うたい【謡】 能の詞章，およびそれに曲節をつけたもの。また，それを謡うこと。→謡曲

うたいぞめ【謡初め】 (１)新年になって初めて謡曲を謡うこと。 (２)新年になって初めて殿中で謡曲を謡う儀式。

うたいぼん【謡本】 謡曲の詞章を記し，そのわきに譜を付けた本。

うた・う【謡う】 （動五） 謡（うたい）を声に出して言う。

ようきょく【謡曲】 (１)能の詞章。 (２)能の詞章だけを謡う芸事。謡（うたい）。

【謡】 〔画　数〕16画　− 常用漢字 〔区 点〕4556〔ＪＩＳ〕4D58〔シフトJIS〕9777 〔異体字〕謠 〔音 訓〕ヨウ・うたい・うたう 〔名乗り〕うた 〔熟語一覧〕 →謡（うたい） →謡初め（うたいぞめ） →謡本（うたいぼん） →謡う（うたう） →歌謡（かよう） →歌謡曲（かようきょく） →歌謡形式（かようけいしき） →古謡（こよう） →地謡（じうたい） →抒情民謡集（じょじょうみんようしゅう） →素謡（すうたい） →俗謡（ぞくよう） →童謡（どうよう） →民謡（みんよう） →民謡音階（みんようおんかい） →謡曲（ようきょく） →里謡・俚謡（りよう）