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らん【乱】🔗🔉

らん [1] 【乱】 戦争などによって世の中の乱れること。みだれ。「治にいて―を忘れず」「応仁の―」

らん【卵】🔗🔉

らん [1] 【卵】 雌の生殖細胞。有性生殖を行う生物において減数分裂によって生ずる雌性配偶子。雄性配偶子と合体して新個体となる。卵子。卵細胞。

らん【蘭】🔗🔉

らん [1] 【蘭】 (1)ラン科植物の総称。熱帯産で色の鮮明なカトレア・胡蝶蘭などの洋蘭と,温帯産で帯緑色系の花をつける春蘭・寒蘭などの東洋蘭がある。花冠は独特な形をし美しい種が多数あり,観賞植物として珍重される。[季]秋。 →蘭科 (2)フジバカマの古名。らに。「―の花の,いとおもしろきを/源氏(藤袴)」 (3)家紋の一。蘭の花や葉を図案化したもの。三つ蘭丸・向かい蘭菱・蘭の枝など。 (4)「和蘭(オランダ)」の略。 蘭(1) [図]

らん【欄】🔗🔉

らん [1] 【欄】 (1)手すり。欄干(ランカン)。 (2)印刷物の紙面の,枠で区切った部分。「生年月日を書く―」「解答―」 (3)新聞・雑誌などの編集上の一区分。「読者の―」

らん【襴】🔗🔉

らん [1] 【襴】 縫腋(ホウエキ)の袍(ホウ)や直衣(ノウシ)などの裾に付けた横布。すそつき。

らん【鸞】🔗🔉

らん 【鸞】 「鸞鳥(ランチヨウ)」に同じ。「猿楽優士一たび回りて―の翅を翻し/太平記 39」

ランLAN🔗🔉

ラン [1] LAN 〔local area network〕 同一敷地(同一建物)内など限られた範囲での総合的な情報通信ネットワーク。コンピューター-ネットワークを基本とし,多様な情報を一括して送受したり,処理したりすることが可能。

ランrun🔗🔉

ラン [1] run (1)コンピューターで,一つのプログラムまたは処理を実行すること。 (2)他の外来語の下に付いて複合語として用いる。(ア)映画・演劇などの興行。「ロング-―」(イ)(走ることから)野球で,得点。「ノー-ヒット-ノー-―」

ランLaon🔗🔉

ラン Laon フランス北部,パリの北東132キロメートルにある古都。中世期の城郭・城門のほかゴシック様式の大聖堂がある。ラオン。

らん🔗🔉

らん (助動) ⇒らむ(助動)

ら-ん🔗🔉

ら-ん (連語) ⇒らむ(連語)

らん-あ【乱鴉】🔗🔉

らん-あ [1] 【乱鴉】 乱れ飛ぶカラス。

らん-あく【乱悪・濫悪】🔗🔉

らん-あく [0] 【乱悪・濫悪】 (名・形動ナリ) 乱暴で悪い・こと(さま)。悪行。「家風―にして/新聞雑誌 60」

らん-い【闌位】🔗🔉

らん-い [1] 【闌位】 「闌(タケ)たる位(クライ)((「たける(長)」の句項目))」の音読み。

らん-い【蘭医】🔗🔉

らん-い [1] 【蘭医】 オランダ医学を修めた医者。蘭方医。

らん-い【襤衣】🔗🔉

らん-い [1] 【襤衣】 やぶれた衣服。弊衣(ヘイイ)。ぼろ。

らんい-しゃ【藍衣社】🔗🔉

らんい-しゃ 【藍衣社】 中国,民国時代の政治秘密結社。蒋介石のもと黄埔(コウホ)軍官学校出身者を中心に1931年成立,反共活動を行い,蒋の国民党支配を支えた。

らん-いん【乱淫】🔗🔉

らん-いん [0] 【乱淫】 みだりに情欲にふけること。

らん-いん【蘭印】🔗🔉

らん-いん 【蘭印】 「蘭領印度(ランリヨウインド)」の略。

ランウエーrunway🔗🔉

ランウエー [1] runway 滑走路。

らん-うち【乱打ち】🔗🔉

らん-うち [0] 【乱打ち】 剣道で,向かい合った二人が互いに打ち込みの練習をすること。

らん-うん【乱雲】🔗🔉

らん-うん [0] 【乱雲】 (1)乱層雲の旧称。 (2)乱れ飛ぶ雲。

らんえん-けい【卵円形】🔗🔉

らんえん-けい ランン― [0] 【卵円形】 卵の外形に似た円形。

らんえん-こう【卵円孔】🔗🔉

らんえん-こう ランン― [3] 【卵円孔】 胎児期の心臓の左右の心房を貫くあな。生後間もなく,肺呼吸開始に伴って閉じる。

らんえん-そう【卵円窓】🔗🔉

らんえん-そう ランンサウ [3] 【卵円窓】 ⇒前庭窓(ゼンテイソウ)

らん-おう【卵黄】🔗🔉

らん-おう ―ワウ [0] 【卵黄】 卵の黄身(キミ)。卵の細胞質内に存在する貯蔵物質で,タンパク質・脂質・糖類・ビタミン・無機塩類などを含み,個体発生途上の胚の栄養となる。その量により無黄卵・中黄卵・多黄卵などに,また分布状態により等黄卵・端黄卵などに区別する。

らんおう-のう【卵黄嚢】🔗🔉

らんおう-のう ―ワウナウ [3] 【卵黄嚢】 卵黄を包んでいる膜状の袋。卵黄の分解および吸収を行い,多量の血管を通じて胚体と連絡する。脊椎動物では魚類・羊膜類にみられる。

らん-か【蘭科】🔗🔉

らん-か ―クワ [0] 【蘭科】 単子葉植物の一科。最も分化の進んだ大きな一群で,熱帯を中心に約七〇〇属一万七千〜二万五千種がある。着生または地上生の多年草。六花被片のうち,五個がほぼ同形・同色,下側の一個は唇弁といい,大きく発達して,ときに数個の裂片に分かれるなど,特異な形態と色を示す。果実は果。

らん-か【爛柯】🔗🔉

らん-か [1] 【爛柯】 〔木こりの王質が四人の童子らの打つ碁をナツメを食べながら時を忘れて見ていると,斧の柯(エ)が爛(クサ)り,帰ってみると当時の人は誰もいなかったという「述異記」の故事による〕 囲碁にふけって時のたつのを知らぬこと。また,囲碁の別称。転じて,好きな遊びや物事に心を奪われて時のたつのを忘れること。

らん-が【蘭画】🔗🔉

らん-が ―グワ [0] 【蘭画】 〔オランダ人が伝えたところから〕 西洋画。油絵。

ランガージュ(フランス) langage🔗🔉

ランガージュ [3] (フランス) langage 言語学者ソシュールの用語。人間の話す・聞くという行為のありのままの総体をいう。それは,複雑で多様な側面をもつ混質体であるため,そのままでは言語学の対象とはなしえず,ラングとパロールという相反的な二面に分けて研究すべきことをソシュールは説く。「言語活動」と訳される。 →ラング →パロール

らん-かい【乱階】🔗🔉

らん-かい [0] 【乱階】 (1)騒乱のおこるきざし。禍梯(カテイ)。 (2)順序を越えて位階を進めること。越階(オツカイ)。「―の賞に依て,庸才たちどころに台閣の月を攀(ヨ)づ/太平記 19」

らん-かい【卵塊】🔗🔉

らん-かい ―クワイ [0] 【卵塊】 魚や昆虫などの卵のかたまり。

らん-がい【欄外】🔗🔉

らん-がい ―グワイ [0] 【欄外】 (1)欄干の外。 (2)書籍・雑誌などの紙面で,本文の印刷部分の枠の外。「―に注を加える」

らん-かいはつ【乱開発】🔗🔉

らん-かいはつ [3] 【乱開発】 (名)スル 環境などを考慮せず,みだりに自然開発を行うこと。

らん-かく【乱獲・濫獲】🔗🔉

らん-かく ―クワク [0] 【乱獲・濫獲】 (名)スル 魚・鳥・獣などをやたらにとること。「野鳥を―する」

らん-かく【卵核】🔗🔉

らん-かく [0] 【卵核】 卵細胞の核。

らん-かく【卵殻】🔗🔉

らん-かく [0] 【卵殻】 動物の卵の最外層の卵膜が強固になったもの。石灰質やキチン質が沈着して固くなることもある。ニワトリの卵の殻がこれに相当し,鳥類や爬虫類の卵などに顕著にみられる。

らんかく-ぬり【卵殻塗(り)】🔗🔉

らんかく-ぬり [0] 【卵殻塗(り)】 漆工芸で,卵の殻を割って漆面に貼り,上塗り後,研(ト)ぎ出したもの。粉末にして蒔(マ)き付けたものもある。

らんかく-まく【卵殻膜】🔗🔉

らんかく-まく [4] 【卵殻膜】 鳥類や爬虫類の卵の卵殻の内側に密着する薄い膜。

らん-がく【蘭学】🔗🔉

らん-がく [0] 【蘭学】 江戸中期以後,オランダ語により西洋の学術・文化を研究する学問の総称。幕府の鎖国政策により開国までの間,西洋知識導入の唯一の窓口となり,青木昆陽・杉田玄白・前野良沢・大槻玄沢ら多数の蘭学者が輩出,医学・数学・兵学・天文学・暦学などの諸分野にわたった。

らんがく-しゃ【蘭学者】🔗🔉

らんがく-しゃ [3][4] 【蘭学者】 蘭学を修めた人。

らんがくかいてい【蘭学階梯】🔗🔉

らんがくかいてい 【蘭学階梯】 江戸中期の蘭学入門書。二巻。大槻玄沢著。1783年成立。88年刊。蘭学研究の意義・歴史,オランダ語の文字・発音・文法などの初歩について説いたもの。

らんがくことはじめ【蘭学事始】🔗🔉

らんがくことはじめ 【蘭学事始】 江戸後期に書かれた,蘭学に関しての回想録。二巻。杉田玄白著,大槻玄沢補訂。1815年成立。69年(明治2)刊。蘭学の沿革を述べ,「解体新書」翻訳の苦心談を通して,日本の蘭学の濫觴(ランシヨウ)期からの回想を述べる。和蘭(オランダ)事始。蘭東(ラントウ)事始。

らん-がし・い【乱がしい】🔗🔉

らん-がし・い 【乱がしい】 (形) 〔近世江戸語〕 騒がしい。やかましい。「伊勢原を置いたで見世が―・い/柳多留 7」

ランカシャーLancashire🔗🔉

ランカシャー Lancashire イギリス,イングランド北西部のペニン山脈の西側を占める州,またその地方。豊かな石炭・鉄資源を背景に産業革命期には綿工業が発達し,現在では造船・機械・化学などの工業も盛ん。中心都市はマンチェスターとリバプール。

ランカスターLancaster🔗🔉

ランカスター Lancaster イギリス,イングランド北西部の都市。繊維工業が盛ん。中世の城・教会などが多く残る。

ランカスター-け【―家】🔗🔉

ランカスター-け 【―家】 中世イギリスの王家。プランタジネット家の分家。1399年から1461年まで国王を出した。 →薔薇(バラ)戦争

らん-かつ【卵割】🔗🔉

らん-かつ [0] 【卵割】 動物の受精卵の発生初期に起こる一連の細胞分裂。受精卵は全体の大きさはほぼ一定のまま,卵割によって未分化の多数の小さな細胞(割球)になる。分割。

らんかつ-こう【卵割腔】🔗🔉

らんかつ-こう ―カウ [0][4] 【卵割腔】 ⇒割腔(カツコウ)

らん-かん【卵管】🔗🔉

らん-かん ―クワン [0] 【卵管】 排卵により卵巣から遊離した卵子を子宮に送る管。輸卵管。喇叭(ラツパ)管。

らんかん-えん【卵管炎】🔗🔉

らんかん-えん ―クワン― [3] 【卵管炎】 卵管の炎症。淋菌・連鎖球菌・ブドウ球菌などの感染による。後遺症として不妊症を残すことがある。喇叭(ラツパ)管炎。

らんかん-にんしん【卵管妊娠】🔗🔉

らんかん-にんしん ―クワン― [5] 【卵管妊娠】 受精卵が卵管に着床して発育する妊娠。子宮外妊娠の中で最も頻度が高い。妊娠早期に流産あるいは卵管破裂を起こし,下腹部の激痛とともに腹腔内出血の徴候が現れる。喇叭(ラツパ)管妊娠。

らん-かん【欄干・欄杆・闌干】🔗🔉

らん-かん [0] 【欄干・欄杆・闌干】 廊下や橋などの側辺に,縦横に材木を渡して人の落ちるのを防ぎまた装飾とするもの。てすり。

らん-かん【闌干・欄干】🔗🔉

らん-かん [0] 【闌干・欄干】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)月や星のあざやかに光るさま。「北斗の独り―たるが如し/復活(魯庵)」 (2)涙のとめどなく流れるさま。「涙―たり/太平記 37」

らん-き【乱気】🔗🔉

らん-き 【乱気】 (名)スル 気が狂うこと。乱心。「狐(ケツネ)につままれたか。―したのぢやないかい/滑稽本・浮世風呂(前)」

らん-き【嵐気】🔗🔉

らん-き [1] 【嵐気】 山中にたつもや。山気。

らん-き【巒気】🔗🔉

らん-き [1] 【巒気】 山中で感じられる特有の冷気。

らん-ぎく【乱菊】🔗🔉

らん-ぎく [1] 【乱菊】 花弁が乱れた菊の花の模様。

らん-ぎゃく【乱逆】🔗🔉

らん-ぎゃく [0] 【乱逆】 謀反。反逆。

らん-きゅう【濫救】🔗🔉

らん-きゅう ―キウ [0] 【濫救】 生活保護制度において,保護の必要がない者まで保護されている状態。 →漏救

らん-きょう【鸞鏡】🔗🔉

らん-きょう ―キヤウ [0] 【鸞鏡】 ⇒らんけい(鸞鏡)

らん-ぎょう【乱行・濫行】🔗🔉

らん-ぎょう ―ギヤウ [0] 【乱行・濫行】 乱暴な振る舞い。また,ふしだらなおこない。らんこう。「―に及ぶ」

らん-ぎょく【闌曲・蘭曲・乱曲】🔗🔉

らん-ぎょく [0] 【闌曲・蘭曲・乱曲】 能で,「闌(タケ)たる位(クライ)」という最高の芸境に達してはじめて謡える曲。五音(ゴオン){(2)}の最高位の曲。現行の各流の闌曲はすべて独吟であり,廃曲の一部分(特にクセを中心とする部分)が残ったものが多い。金春流・喜多流では曲舞(クセマイ)とも呼ぶ。

らん-ぎり【乱切り】🔗🔉

らん-ぎり [0][4] 【乱切り】 料理の材料を,形をそろえずに切ること。

らん-ぎり【卵切り】🔗🔉

らん-ぎり [0][4] 【卵切り】 卵を入れて打った蕎麦(ソバ)。卵麺。

らん-きりゅう【乱気流】🔗🔉

らん-きりゅう ―キリウ [3] 【乱気流】 飛行中の航空機に直接影響を及ぼす,大気の強い乱れ。積乱雲内や寒冷前線付近などのほか,ジェット気流の周辺や高峻な山岳の風下などに起こる。 →晴天気流

ランキンWilliam John Macquorn Rankine🔗🔉

ランキン William John Macquorn Rankine (1820-1872) イギリスの工学者・物理学者。弾性理論や波動理論の研究のほか,さまざまな形態のエネルギーに対して統一的に「エネルギー」の名を与え,相互転換を論じた。日本の近代的工学教育の導入にも尽力した。

らん-ぎん【乱吟】🔗🔉

らん-ぎん [0] 【乱吟】 連歌・連句で,付け順法の一。付句のできた者から付けていくこと。一座一巡ののち乱吟にすることが多い。出勝ち。

ランキングranking🔗🔉

ランキング [1][0] ranking 成績・記録による順位。「世界―第一位」

ランクrank🔗🔉

ランク [1] rank (名)スル 順位づけること。また,その順位。「第二位に―される」

ラング(フランス) langue🔗🔉

ラング [1] (フランス) langue 言語学者ソシュールの用語。ある社会に採用され,その成員の共有財産となっている言語活動の規則・手段の体系的目録としての言語をいう。言語活動のうちの社会的・恒常的・抽象的・一般的な側面であり,パロールに対する。「言語」と訳される。 →ランガージュ →パロール

ラングFritz Lang🔗🔉

ラング Fritz Lang (1890-1976) ドイツの映画監督。「ドクトル-マブゼ」「ニーベルンゲン」「メトロポリス」「 M 」と名作を連作した後,ナチスを避けてアメリカに渡る。ハリウッドで「暗黒街の弾痕」など約二〇本以上の作品を撮り,戦後はドイツに帰って製作。

らん【乱】(和英)🔗🔉

らん【乱】 [戦乱]a war;→英和 [反乱]a revolt;→英和 a rebellion.→英和 〜を起こす rise in revolt[rebellion];take up arms.

らん【欄】(和英)🔗🔉

らん【欄】 a column.→英和 ‖広告欄 the advertisement column.スポーツ欄 the sports section[page].

らん【蘭】(和英)🔗🔉

らん【蘭】 《植》an orchid.→英和

らんうん【乱雲】(和英)🔗🔉

らんうん【乱雲】 a nimbus.→英和

らんおう【卵黄】(和英)🔗🔉

らんおう【卵黄】 ⇒黄味.

らんがい【欄外】(和英)🔗🔉

らんがい【欄外】 the margin.→英和 欄外の注 marginal notes.

らんかく【乱[濫]獲】(和英)🔗🔉

らんかく【乱[濫]獲】 indiscriminate fishing[hunting].

らんがく【蘭学】(和英)🔗🔉

らんがく【蘭学】 Dutch learning.蘭学者 a Dutch scholar.

らんかん【卵管】(和英)🔗🔉

らんかん【卵管】 《解》the oviduct;→英和 the Fallopian tube.

らんかん【欄干】(和英)🔗🔉

らんかん【欄干】 a rail(ing);→英和 a balustrade (階段の).→英和

らんぎょう【乱行】(和英)🔗🔉

らんぎょう【乱行】 misconduct;→英和 debauchery.

らんきりゅう【乱気流】(和英)🔗🔉

らんきりゅう【乱気流】 air turbulence.

ランキング(和英)🔗🔉

ランキング ranking (順位).→英和

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