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こうぞう【構造】🔗🔉

こうぞう【構造】 全体を形づくっている各部分・各要素の組み合わせ。また,その相互関係。「耐震―」「精神―」

こうぞういせい【構造異性】🔗🔉

こうぞういせい【構造異性】 二つ以上の化合物が,分子式は同じであるが,異なる構造式をもつこと。分子内での原子の配列順序が異なることによって生じる。ブタンとイソブタン,エタノールとジメチルエーテルなどに見られる。

こうぞういでんし【構造遺伝子】🔗🔉

こうぞういでんし【構造遺伝子】 タンパク質のアミノ酸配列を支配し,またリボソーム RNA や転移 RNA などの一次構造を決定する情報をもった遺伝子。→調節遺伝子

こうぞううんどう【構造運動】🔗🔉

こうぞううんどう【構造運動】 褶曲(しゆうきよく)・断層などの地質構造をつくり出す地殻運動の総称。

こうぞうおしょく【構造汚職】🔗🔉

こうぞうおしょく【構造汚職】 政治構造に根ざして生じる汚職。一党の長期支配,中央官庁の許認可権の独占,財界の多額の政治献金などが原因とされ,法的には汚職事件とされないものも含めていう。

こうぞうかいかく【構造改革】🔗🔉

こうぞうかいかく【構造改革】 対外不均衡の是正,あるいは国民生活水準の向上を目的に,国の経済・産業構造を調整・転換すること。

こうぞうかいかくろん【構造改革論】🔗🔉

こうぞうかいかくろん【構造改革論】 現代社会主義革命の戦略論の一。広範な大衆闘争や議会闘争を通じて資本主義の政治・経済構造を部分的に改革していくことで社会主義の主体的・客観的条件を創出しようとする路線。1956 年イタリア共産党のトリアッティがうちだした革命路線で,1960 年代以降の日本やヨーロッパの社会主義運動に影響を与えた。

こうぞうかがく【構造化学】🔗🔉

こうぞうかがく【構造化学】 分子または結晶や液体などの構造を研究する化学の一分野。物質を構成する原子・分子・イオンの配列や立体的な配置,また,それら構成粒子間の結合を研究対象とする。

こうぞうかプログラミング【構造化プログラミング】🔗🔉

こうぞうかプログラミング【構造化プログラミング】 プログラミングの手法の一。プログラム全体を,いくつかの独立した小部分に分割し,それらを一定の構造で組み合わせるなど,プログラムの論理的構造を単純・明確にして,ソフトウエアの生産性を向上させる。ストラクチャード-プログラム。

こうぞうげんごがく【構造言語学】🔗🔉

こうぞうげんごがく【構造言語学】 言語は整然とした構造をなしているという見通しのもとに,その構造を客観的に明らかにすることと,そのための方法の開拓に主眼をおく言語学。

こうぞうしき【構造式】🔗🔉

こうぞうしき【構造式】 分子を構成している各原子の結合状態を,価標を用いて図式的に表した化学式。簡単な化合物の異性体を区別するには便利だが,複雑な立体構造は区別できない。

こうぞうじしん【構造地震】🔗🔉

こうぞうじしん【構造地震】 断層の発生など地殻の構造的な運動によって生じる地震。

こうぞうしゅぎ【構造主義】🔗🔉

こうぞうしゅぎ【構造主義】 実存主義流行の後にあらわれた現代の思潮。ソシュールの言語理論の影響のもとで諸現象を記号の体系としてとらえ,規則・関係などの構造分析を重視する。言語学や人類学のほか,心理学・精神医学・数学などの諸分野に広く,多様に展開される。

こうぞうせっけい【構造設計】🔗🔉

こうぞうせっけい【構造設計】 建築物の構造に関わる部分の設計。安全性・機能性・経済性を考慮して,主として力学的な面から構造の形式・材料を選定し,部材寸法を算定すること。

こうぞうせん【構造線】🔗🔉

こうぞうせん【構造線】 地殻変動による大規模な断層帯。普通,1 本の大断層ではなく,時代的にも規模的にも種々の数多くの断層の集合体からなる。それを境にして両側の地質構造が著しく異なる。中央構造線や糸魚川(いといがわ)静岡構造線などはその例。地質構造線。

こうぞうたい【構造体】🔗🔉

こうぞうたい【構造体】 自重や外力などの荷重に抵抗できるように,各種部材を組み合わせた物体。

こうぞうちしつがく【構造地質学】🔗🔉

こうぞうちしつがく【構造地質学】 地殻内部の構造やその地理的分布を調べ,その生成の力学的過程を研究する地質学の一分野。

こうぞうちょうせい【構造調整】🔗🔉

こうぞうちょうせい【構造調整】 〔structural adjustment〕 (1)1986 年(昭和 61)の前川レポートで,日本経済の対米黒字体質是正のために必要な措置としてあげられた産業構造調整,内外価格差是正,規制緩和などの一連の政策のこと。 (2)対外債務返済危機に陥った国に対して世銀・IMF が融資の条件とする一連の自由化・市場経済化政策のこと。

こうぞうちょうせいプログラム【構造調整プログラム】🔗🔉

こうぞうちょうせいプログラム【構造調整プログラム】 〔structural adjustment programs〕 IMF が,累積債務をもつ国に行う一連の政策勧告。SAP 。→コンディショナリティー

こうぞうてきしつぎょう【構造的失業】🔗🔉

こうぞうてきしつぎょう【構造的失業】 経済社会の民族・性別・年齢などの構造によって常に存在する失業で,景気が好転しても解消しない慢性的な失業。

こうぞうてきぼうりょく【構造的暴力】🔗🔉

こうぞうてきぼうりょく【構造的暴力】 極度の貧困や飢餓・政治的抑圧・人種差別など,社会構造そのものによって基本的な人間性実現の機会を奪うもの。先進国に支配された第三世界の状況を分析する中で,ノルウェーの平和研究者ガルトゥングが提唱。

こうぞうはいれつ【構造配列】🔗🔉

こうぞうはいれつ【構造配列】 ⇒エキソン

こうぞうふきょう【構造不況】🔗🔉

こうぞうふきょう【構造不況】 不況の原因が景気循環による一時的なものでなく,産業構造や需要構造などが経済環境の変化に立ち遅れることから生ずる不況。

こうぞうふきょうぎょうしゅ【構造不況業種】🔗🔉

こうぞうふきょうぎょうしゅ【構造不況業種】 景気循環によるのではなく,その産業固有の事情で慢性的な不況状況にある業種。

こうぞうへいや【構造平野】🔗🔉

こうぞうへいや【構造平野】 ほぼ水平な地層から成り,浸食によってつくられた緩やかに起伏する地形の広がる平野。安定陸塊に発達する。東ヨーロッパ平原・アメリカ中央平原など。⇔堆積平野

こうぞうりきがく【構造力学】🔗🔉

こうぞうりきがく【構造力学】 応用力学の一部門。建築物・橋・船舶など構造物の変形および応力状態を研究し,その安全度を算定する学問。

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