アーサー王物語」中の円卓の騎士の一人。王妃との不倫の恋により聖杯探索の役割をはずされる。

らんせい【乱世】🔗🔉

らんせい【乱世】 秩序の乱れた世の中。戦乱の世。らんせ。⇔治世

らんせい【卵生】🔗🔉

らんせい【卵生】 受精卵が親の体外で発育して新個体となること。⇔胎生

ランセット【(オランダ) lancet】🔗🔉

ランセット【(オランダ) lancet】 メスの一種。解剖などに用いる。平たい諸刃(もろは)で,先がとがっている。刃針(はばり)。笹針。披針(ひしん)。

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