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いだ・く【抱く・懐く・擁く】🔗🔉

いだ・く【抱く・懐く・擁く】 〔他カ五(四)〕(「むだく」「うだく」の変化。「むだく」は奈良時代から平安初期、「うだく」は平安初期から鎌倉時代ごろまで用いられたのに対し、「いだく」は平安初期から現代まで用いられる。現代語では、平安中期から用例のみられる「だく」が普通であるが、3の意味にだけは「いだく」が用いられている) 1 両腕にかかえて持つ。だく。*土左「こをいだきつつおりのりす」 2 中に包む。擁する。「海をいだく」*書紀‐欽明五年三月(寛文版訓)「任那を擁(イダキ)守(まも)ること」 3 心の中に、ある考えや感情を持つ。「悩み(恨み)をいだく」*大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点「荒れたることを懐(イダ別訓ウダ)けば」

日国 ページ 1170 での抱く単語。