複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (18)

こうぞう‐いせい【構造異性】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐いせい構造異性‥ザウ‥ 分子式は同じであるが構造式が異なることによる異性。ブタン(CHCHCHCH)とイソブタン((CHCH)の類。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐いでんし【構造遺伝子】‥ザウヰ‥🔗🔉

こうぞう‐いでんし構造遺伝子‥ザウヰ‥ 酵素や筋肉などの蛋白質のアミノ酸配列やRNAの塩基配列を決めている遺伝子。調節遺伝子と対比される。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐うんどう【構造運動】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐うんどう構造運動‥ザウ‥ 地層や岩石に褶曲しゅうきょく・断層など変形・破壊をひきおこす地殻の運動の総称。主要なものは造山運動に伴って起きる。造構造運動。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐かいかく‐ろん【構造改革論】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐かいかく‐ろん構造改革論‥ザウ‥ 社会主義に移行するための政治理論の一つ。労働者階級が国家権力を掌握する以前の段階でも独占資本の構造を部分的に改革することを通じて段階的に社会主義を実現できるとした。トリアッティらが提唱。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞうか‐プログラミング【構造化プログラミング】‥ザウクワ‥🔗🔉

こうぞうか‐プログラミング構造化プログラミング‥ザウクワ‥ (structured programming)コンピューターのプログラム作成の方法論の一つ。プログラムの構造を階層化・抽象化し、段階的に詳細化することで、大規模で複雑なプログラムを正確に作成する。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐けいさん【構造計算】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐けいさん構造計算‥ザウ‥ 構造物に加わる自重、積載荷重、積雪・風圧・地震などの外力に対する安全性を数値計算すること。「―書」 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐げんごがく【構造言語学】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐げんごがく構造言語学‥ザウ‥ (structural linguistics)言語を作る要素の関係性に注目して、言語の体系や構造を解明することを目的とする言語理論。ソシュールを先駆者とし、その流れをひくフランス‐スイス学派・プラーグ学派・コペンハーゲン学派などがある。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐しき【構造式】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐しき構造式‥ザウ‥ 元素記号を短い線(価標)で結びつけて、分子内の各原子の結合のしかたを表す化学式。水をH‐O‐Hとする類。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐じしん【構造地震】‥ザウヂ‥🔗🔉

こうぞう‐じしん構造地震‥ザウヂ‥ 地質学上の断層と密接な関係のある地震。多くの地震はこれに属すると考えられる。断層地震。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐しゅぎ【構造主義】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐しゅぎ構造主義‥ザウ‥ (structuralism)一般に、研究対象の構造の研究を主とする研究方法。また、その立場。 ①言語(ラング)に内在する構造(structure)をつかみ出し、各要素の機能的連関を明らかにする言語学の立場。ソシュールに始まる。 ②社会・文化現象の意味秩序も言語構造と類比的なものと見て、これを分析方法に導入する学問的立場の総称。ヤコブソンやムカジョフスキー(J. Mukařovský1891〜1975)の構造主義的美学・詩学があるが、特にレヴィ=ストロースが人類学にこの方法を導入、未開社会の複雑多様な親族組織の分析に成功して以来、フランスを中心にラカン・アルチュセール・M.フーコーらによって、反人間中心主義的な人文科学の方法として活用された。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐じんるいがく【構造人類学】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐じんるいがく構造人類学‥ザウ‥ (anthropologie structurale フランス)構造主義的な立場をとる人類学。レヴィ=ストロースが創始。ある親族・婚姻体系や神話などを、他の体系や神話を論理的に変換したものととらえ、その変換の関係を明らかにしようとする。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐せん【構造線】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐せん構造線‥ザウ‥ 〔地〕規模の大きな断層または断層群。中央構造線の類。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐ちしつがく【構造地質学】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐ちしつがく構造地質学‥ザウ‥ 地層や岩体の構造とその発達史を調べ、どのような運動や作用で生じたかを明らかにする地質学の一分野。褶曲しゅうきょくや断層で代表される変形や破壊現象に加えて、岩石や鉱物の物性論も扱う。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞうてき‐しつぎょう【構造的失業】‥ザウ‥ゲフ🔗🔉

こうぞうてき‐しつぎょう構造的失業‥ザウ‥ゲフ 経済構造の変化に伴って衰退する産業や地域で発生する慢性的失業。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞうてき‐ふきょう【構造的不況】‥ザウ‥キヤウ🔗🔉

こうぞうてき‐ふきょう構造的不況‥ザウ‥キヤウ 景気循環に伴う全般的不況ではなく、特定の産業が、産業構造・需要構造など経済の変化への対応が遅れたために陥る不況。構造不況。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐ど【構造土】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐ど構造土‥ザウ‥ 岩屑や草叢くさむらが円形・多角形・縞状・階段状などの幾何学模様を呈する地表面。周氷河地形の一種。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こうぞう‐ようざい【構造用材】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐ようざい構造用材‥ザウ‥ 木造建築の土台・柱・梁などに使用する木材。 ⇒こう‐ぞう【構造】

大辞林の検索結果 (24)

こう-ぞう【構造】🔗🔉

こう-ぞう ―ザウ [0] 【構造】 (1)全体を形づくっている種々の材料による各部分の組み合わせ。作りや仕組み。「機械の―」「耐震―」 (2)さまざまな要素が相互に関連し合って作り上げている総体。また,各要素の相互関係。「社会―」「精神―」「物質の―」「文の―」「汚職の―」

こうぞう-いせい【構造異性】🔗🔉

こうぞう-いせい ―ザウ― [5] 【構造異性】 二つ以上の化合物が互いに分子式は同じであるが,異なる構造式をもつこと。分子内での原子の配列順序が異なることによって生じる。ブタンとイソブタン,エタノールとジメチルエーテルなどに見られる。

こうぞう-いでんし【構造遺伝子】🔗🔉

こうぞう-いでんし ―ザウデン― [6] 【構造遺伝子】 タンパク質のアミノ酸配列を支配し,またリボソーム RNA や転移 RNA などの一次構造を決定する情報をもった遺伝子。 →調節遺伝子

こうぞう-うんどう【構造運動】🔗🔉

こうぞう-うんどう ―ザウ― [5] 【構造運動】 褶曲(シユウキヨク)・断層などの地質構造をつくり出す地殻運動の総称。

こうぞう-おしょく【構造汚職】🔗🔉

こうぞう-おしょく ―ザウヲ― [5] 【構造汚職】 政治構造に根ざして生じる汚職。一党の長期支配,中央官庁の許認可権の独占,財界の多額の政治献金などが原因とされ,法的には汚職事件とされないものも含めていう。

こうぞう-かいかくろん【構造改革論】🔗🔉

こうぞう-かいかくろん ―ザウ― [8] 【構造改革論】 現代社会主義革命の戦略論の一。広範な大衆闘争や議会闘争を通じて資本主義の政治・経済構造を部分的に改革していくことで社会主義の主体的・客観的条件を創出しようとする路線。1956年イタリア共産党のトリアッティがうちだした革命路線で,1960年代以降の日本やヨーロッパの社会主義運動に影響を与えた。

こうぞう-かがく【構造化学】🔗🔉

こうぞう-かがく ―ザウクワ― [5] 【構造化学】 分子または結晶や液体などの構造を研究する化学の一分野。物質を構成する原子・分子・イオンの配列や立体的な配置,また,それら構成粒子間の結合を研究対象とする。

こうぞう-か-プログラミング【構造化―】🔗🔉

こうぞう-か-プログラミング ―ザウクワ― [9] 【構造化―】 プログラムの論理的構造を単純・明確にして,ソフトウエアの生産性を向上させるプログラム手法。

こうぞう-げんごがく【構造言語学】🔗🔉

こうぞう-げんごがく ―ザウ― [7] 【構造言語学】 言語は整然とした構造をなしているという見通しのもとに,その構造を客観的に明らかにすることと,そのための方法の開拓に主眼をおく言語学。

こうぞう-しき【構造式】🔗🔉

こうぞう-しき ―ザウ― [3] 【構造式】 分子を構成している各原子の結合状態を,価標を用いて図式的に表した化学式。簡単な化合物の異性体を区別するには便利だが,複雑な立体構造は区別できない。

こうぞう-じしん【構造地震】🔗🔉

こうぞう-じしん ―ザウヂ― [5] 【構造地震】 断層の発生など地殻の構造的な運動によって生じる地震。

こうぞう-しゅぎ【構造主義】🔗🔉

こうぞう-しゅぎ ―ザウ― [5] 【構造主義】 実存主義流行の後にあらわれた現代の思潮。ソシュールの言語理論の影響のもとで諸現象を記号の体系としてとらえ,規則・関係などの構造分析を重視する。言語学や人類学のほか,心理学・精神医学・数学などの諸分野に広く,多様に展開される。

こうぞう-せっけい【構造設計】🔗🔉

こうぞう-せっけい ―ザウ― [5] 【構造設計】 建築物の構造にかかわる部分の設計。安全性・機能性・経済性を考慮して,主として力学的な面から構造の形式・材料を選定し,部材寸法を算定すること。

こうぞう-せん【構造線】🔗🔉

こうぞう-せん ―ザウ― [0] 【構造線】 地殻変動による大規模な断層帯。普通,一本の大断層ではなく,時代的にも規模的にも種々の数多くの断層の集合体から成る。それを境にして両側の地質構造が著しく異なる。中央構造線や糸魚川(イトイガワ)-静岡構造線などはその例。地質構造線。

こうぞう-たい【構造体】🔗🔉

こうぞう-たい ―ザウ― [0] 【構造体】 自重や外力などの荷重に抵抗できるように,各種部材を組み合わせた物体。

こうぞう-ちしつがく【構造地質学】🔗🔉

こうぞう-ちしつがく ―ザウ― [7] 【構造地質学】 地殻内部の構造やその地理的分布を調べ,その生成の力学的過程を研究する地質学の一分野。

こうぞう-ちょうせいプログラム【構造調整―】🔗🔉

こうぞう-ちょうせいプログラム ―ザウテウセイ― [11] 【構造調整―】 〔structural adjustment programs〕 IMF が,累積債務をもつ国に行う一連の政策勧告。SAP 。

こうぞう-てき-しつぎょう【構造的失業】🔗🔉

こうぞう-てき-しつぎょう ―ザウ―ゲフ [0] 【構造的失業】 経済社会の民族・性別・年齢などの構造によって常に存在する失業で,景気が好転しても解消しない慢性的な失業。

こうぞう-てき-ぼうりょく【構造的暴力】🔗🔉

こうぞう-てき-ぼうりょく ―ザウ― [7] 【構造的暴力】 極度の貧困や飢餓・政治的抑圧・人種差別など,社会構造そのものによって基本的な人間性実現の機会を奪うもの。先進国に支配された第三世界の状況を分析する中で,ノルウェーの平和研究者ガルトゥングが提唱。

こうぞう-はいれつ【構造配列】🔗🔉

こうぞう-はいれつ ―ザウ― [5] 【構造配列】 ⇒エキソン

こうぞう-ふきょう【構造不況】🔗🔉

こうぞう-ふきょう ―ザウ―キヤウ [5] 【構造不況】 不況の原因が景気循環による一時的なものでなく,産業構造や需要構造などが経済環境の変化に立ち後れることから生ずる不況。

こうぞう-へいや【構造平野】🔗🔉

こうぞう-へいや ―ザウ― [5] 【構造平野】 ほぼ水平な地層から成り,浸食によってつくられた緩やかに起伏する地形の広がる平野。安定陸塊に発達する。東ヨーロッパ平原・アメリカ中央平原など。 ⇔堆積平野

こうぞう-りきがく【構造力学】🔗🔉

こうぞう-りきがく ―ザウ― [6][5] 【構造力学】 応用力学の一部門。建築物・橋・船舶など構造物の変形および応力状態を研究し,その安全度を算定する学問。

こうぞう【構造】(和英)🔗🔉

こうぞう【構造】 structure;→英和 construction;→英和 organization.→英和 ‖構造言語学 structural linguistics.構造式 a structural formula.構造主義 structuralism.構造不況 structural recession.

広辞苑+大辞林構造で始まるの検索結果。