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こてん【古典】🔗⭐🔉
こてん【古典】
(1)古い時代に作られ,現在もなお高い評価を受けている芸術作品。
(2)過去のある時期まで尊重され,その後,新しい方法・様式に取って代わられた学問・技芸など。「―力学」
こてんおんがく【古典音楽】🔗⭐🔉
こてんおんがく【古典音楽】
(1)古い伝統をもち,規範が確立された音楽。元来は西洋のクラシック音楽の訳語。現代音楽・民俗音楽・通俗音楽などと対比して,他民族の音楽にも用いる。
(2)⇒古典派音楽
こてんがくは【古典学派】🔗⭐🔉
こてんがくは【古典学派】
資本主義の確立期にイギリスで成立した経済学の学派。経済的自由放任主義を基調とし,政府の干渉を極力排除して,民間の主導による競争条件のもとにあってこそ経済の機能はうまく働くと主張。今日の経済学の基礎を形成したアダム=スミス・リカード・マルサス・ミルなどを中心とする。古典経済学派。正統学派。
こてんかなづかい【古典仮名遣い】🔗⭐🔉
こてんかなづかい【古典仮名遣い】
歴史的仮名遣い。
こてんくみきょく【古典組曲】🔗⭐🔉
こてんくみきょく【古典組曲】
17〜18 世紀に栄えた組曲。舞曲を一定の順序で配列したもので,バッハの頃には,すでに舞曲としての性格を失っている。
こてんげき【古典劇】🔗⭐🔉
こてんげき【古典劇】
(1)古代ギリシャ・ローマ時代の悲劇・喜劇。
(2)(1)の影響を受けて発達した,17〜18 世紀ヨーロッパの古典主義演劇。フランスのラシーヌ・コルネイユ・モリエールらを代表とする。
(3)イプセンの近代劇以前の演劇の総称。
(4)西洋演劇・近代劇に対して,日本の伝統的・古典的な演劇。新劇・新派・新国劇などに対して,能・狂言・人形浄瑠璃・歌舞伎などをいう。
こてんけんちく【古典建築】🔗⭐🔉
こてんけんちく【古典建築】
一般には古代ギリシャ・古代ローマ様式の建築をいう。また,様式を問わず,均衡のとれた模範的な建築をさすこともある。
こてんご【古典語】🔗⭐🔉
こてんご【古典語】
その国の現在の文化に大きな影響をもつ古い文化をになう語。ヨーロッパにおけるギリシャ語・ラテン語など。
こてんこだい【古典古代】🔗⭐🔉
こてんこだい【古典古代】
〔classical antiquity〕
古代ギリシャ・ローマ時代の総称。近代ヨーロッパ文化の規範となり,イスラム文化にも影響を及ぼした古典文明を生んだ時代として,世界史上他の古代社会と区別される。
こてんしゅぎ【古典主義】🔗⭐🔉
こてんしゅぎ【古典主義】
(1)ヨーロッパにおける,古代ギリシャ・ローマの芸術を規範とする芸術上の立場。17〜18 世紀の文学上の立場。フランスのコルネイユ・ラシーヌ・ボワロー,ドイツのレッシング,イギリスのポープ・ジョンソンらに代表される。クラシシズム。
(2)18 世紀後半から 19 世紀半ばにかけて興った美術様式。ダビッド・アングルらがその代表。ルネサンス期の古典主義と区別し,新古典主義ともいう。
こてんてき【古典的】🔗⭐🔉
こてんてき【古典的】
(形動)
(1)古典の趣・風格を備えているさま。
(2)古典の作風や様式を重んじるさま。
こてんてきじょうけんづけ【古典的条件付け】🔗⭐🔉
こてんてきじょうけんづけ【古典的条件付け】
中性的な刺激が,生理的反射を引き起こす刺激(無条件刺激)とともに繰り返し呈示されることによって,単独でもその生理的反射を引き起こすようになる現象。パブロフ型条件付け。レスポンデント条件付け。⇔道具的条件付け
こてんはおんがく【古典派音楽】🔗⭐🔉
こてんはおんがく【古典派音楽】
18 世紀後半から 19 世紀の初めにかけてヨーロッパで栄えた音楽。交響曲・弦楽四重奏曲,ピアノ-ソナタ,ソナタ形式などが完成された。ハイドン・モーツァルト・ベートーベンらに代表される。古典音楽。
こてんはけいざいがく【古典派経済学】🔗⭐🔉
こてんはけいざいがく【古典派経済学】
⇒古典学派
こてんバレエ【古典バレエ】🔗⭐🔉
こてんバレエ【古典バレエ】
モダン-バレエ登場前のバレエ作品。特に,19 世紀にロシアで完成されたもの(「白鳥の湖」「くるみ割り人形」等)をいう。
こてんぶつりがく【古典物理学】🔗⭐🔉
こてんぶつりがく【古典物理学】
量子力学の出現する以前の物理学の総称。力学・熱力学・光学・電磁気学(特殊相対性理論によるそれらの修正を含む)などからなり,ニュートン力学やマクスウェルの電磁気学を基礎として巨視的物理現象を対象とする理論体系。因果律の成り立つ決定論であるところに特徴がある。⇔量子物理学
こてんぶんがく【古典文学】🔗⭐🔉
こてんぶんがく【古典文学】
古い時代に作られ,現在も高い評価を受けている文学作品。西洋では,文学の原点,創作上の模範とされる,古代ギリシャ・ローマの作品を特にさし,日本では近代文学に対して,江戸時代までの文学をさしていうことが多い。
こてんりきがく【古典力学】🔗⭐🔉
こてんりきがく【古典力学】
相対論的力学・量子力学が現れる以前の,ニュートンの運動の法則を根本原理とする力学。ニュートン力学・解析力学の総称。また,現代では微視的現象を対象とする量子力学に対して,相対論的力学をも含めていう。
こてんりょうしろん【古典量子論】🔗⭐🔉
こてんりょうしろん【古典量子論】
⇒前期量子論
こてんろんりがく【古典論理学】🔗⭐🔉
こてんろんりがく【古典論理学】
⇒伝統的論理学
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